マイクが死んじゃうよ

2019年07月08日 (月) 22 : 52
『Breaking Bad』という、10年前に米国で放映されていて、米国ドラマとしてはギネス入りとなったらしき大ヒットドラマのことを、時々お話しているのですが。

現在、そのあとの『Better Call Soul』というスピンオフドラマも引き続き見続けていて、あと一話で終了するところ。

今のところビデオになっているものとしては終了、ということで、シーズン4まで見ることができるのですが、なんと米国ではその続きのシーズン5は今現在撮影中で、来年放映予定だそうなので、シーズン5が日本で見れるのはおそらく再来年…(笑)

気の長い話…
っていうか、Breaking badからだとドラマ終了時からでも足掛け15年? くらいになってしまうので、登場人物の最年長のマイクが死んじゃうよ~~~あんまり愚図愚図してちゃ、急がないと、やばいのでは? と(笑)そのあたりを心配しておりまして。

スピンオフドラマでは、内容的に「Breaking bad以前の話」をやっているため、ようするに、年齢的にけっこう無理があるので^^(だって前より老けてるのに、前よりも若いはずの時期の話をやっているわけなんですよ…)

ドラマに出てくる、マイクという役のジョナサン・バンクスさんという俳優さんは実年齢としては御年72才なんですよ^^。
役柄としては60代前半なのに。
(でもアメリカって、想像するに『生涯現役』意識が強いんだと思うんだけど、ほんとに生涯現役っぽいですよね、みなさん…ミックジャガー見ててもそう思う。なんかこう、「隠居」「老後」というのはアメリカでももちろんあるのでしょうけれど、俳優さんやミュージシャンにはその言葉はない(笑)っていうか^^…昔ミックが日本に来た時にちょうど日本で言う「還暦」だったんですけど(笑)その還暦の意味を伝えられた時も、「そういう感覚は到底ありえない。まだ自分はこれからも家族を養わなきゃだし」っぽいこと言ってましたが^^(まぁ実際にミックは養わなきゃいけない家族がものすごく多いんだけど))

そもそも、「そんなにゆっくりやってたら、マイクが死んじゃうんじゃないか」って、当初から私は言ってたんですが、今見ているそのスピンオフでもですね…途中から、そのマイク配役の日本語吹き替えの声優さんの声が変わっていることに気づいたんです。
(昨今わかったことなのですが、私は、昔よりも「振動」というものにどうやら敏感になっているみたいで。似てるんだけど違う、って最初の第一声ですぐにわかりました。昔から、「音」にはすごく敏感だったうちの人でも最初は気が付かなかったレベルなのに、珍しく私が先に気がつくという。なんで声優さん変わっちゃったんだろうね? と彼が調べたところによると、マイク配役の声優さんもおトシだったようで、昨年お亡くなりになってしまったのだそうで。。。もともとBreaking Badのときから吹き替え担当されていた声優さんというのも実際のマイクの年齢に近い方だったようなんですよ。。。そうそう「声」に敏感というのは、そういえば、代々木公園ドッグランで草なぎ剛さんがいることが即わかったのも「声」がそうだったからでした。遠目の顔だけじゃわかんなかったと思います)



『Better Call Soul』というスピンオフドラマでは、そのBreaking Badの以前の話、「なるほどこういう下地というか背景があってああだったのか」がわかるような、「Breaking Badにつながってくる過去の流れ」がわかるような内容になっているのですけれど。

なのでBreaking Badで死んじゃった人々が、なんか生きてる~~~マイクがガスが生きてる~~~みたいな感じで、当然のごとくの、そのずっと先にやってくる運命のほうと照らし合わせながら、観ることを進めていきます。

スピで言うなら、「過去世」ですとか(笑)過去世まで行かなくても、自らの過去の時代レベルの話でも同じですけれど。
自分の過去は誰でも本人自身は知っていますが、他人の過去にたどってきた軌跡というのはわかりませんよね。
”出会った時点以降のその人”しかわかりません。
ドラマも、そうだったわけです。
(アメリカのドラマって”作り込まれてる”っていうか、なんか凄いよねと感じます)

で。
その『Better Call Soul』のシーズン4もあと一話で見終わってしまうので。
「ちょっと久しぶりに、Breaking Badの、あの、ガスが死んだ回のを見てみない?」ということで。
以前に見た、Breaking Badのクライマックスとも言えた回の一話だけを、昨日、ひさ~しぶりに見てみたのです。

それで気が付きました。

「流れと、結末(起こること)を知っていると、ぜんっぜん、ドキドキハラハラしない」

人間が、過去世やら霊界やら何やら、すべての記憶を封じ込められて、「何もわからないようになって」この世に生まれてくるのは、やっぱりこういうことなんかな~と思います。

