石の意味~トルマリン~

2019年01月15日 (火) 00 : 00
トルマリンは「電気を発生させる、誘電体という性質」を持っていることで、和名を電気石と言います。
(誘電体=電場の中に置くと電気分極を生じ表面に電荷が現れる物質)
トルマリンじたいに、電気分解する能力があるということで「天然唯一の発電機」と言えるんだそうです。

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こういった特性を持っているトルマリンの作用として、
「マイナス電子の吸着作用、電極による放電作用、水の電気分解、水の界面活性、水質調整(弱アルカリ化)、ミネラルの溶質作用」というものがあるそうです。
主にブラックトルマリン(一番多く産出するため)がそういった特性を生かされ、身の回りなどの生活用品として産業利用されているのはご存知の方も多いと思います。

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パワストがどうこう、って話よりも(笑)ある種”科学的”に様々に有用性が認められている石なんです。
なにしろ、発生する電圧は大変微弱で「マイナス空気イオンだけを放出する石」であったり、水道水に含まれる塩素の毒性を消したりの石です。(確か、通産省でしたか、どこの省庁がこういうの認可するんだったか忘れましたが、そういう”お堅い”ところからもトルマリンが人体や環境に及ぼす影響、効果的なものは認められていたと思います)

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天然石市場においては、トルマリンの場合は、こういった人体への効果的なところからのニーズというよりは、透明度の高い高品質トルマリンの美しさは他に類のないタイプの石であるため、人気になっているところがあります。
高品質なジェムクォリティがやはり綺麗ですので、当たり前に(笑)そういったタイプのトルマリンが好まれますが、トルマリンも品質の良いものや、大きいサイズのものは希少でかなり高額な石です。

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透明度がやや落ちるタイプ、発色レベルがやや落ちるタイプのほうがビーズの流通量としては圧倒的に多い石なのですが、これは以前にお伝えしていたことがあるのですが、”石の品質差(要するにそこと釣り合ってくる値段の差もそうです)がそのままエネルギー差なのかといえば、必ずしも釣り合ってるというわけでもなく…とお伝えしていた話がありますが、その好事例なところのある石とも言えるような気もします。
(透明度が高くて発色品質最上級のジェムクラスとかでなくても、その価格差ほどの差がランク落ちるものと比べて、値段の差レベルでエネルギー的にものすごく差があるかというとそうでもないということ…ただ、そういったジェムクォリティは今や本当に希少トルマリンですので、その希少品を手にする満足感を満たす、という点ではやはりジェムクラスにはかなわないところがありますから、そういう特別感のある石でないと満足できない性質の方は、無理してでも最高品質を持っていただくのがいいと思います)

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「石の意味~ピンクトルマリン~」ということで、以前、ピンクトルマリンに特化してお伝えしていたことがあるのですが、トルマリンはピンクやブラックだけではなく、多色展開の石です。

主にイエロー、グリーン、ピンク、ブルー、ブラウン、等々がありますが、パープルやグレー、レッド・ピンク、無色など、さまざまに色展開している石で、そのカラータイプにより、若干伝えられる”効果”のようなものは違っておりますが、持っている「特性」的なものは共通しておりまして。

上述のような、自然界の天然石の中でも唯一と言える特性を持っている石ですので、共通して言えるのが「リラックス効果が非常に高い石」ということが言えるように思います。

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毒を吸着し放電して消滅させる、その特性がそのまま、我々が発生させがちな(笑)マイナスエネルギーの電気分解作用としてはたらくのかもしれませんが、トルマリンを身に着けていると、ネガティブ感情などを”貯め込む”度合いが減るように感じます。
(発生したそばから”消していく”のかもしれませんね(笑)…だから「SPEED」には絶対に必要な石(笑)なのかもしれません)

ただ悪い要素を消していくだけではなく、「人体にとってよい状態(弱アルカリ性)」にしていくわけなので、人間の身体は7割水でできていますから、トルマリンの影響の出方はもちろん個人差はありますが(どのレベルのネガティビティ蓄積度合いなのか、とか、保持する要素が人間ひとりひとり違うわけだから、その作用効果にも個人差あって当然)トルマリンという石は、このストレスの多い現代人にとっては、「地球が、未来の人間にいずれ必要になることを最初からわかっていて作っておいてくれた救世主石」のようなところがあると思います。

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ピンク、グリーンは、ハートチャクラにはたらきかける石で、ハートの癒やし、ハートのエネルギー活性化にはたらきます。
レッドピンクのトルマリンはルーベライトと呼ばれます。
感情がフリーズしてしまっているような状態で、ハートの活力がどこからもでてこないような状態の人でさえもを活気づけられるのはこの石くらいかも、と思うこともありますね。

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グリーントルマリン(ベルデライト)は、とくに肉体レベルでのハートの癒やしに強力にはたらく石です(この肉体レベルというのは肉体をとりまくフィールドレベルのこと)。
非常に実利的にヒーリングを実感できるタイプのグリーンストーンです。心臓弱いタイプの人、感情的ストレスの自家発生量がはんぱないようなタイプの方には必携的にお薦めなトルマリンですね。

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イエローゴールドのトルマリンは、色エネルギーのままとも言えますが、第三チャクラにはたらきかける石。自信喪失状態、不安、恐れなどを取り去り、「自分自身に集中すること」を助ける石です。

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ブラウントルマリンはドラバイトと呼ばれる、ルートチャクラの石。
持ち主さんに根気強さなどの持久力、生命力をサポートします。
個人的には、ブラックトルマリン(ショール)よりも、ドラバイトのほうが、そういった体力に直に繋がる”力”的な意味でのエネルギーの強さを感じます。ブラウンカラーで見た目は黒いし(笑)地味な石なんですけれど、日常に忙殺されていて、やる気の出ない人や、本当にいつも疲れまくっているような”エネルギー枯渇”している人にとって、非常に効果的なトルマリンですよ。

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ブルートルマリンはインディゴライトと呼ばれています。ブルーカラーはトルマリンの中では希少カラーで、あまり産出は多くありません。(なのでミックストルマリンビーズなどでも、ブルーが入っていることは稀だったりしますし、まず入っていないと思います)
石のエネルギーは色タイプのままで(笑)サードアイ活性化の石です。
サードアイが活性化されるって何? みたいな人であっても、かなりの確率でサードアイが開かれる経験ができる石、だそうですよ(笑)。フェナカイトみたいな話ですが^^(私もそこに惹かれて(笑)このたび希少ブルーのみのビーズを入手してみました)。

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まぁでも、トルマリンの色石って、実はそれぞれがそういう感じでハイレベルなのです。
この世界にはあらゆる色石というものがございますでしょ。
で、だいたい、その石が呈している色のチャクラ対応していたり、エネルギーも呈している色の持つパワー的なものを持っていたりすることが多いわけなんですが、たとえばブラウン系のグラウンディングと生命エネルギー活性化のストーンなどは、この世界において種類も多いのですが、おそらくドラバイトの活性力というのが、そういった地球上にあまたあるブラウン石の中でダントツのような気がします…というレベルのハイレベル度合いのことです。

昔からお伝えしている話ですが、「身体に効く」と言われているタイプの石は、メタフィジカル的ヒーリング力も強いのです。
心と身体は繋がっていますから。



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カテゴリ :  石の意味
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