空気を読まない

2020年01月12日 (日) 21 : 13
「空気なんか読むな」とか「嫌われる勇気」とか、いっときそんな感じの本とかが確かベストセラーになったような気がしますけど。
私はこの「空気読めない」を(笑)地でいってしまうところが、”幼少の頃より”あったタイプで(笑)
実際は読めなかったのではなく、「読まなかった」んですけどね。

ブログの過去の記事にしていたこともありましたけど

だから、「空気が読めちゃう」上下きょうだいから見ると、ちょっと、やばいというか、どきっとするような、本質(ときに正論と交じる)をついてしまうため、家族を黙らせてしまうというか、凍らせてしまう(笑)こともまぁ、よくあったんですよ。

非暴力で(激昂するとか喧嘩するとか)人を黙らせることができる”小技”とも言えました。

なので家族の中では、唯一、父を黙らせてしまうタイプの人間だったところがあり、あれなんですよね、「頑固じじいをなんとかしたい」という家族の要望のために、「あたしが父に話をする」みたいな要請を受けて、しぶしぶ、そんなことしたくないんだけど、父と”落ち着いて、話をする”のような役割があったところもありました。
(だから、「会話」ではなくw 父と会話した記憶はないのですが(笑)こういうことで話をしなかったわけではなく「自分と父」という個体同士では話なんてはずまなかった気がします)

どったんばったんの嵐のあとの、掃除役みたいなものですよ(笑)。
やれやれ…、というやつです。
メインステージで散らかされたエネルギーの後片付け役というのでしょうかね。
自分はそこに参加していないのに(笑)、なぜかそういうことはしなきゃいけない感じは、なんとなくありましたかね。

そういう部分が、「ずっと自分を出せなかった」と思っていたのですが、
いや、「出せていた」んですよ。
人の散らかした感情エネルギーの整理を自分は静かにできる、という、「自分の出し方、活かし方」をしていたんだな、と、本日(笑)わかりました。これは、「特技」かもしれませんね。
たぶん、アトランティスあたりで(笑)身につけていたんじゃないでしょうか。

だから、父は、もんのすごく家族に”厳しい”人だったんですが、姉弟がすごい勢いで怒られるような父の逆鱗に触れるようなことと、”同じようなこと”を私がしても、「なぜか私は怒られない」というようなところが、なんだかずっとあったんです。

私は、「あんまり感情的に反応しない」ことを知っていたんではないかと思います。
乗ってこない相手に、説教しても(笑)つまらないですよね。
なんかそんな感じでした。

そういう意味では、私は父に幼少期からほとんど他の兄弟のように怒られていないので、怒られ仲間の同胞意識も(笑)ひっじょうに薄かったんですよ。いわば当事者意識が薄いんですよね。

犬猿の仲の上下なのですが、大きいところから見ると、どっちもどっちなのです(笑)。
あれだけ押さえつけられて、子供~青春時期に至るまでを過ごせば、そりゃ「より強く」なって当たり前かと…当時はわかりませんでしたが、あとから、スピ世界の学びを深めていくことで、わかるようになりました。

押さえつけられた人は、「自分自身の個性という立ち位置」をしっかり持たないと、生きられませんよね。
カンタンに表現すると「気が強い人」「押しが強い人」という人々は、そういう強くならなきゃ生きられなかった子供時代経験とか多いんじゃないのかな、という気がします。



そんな空気を読まなかった私なんですが(笑)それでも、そこにある空気には影響を受けています。

親から独立してみて、わかることが、たくさんありますよね。

あ、わりと”悪い面”ばかりご披露してしまっていますが、たとえば母などは、離れてみてわかる凄いなって思う面もたくさんあったんですよ。

ミニマムな父に合わせて、ということもあったのかもしれませんけれど、無類の綺麗好きであるところはやはり見習わなくてはいけないなと思う部分で、家の中がスッキリ綺麗状態を維持し続けていたのは、具体的掃除選択片付けをやっていたのは父ではないので(男はこういうところ動きませんので)すべて母でしたし、父無きあともそこは変わっていないので、「いやいややっていた」わけではなくて、性分としてそれがちゃんとできる、そういう才能を持つ人だったのだと思います。

考えてみると、彼女も外に出て働いている時期もあったのに、それでも、それを理由に家の中が散乱状態になることなど、まったくありませんでしたし。
洗い物が流しに積み上がるとか、捨てなきゃいけないゴミが積み上がるとか、そういう光景は皆無でした。
よくあれができていたよな~、って感じがしますよね。

