されど、作詞家

2006年02月03日 (金) 03 : 40
作詞家時代の話を少し。。。って、今でも作詞家のつもりなんだけど、実は全然そういう営業もしていないので、音盤が今後出る予定は未定。
プロデビュー予定なんだけど「どうしても歌詞が書けない、作詞は諦めた、誰かに頼もう!」と、歌詞担当の人材をお探しのアーティストの方は、私でよければご協力しますんで、連絡お待ちしています。

ところで、神崎詞音、っていうペンネームでgoogle検索しても、KAZAMIくんの“Dreamer”しか出てこないじゃん(怪しい)・・・というご意見をいただいたので、釈明ではないんだけど、実は私は途中からペンネームを変更しているのです。
それ以前は、“AIKO”って名前で何年くらいだろう・・・8年くらい?やっているのでした。

どっかで聞いた名前だぞ、と思うでしょう。
そうなんですよ、あの、今や“あの”って感じの地位を築いたaikoくんが出てきてしまったからなんですわ。とほほ、って感じでしょ。

当時、この方が小ブレイクし始めた頃、なんだかうちのサイトの掲示板に、不思議な書き込みが増え始めたんだよね。
「昨日のラジオの下ネタが云々」とか、「歌がどうとか」なんやかや。
メールも、「ファンです」みたいのが増えてきて、作詞家のファンなんて基本的に在り得ないし、それに何か言ってること違う・・・と思って、なんでだろう?と。
「あの、何か誤解されていませんかね?」ってレスつけてたんだけど、色々調べてみて、原因が、そのaikoくんと分かって、ああなるほどね・・・と。

なんか面倒くさいなー、と思って、当時所属してた事務所の作家マネージメントの女の子に相談したんだけど、彼女は、「まぁ、こっちが先なわけですからねぇ。でも、確かに最近営業に行くと、AIKOさんのこと、“これは、あの・・・(aiko)?”とは言われますね。困りましたね。」
。。。と、ふたりで押し黙って、空を見つめちゃいましたよ。

まぁ、AIKOなんて平凡なペンネームにも飽きてた頃だったし、名前変えると今までの実績が、とかそういうつまらないことに拘れば面倒といえば面倒だけど、なんとなく、作詞家っぽい名前にしよーかなー・・・ってことで、あんまり深く考えずに“神崎詞音”って名前にしたのでした。
彼女は、「本当にいいんですか?」と、「いいよー、別に名前なんて。」という私よりもなぜか悔しそうにしていたのが印象的でしたが、考えてみれば、私の変わりに私を売ることをしてくれていた訳です。
おそらく、私よりも「うちの作家で、AIKOというのですが・・・」と、その名前を口に出して営業してくれていた頻度は、当の私より多かったはず。
本当に、人に支えられてその上であぐらかいて座ってただけだったんだなー、と、当時を振り返ると冷や汗が出そう。

彼女はとてもいい方で、私がコンペ落ちした時なども、実際に音盤になったほうの歌詞を聴いてみて、「いや、AIKOさんのほうが数段良かったと思います。ほんとに、なんだかなー、ですよね。すみません。」と、彼女が悪いわけではないのに、いつも私に謝るのです。

この名前にしてから、けっこう楽しい出会いはたくさんあったのだけど、残念ながらいわゆるメジャー盤として世に出たものは、今のところKAZAMIくんだけ。
あ、あと、なんかね、エロゲーのオープニングテーマってのも書かされたな。
タイトルは「メイド・イン・ドリーム」じゃなかったかな?(覚えてない)
この仕事は確か“買取”で、印税じゃなかったので、しぶしぶ、って感じでやったのを覚えてるけど、確かその“買取”の報酬ももらってないんですわ。
何度か催促したんだけど、3万だか5万だか忘れたけど、そのくらいで何度も「あのー、いただいてないんですけど。。」というのが面倒になって、そのまま。
これを書くまで忘れてました。
制作会社の名前も忘れちゃったけど、ここ見てたら今からでも遅くないから、ギャラお待ちしています(笑)。
サンプル盤も完パケのコピーももらってないし、でもゲームもらってもやらないから、意味ないか。

そういえば、もうひとつ思い出した。このゲームに入れる曲は、買取だけど、後にCDとして別にシングルで出しますからそれはもちろん印税契約で、って約束で書いたのに、たまたまこの曲がCDシングルで出てるの見つけた時に分かったんだけど、歌詞が違う人のに差し替えてあるのねん。もう、たまげましたよ。ひとこと、言って欲しいよね。一応約束だったんだから。

