石の意味~カーネリアン~

2019年01月24日 (木) 19 : 41

赤色のカルセドニーをカーネリアンと言います。
和名は紅玉髄、赤のカルセドニーのことなので、そのままですね。

縞模様のあるカルセドニーは”アゲート(瑪瑙)”と呼ばれ、レッド~オレンジカラーの縞模様が入るものはサードオニキスとなり、カーネリアンとはまた別の石になります。

販売名レッドアゲートの名称で流通する縞模様の入らないアゲートもあり、それがカーネリアンとされている場合もありますが、多くは熱処理で赤色に変化させているものであったり、アゲートやカルセドニーは染色がしやすい多孔質のため、染色である場合がほとんどです。

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一般的には「レッド~オレンジ~イエロー」な色味のものや、白地ベースに赤が入るものまでをカーネリアンと総称しているようなところもあります。

実際には天然色レッドであることじたいは稀だったりする石でもあり、天然色レッドのタイプは希少カーネリアンです。
熱処理系のカーネリアンがカーネリアンとして使えない石かというと、エネルギー的にカーネリアンはどうしても天然色そのままでないと、という感じではありませんが、天然色にこだわる人にとっては気分を左右される点はあると思いますので、そういう方にとっては引き出される”効果”の違いがあると言えますが。

(こちらのお写真は実は「南紅瑪瑙(ナンホーンめのう)」と呼ばれる中国産の天然色瑪瑙で、柿色のものが高品質品扱いなんだそうですが、その柿色を呈しているタイプと、白地に赤の斑点模様なタイプです。”カーネリアン”とはベツモノとも言えるのですが、カーネリアンに入れちゃっていいエネルギーの石と言えるので、登場してます…某国の人って、考えてみると、この石が珍重されているあたりに象徴される気がするのですが、いい意味で^^捉えれば自己肯定感の低さは日本人よりは感じられないところがあるような…そんな気もしますね)

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カーネリアンと言えば、やはり「元気」のない人を元気にする石、内側からの活力、活気を呼び起こす、気付薬のようなところを持つ石で、第一チャクラ、第二チャクラの主たる石のひとつと言えると思います。

「力がみなぎってくる」と言われるのですが、これは、嫌な相手からの圧力的な(笑)それではなく、本当に「呼び起こされる」自分の中から生まれてくるタイプの活力ですので、元気のなさを自認している人、みずからを元気にすることができず、元気養分を他人から奪いがちになっているような人にはお薦めな石です。

要するに、「あの人といると元気になる」「あの人といると下がる」とか、自分がいっしょにいて元気になる人ならない人を神経質に取捨選択しなくても、自分みずからの内側からのエネルギー供給ができていれば、元気の源を誰かに頼る必要がないのです。

自分本来を発揮する、外側に左右されない自分をつくる石とも言えます。

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カーネリアンを身につけると積極性が生まれるとよく言われますが、積極性というのは積極性を持とうとしてなかなか出てくるものでもなく、自分の内側からエネルギーを外に出したくなるくらいにエネルギーが溢れている状態が、その人を創る…という過程の一貫として、積極行動ができるようになる、ということもあります。

とくに日常、積極性を阻害される感のある、そういった、いっしょにいる人や環境をいつもいつも選べないような場合には(地域のお付き合いだとか^^カイシャのネガティブ同僚とか)「とりあえず、人を頼らず(左右されず)自分が元気になっておく対策」というのは、他ならぬ、自分を大事にする行為であり、必要なのではないかな、ということで、カーネリアンなどはそういう点でもお薦めな石かなと思います。

(自己卑下感が強い、自己評価が低い、他人の評価に振り回されがちな人にも、カーネリアンに限らず、「123」系の石は必携ですよ)

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個人的には私は、石の世界に出会う以前は…
こういったタイプの赤やオレンジの「色」の持つエネルギーを受け付けないところがありました。
典型的な、下位チャクラエネルギー閉塞オンナだったと思います。
今でも、ともすると、そうなりがちなところはあるので、「赤、オレンジ」系の石に関しては、どちらかというと、自分の好みがどうこうや惹かれる惹かれない抜きにして、意識して取り入れているところはあります。

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第一チャクラ第二チャクラに閉塞感がある人間は、どちらかというと、「ものごとを否定的、悲観的」に捉えます。
頭は良かったりするので(笑。わりと上位チャクラのほうはこういう人は下に比べるとはたらいてたりします)より、自他の駄目な側面に目が行くようになり、そっちへの気づきに偏るところがあります(それが実際、けっこう的確でもあるので、勘違いした方向性の自己肥大が生まれがちです。「批判好き」の人はこれですね)。

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カーネリアンに出会わなかったら、「こういう石があること」の世界に出会わなかったら、今でもそういったアンバランスさの中で生きていたかもしれないな…と感じますね。
生命力と自己肯定感という、人が生きるにもっとも必要、というか「最低限それがないと成り立たない」エネルギーを司る、それが、下位チャクラのはたらきなので、大事です。

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スピリチュアル系の人は(笑)おそらく、圧倒的にこの「1,2」ついで「3」あたりの連携が弱いために、せっかくの「頭の良さ」や「ハートの声、感性」を、ご自身の現実に活かしていない人が多いような気がします。
本当であれば利点となるはずの、そういった素養そのものが、ストレス要因となっているようにも感じておられて、そういう自分が嫌い…とか言い出しちゃったり、常に思っていたりするところがありますので、あたかもそれが、その人自身の個性というか、それがその人の能力のようになってしまっている人も多いのですが、スピでいうところの「あなたはこんなものじゃない、潜在的な可能性、未知の可能性を、まだまだ発揮していない」の世界は(笑)、実はシックスセンスを開いたり、悟りを得たり、観えない世界、守護天使が観えるようにならなくても(笑)、むしろ「123」あたりの強化で、上位チャクラとのバランス、連携がとれることで、持っている能力がスムーズに発揮されていきます。

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その生まれながらの繊細さや、開かれたハートの声を、ご自身の利点として現実に活かしていくためにも、下位チャクラの活性化を助けてくれるタイプの石を、手にしてみましょう。
まずは気軽にカーネリアン。そんなところのある石ですね。


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カテゴリ :  石の意味
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