「知ってたら、なんか、面白くない」わけなんですよ(笑)。

というか、「すっごい、壮絶なシーン」だと思っていたものが…

「ぜんぜんそう見えない」ことに^^、少し寂しさも感じます。

「知らない」からこそ、そこに没頭して(感情にどっぷり浸かって)楽しめる(笑)世界もあり。

ただ、「知っているからこそ、見えてくる、気づいてくる細部」というのもあるのも事実。

二度目に見た時は、「あ、ガスはこの時気がついててこう言ってたんだね」とか、前回見た時は、ぜんぜん聞こえていなかったものが聞こえたりしていました。



それで、高次ガイドさんに聞いてみました。

「そっちでは、先を知っていて、面白いんですかね?」と(笑)。

まぁ、返答としては、面白いとか面白くないとかの(笑)ソレじゃないから、っていうことでしたけれど。

でも、「得る結果(現実)がわかっていて、実際にそれが起こる経験を、あなたも今回したと思うけれど。つまらなくなかったでしょ? そういうことです」と言われました。

確かにですね…

直近で、「嘘だろ」みたいな(笑)にわかにはちょっと信じられないな…のような現実経験を、はい、私は直近でしていまして。

「わかっていたこと」というわけではないのですけれど。

「今回はもう無理なのかもしれないな…私はもうダメなんだろうか…」って、やや、諦め気味ではあったのですが。

でも、「そこにはとどまらない」と決めて、意をあらたにしてみたところ。
奇跡が(笑)起こった感じです。
「本当にこんなことがあっていいんだ?」と、現実化したことに我ながら戸惑いました(笑)。

人間は「まさかね」って思いながらも、それでも自分をなんとか「今」客観視して、そこから意図していたこと(その時点ではまず叶わないだろうと絶望視もできてしまうような望み)が、実際に現実になると、喜ぶとか悲しむとかというよりも、めっちゃ心はむしろサイレントになります(笑)。

「思考(マインド)」じゃないんだ…としみじみ、それがわかります。

「私には、そうある、私はそうだ、と思いたいこと」とも言えますが、それが現実になったので。
少しびっくりもしましたが、「ああ、それでいいんだ…私にはそれが現実でもいいんだ」という、あらためて少し自信にはなりました。



先がわからなくてハラハラ・ドキドキの楽しさも、人生の醍醐味です。

そこから「どうなっていくか」をハラハラ・ドキドキしながら進むのもアリでしょう(笑)。
これはやめられない人にはやめられないんじゃないかな。
そのくらい、感情の世界にどっぷり、というのは、楽しい娯楽ですよね。

「マイクが死んじゃうよ~~~早くしようよ~~~再来年まで待てない~~~(がっくり)」って、アメリカのドラマ制作ののんびり度合いにいらっとしているのも(笑)楽しい娯楽です。

だけどやっぱり、「現実創造しているのは自分」という、そこから、「でもやってくる未来は不確定」という目隠しのあるこの世において、「わかっている未来を先取り」して自在に現実に降ろしてくる、そっちの生き方も、やっぱり面白いですよ。

現実化するまでは、ハラハラ・ドキドキはしないけれど(しないんですよ。むしろそこから離れちゃうというか。ハラハラ・ドキドキして感情ドラマにどっぷり浸っているあいだは現実化はしないんです^^)ドラマ性そのものはあるから(笑)「事実は小説より奇なり」を実体験できますよ。

まぁ、そこがテレビドラマと実際の現実世界との違いなんです。

”違い”と書きましたが、”ドラマ制作者側”には、先の展開がわかっています。物語の大筋、クライマックス、最期を決めて作っています。
Breaking Badの場合はちょっと特殊で”登場人物の個性”により当初予定から大きく展開が変わった、かなり特殊なパターンのようですが(シーズン2で死ぬ予定で登場するのはそこまでの脇役だった人物ジェシーが結局最期まで準主役の役割として残った)それでもバッドエンドは(笑)最初から決まっていて。

この現実の”制作者”それが、”高次元の自分”です。

Breaking Badがブレイクしたことにより、おそらく、スピンオフ構想はその最期のシーズンあたりからすでに出てきていたのだろうと思います。
これも、とっても”濃い存在感”を持った脇役たちという個性たちが「創造のきっかけ」を制作者側にもたらしています。
もちろん、「人気があったドラマのスピンオフ」という人気のちからも大きいのですが(テレビ業界とは視聴率命でしょうから)。
だけどこれが、脇役が脇役でなく次の主役、というか、「誰もが誰もの人生の主役」そういう感じを彷彿とさせていますよね。


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カテゴリ :  高次ガイダンス
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