あ、でも、音楽業界ってヒドイところなんだー、、、と、誤解のないように。
後にも先にも、こういう「狐につままれたような感覚」の経験は、これだけですから。

あー、でも他にもあるなー。
過去にボツってた曲が、なぜかシングルになってたり、とかね。
深夜のテレビで、私の名前のクレジットを見た、って友だちに聞いて知ったんですよ、これ。
大慌てで事務所に聞いたら、「あれ?言ってませんでしたっけ?」だと。
勝手に音盤にされちゃってても、わからないかもしれないですなー。

ついでに言うと、この“神崎詞音”という名前は、何かのゲームキャラの名前になっているようなんだけど、たぶん、この「メイドなんちゃら」ゲームを見た人が、この名前のクレジットを見て、印象に残ったかなんかで、キャラに名前つけちゃったんでしょーなー。秋葉原で、「メイド喫茶」とかが流行ってるっていうのをテレビで見て、なんかプチ鬱になっちゃいましたよ(笑)。

タイトルとか名前って、著作権ないしね。しょうがないですね。
こういう風に、自分の名前が一人歩きするのって、なんだか妙な気分ですね。

ちなみに、私はこれ以外にもアニメやら、ゲームの挿入歌みたいのやたら書いてるんだけど、あの、そのアニメやゲームじたいの内容はほとんど知らないで書いてるんですよね。
ひどい時は、電話で、「こんな感じの話だから、まぁいわゆる前向き系で。」くらいのもんですよ。なのに、なぜか「まるで見て来たかのように」ハマることもある、ってのが不思議ですよ、自分でも。

細かい打ち合わせとか、スタジオ通ったり、とか、そういうのってほとんどなかったなー。そういうの、憧れだったんだけど(笑)。
現実なんて、そんなもんなんですよ。

露崎さん(今はlylicoに改名してますな)の時くらいじゃないかなー。
KAZAMIくんの時も、本人の歌入れの時、歌詞の直しで行って本人にお会いした記憶があるけど、確かあの時彼女は中学2年生じゃなかったっけ?とにかく、びっくり天才少女でしたよ。KAZAMIくんは当時のこういう10代前半の子達のデビューラッシュの中では、少なくとも実力は桁違いでしたね・・・。いったいこの子のどこにこんな歌唱力が?の、当時は普通のスレンダーな原宿辺りを歩いていそうな子供でしたが。

“Dreamer”の歌詞は、ソコソコ難しい世界観の歌詞だったと思うので、というか、ある種の“精神世界”を彷彿する歌詞だったなー、と、書いた当時はまったく思ってませんでしたが、今聴くと、うわーどうしてこんな歌詞が出てきたんだろう?げろげろ、な歌詞だったのに、彼女はあの若さで「完璧に表現し切っているどころか、広がりを持たせている」というのが、信じられない。4回転ジャンプを簡単に飛んじゃう真央ちゃんみたいなものでしたよ。

アルペンのCMソングだったし、彼女の実力ならもっとブレイクしていてもおかしくなかったんだけどなー・・・と、今振り返ってみると、ちょい残念ですね。
こういう人がなぜかちゃんと売れないんだよなー、日本って。

そうそう、歌詞がいったいどこからくるものなのか?って話。
こういうのはね、あんまり言いたくないんだけど、「まさに、降りてくる」感じですね。なぜ?と思いますよ。こんなこと普段考えてないんだけどなー、ってニュアンスの世界がね、どっから来るんだろう?って、昔から思ってましたね。

今はどこから来るか、だいたい分かりますけどね。
まー、あんまり言うと“電波”になっちゃう(って、既に“アセンション”“パワーストーン”を語っている時点で、もう次元違ってますが)ので、今日はこの辺で。

ちなみに、その手の話、パワーストーンとかアセンションなどの話は、私が“考えたり何かを調べて”書いている部分って、鉱物としての組成部分とか、一般的な意味、とか、そういう部分だけで、あとは自動書記状態ですよ。考えて書いてないですね。石に聞いて書いてる。
アセンション系の話も、半分くらいそうかな。
「書かされている」って感覚。わかるでしょうか・・・。

だから自分の話になると、私の素は、こんな程度なのだ。
こんなんじゃ、アセンションできません(泣)。

「されど、作詞家」は、パート2もやろうかな。
作詞家になって思ったこととか。また、つれづれを。


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