まぁ、そういう母の「影響」もあるので、私も、仕事&家事はすべて私の担当なのですが(イマドキのフィフティフィフティカップルの役割分担なんて(笑)ついぞないですよ。昭和のオトコは家事なんてしないし、するように教育されていませんので)、そこに不満があった時期もあったんですけれど、今はあんまりその部分への不満が出てこない体質になれたのだろうと思います。

私がそこに不満だったのは、いわゆる「世間の常識」という、「フィフティフィフティの空気」の影響ですよ(笑)。
共働きのご家庭が増えて、「夫婦の労力分担は、きっかり、平等でなくてはいけない」っぽい、空気って、あるんじゃないですか?
子育てなんかも、きっとそうですよね。
そういう「フィフティフィフティの空気」に影響されて、いい意味で、家庭参加する男性も増えてきた。
もともと、オトコだって、家事向きな人は家事向きなんです。
そこが、「認められる空気」が世の中に出てきたから、より、家事を普通にできる男性が増えてきたのです。

だから、「うちの主人はなにもしてくれない…」って(笑)不満を言い出す奥さんも増えてるんだと思いますよ。
そういうオトコが家事する家庭もあるんだ、って情報(空気)を取り入れると、より、「うちのは…」ってなるんですよw

でも、そうじゃないのなら、その空気は自分と切り離したほうが、あなたが生きやすくなりますよ。
世の中はそうかもしれないけど、うちはそうじゃない、って、歴然とわかっているなら、相手にないものを求めるよりも、相手にある美点に感謝したほうが、ずっといいです。
「世の中と結婚してる」わけじゃないでしょ?(笑)
「自分を生きる」というのは、そういうことでもありますよ。

だから、私も、キッチン周辺においては(笑)とくに誰かに習ったわけではありませんが、母の影響で、ごちゃごちゃしていない状態というのは、できていますよ。
洗い物が溜まる、それ片付けるのが億劫、というのも、そこはあんまり実はもともと感じてません。
(むしろ、それを「やってもらう」となると(笑)ほら、それを普段やらない系の人って、恐るべき下手くそさ加減じゃないですかwだから結局、自分でやり直す二度手間になりそうなんで、やってもらわなくていいやとも思っていますね)

とはいえ、おっさんずラブを見て、「うわこういうご飯つくるの好きな家庭的なオトコw めっちゃいいわ~」とは思ったので(笑)どっかの部分で、ご飯作って欲しい…美味しいご飯を食卓に用意してくれる、そこをいつも担当してくれる嫁が欲しい…という、そういう人の気持ちはよくわかりますよw
「自分がなる」というより、嫁が(婿でも「それができるなら」婿でいい)欲しい…ってやつですかね(笑)。
(おっさんずラブも、結局、ベースは「男性性、女性性の、役割分担」的なところからしっかり離れている男同士の愛、ってわけでもなく、やっぱりどっちかがオンナなんですよね)

この部分に関しては、昨年も「努力命題」にあげていたはずなんだけどw あんまり変化していないですね~
ビタクラフトも使ってないしな~
作り置きしようとして、作り置き体質じゃないことがわかり(笑。でもむしろ、それでいいんですが)結局、不用品ですしね。
誰か欲しい方いらっしゃいますかね? 無水鍋。



スピで言うところの

「あなたにしかできないこと」

っていうのは、大きく捉えると、「あなたの囚われを活かすこと」ということでもある気がします。

自分が「生きやすく感じる、いい影響、いい囚われ」というのは、きっとどんな方にもあるはずです。

こう考えると、「囚われも、生きるツール」と言えますので(笑)、囚われこそ、「その賞味期限が切れるまで使い倒す」っていうのも、けっこういいかもしれません。

「賞味期限が切れるタイミング」それなら、高次が教えてくれますので。(←ここ重要)

空気を読まないことで、出てくるメリット・デメリット、両方ありますw
(私はこの部分で、学校時代もそうだし、社会に出てから苦労もしてますのでw)

「自分を貫く」って言っちゃえば格好いいかもしれませんがw
空気を読むことで、ちゃんと今まで生きることができてきている方が、イキナリ、空気を読まない人にはなれませんから。

世に溢れる、「良さそうな生き方」

これは、自分に使えそうなところを少しずつうまく取り入れていく、ゆるいシフトが良いのだと感じます。



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カテゴリ :  高次ガイダンス
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