
これはどういう方に向けかな~? っていうと。
そうですね、話の事例としては、「社会に出て一度も仕事したことない専業主婦さん」ですとか。
「社会に出てちょっと働いたことはあるけれど今はニートさん」ですとか。
なんとなく、一般社会の動きからは違う惑星上に長年生息しているような方向けでしょうか。
昨年、年末のご挨拶~、って石屋の営業の美香さんから(注:叶美香さんクリソツなんで美香さんと呼んでいる)電話があった時に出てきた話題で。
彼女のご友人さんだそうですが、ガッコ卒業して社会に出ずにそのままヨメにいったパターン、つまり生粋の専業主婦歴30年だかそんな感じのご友人さんがいらっしゃるそうなんですが、独女で仕事し続け自分ひとり生計を立てる美香さんのことを、羨ましがるそうなんです。
ここまでならまぁ、ありそうといえばありそうな話。
「隣の芝は青く見える」の世界ですよ。
で、自分にもできるかな~~~とか言うそうなんですが、美香さんから見れば「無謀きわまりない話」で何十年単位で一度も社会に出て働いたことのない人間がなに言ってるんだと「やめれ~あほか~」みたいにかわしてきたそうなんですが。
そのお友だちは専業主婦ながらに、ご自身のシュミの世界ではわりと積極的で、「へ~そんなことしてるんだ~凄いね」な金のかかるシュミを持ち、普段のお召し物なんかもいわば上質で、カンタンに言うとダンナ様が稼いだお金で贅沢な暮らしを実現しつつ、自分のしたいことはそれなりにやらせてもらえている、という、はたから見れば、とっても羨ましいレベルのポジションを実現しているわけです。
もうそれでじゅうぶんじゃん。と、そういう風に苦労知らずにやってきたいわば「世間を知らないあまちゃん」に見えるわけで、美香さんにしてみればまぁ、心の何処かで、「そんな人間にさくっと自立なんかできるわけがないだろうが」と考えていたそうなんです。
そこで私の見解ですが。
「いや、けっこうそのお友だち、イケるかもよ」です(笑)。
だからといって本人が自立するしないは別として。ただ、このお友だちなら、やろうと思えばさくっとできるように感じました。
なぜなら、ガッコ出てすぐ結婚して専業主婦になった人々全員が、ダンナ様が高収入を維持することで実現するそのハイレベルな生活スペックや、その方のやっている金のかかる趣味レベルのことを実現できるとは限らないからです。
そういう生活を、ごく自然に「通常感覚」として当たり前感覚でずっと何十年経験してきている、その「経験」こそが実はスキル、そのお友だちの実力でもありまして(ハイスペックな旦那様であることその結婚生活を維持できてきていることじたいが^^ある意味スキルでその人の実力です)。
だから、社会に出て何十年仕事して自立し生計を自分で立ててきた独女がやってきた積み重ねと「同じこと」はできないかもしれませんし、そもそも「それをする必要がない」ことを自覚し、まったく違う独自分野でなら、頭角を顕せる可能性はじゅうぶんにあります。
むしろ「仕事をすること、お金稼ぐのは苦労」なんて「知らない」というのは強みなのです^^。
とても、とても、大きな強みです。
なぜなら、仕事をすること、お金を稼ぐことは、実は、苦労というわけではないからです。
そして、金銭を度外視した「自分のやりたいこと」「喜び」を知っている、もうこれは実は無敵です。
こういう点で、親が経済力あって日々の暮らしにぜんぜん困っていない、わりと自由に自分の好きなものが買えたり、趣味の世界が拡大する生き方になっている、ニートさんなんかにも、とうぜんですが可能性はじゅうぶんにあります。
ただしこの場合も、すでに社会に出て、「意識高い系」だとかで(笑)そういうところで競われる価値観(いい会社に入り年収が高いとか、いいタワマンをローンで買って住んで、なのに駅の改札口から混んでる電車に乗って会社に通勤してるストレスとかそれさえもステイタスに感じられる感性)ずぶずぶの人々と「同じことをできる」ことが成功だ、という狭い価値観に囚われると、とたんに自己価値が下がって見えたり、劣等感の創出となりますので、あくまでも、「そのあなたの好きなことできることを活かす」という道がやはり王道だと思います。
「仕事をしてお金を稼ぐことは苦労」という価値観は、実は、長年お勤め経験してきたり、自立して生きている感じのそういう人々ほど、しっかり根強く潜在意識に染み込んでいる意識なので、こういった、自分が働かなくても生きていけるポジションの人々というのは、そういう価値観を周囲から、日常的に吹き込まれている可能性がありますので(だから感謝しろ、とか、それをやったことがないおまえには無理とか)ある意味、「出ようとする杭を打たれている」経験を、並行して、積み重ねてきていらっしゃるとも思います。
ここらへんの囚われ払拭度合い次第かな、という気がしますね。
たとえば「自信がない」の理由が、こういう社会経験ある人々の言う「仕事はタイヘン、苦労」系のゴタクであるなら、それと同じことをしなければ良いわけなので、あなた様の「自信がある、ない」と、こういう一般論とは、切り離して考えられるはずなのです。
この考え方は、とくに「仕事したことない人お金稼いだことない人」向けだけの話ではなくて、多くの、潜在意識にどっぷりこの手のことへの「要苦労観念」が詰め込まれて身動きできなくなっている方全般に言えることではありますが、そういう実際の自身の体験や、身近な人をとおして実感してきている人々の持つ仕事やお金への囚われというのは、もっと深刻ですから。
それよりも、そこ以外のポジションのあなた様は実に優遇されたポジションとも言えるのよ、ということをお伝えする独女アドバイスでした。
美香さんにもこの見解を話したら、なんか超目覚めた、目からウロコ、って言ってましたよ^^。スピリチュアルストーンを扱う卸店の営業なんだからさぁ^^そんな一般人みたいな気の小さいこと言わないでよ~頼むよ、とも思ったけれど、むしろ、お友だちが苦労しないように、っていう現実を教えてあげてる、という気遣いでもあるんですよね、こういうのって。
きっとみなさんも、良かれという意識で「お父さんが仕事で苦労して働いてくれたお金だから感謝しなさい」とかそういう台詞をお子さんなんかに刷り込んで(笑)いらっしゃるかもしれませんが、「仕事=苦労」意識をお子さんに刷り込むこの台詞は即日おやめになったほうが、将来のお子さんのためです。「言わない」だけでいいことなので。やってみてね。近いものとしては「苦労して育ててくれてる感謝強要」なんかも近い所あるかなぁ。感謝しなさい、って言われると感謝したくなくなる、感謝ベタになっていくのが子供ですからね^^。
「やればできる」の無理くりポジティブ思考でなくても、ネガティブではない状態、そこからポジティブって生まれてくる、「ポジティブになる」というより自然発生してくるJoy感覚のようなもの。
仕事もそうできるはずで、やっていることが「仕事じゃないこと」って観方を一般社会からされちゃうタイプのポジション生息の方々は、単に、そういう「苦労するのが仕事」っていう路線から外れているだけの話で、実際は、ある種の無償奉仕さえ(笑)していきている存在とも言えます。
石は、その人の持つ「潜在能力」をあと押ししてくれる味方だったりするわけですが、その能力そのものが有償無償は関係ないところありまして、いわゆる純粋意識というか、そういう現世欲がない人のほうが結果が出やすいところがあるのは「苦労ブロック」があんまりないからかなと思いますね。
しかしその石を売っている人々でさえも、けっこう無意識レベルで気づいていないこういうことだってあるわけですから。
それと意識高い系ステイタス押し(笑)な夢の実現を^^石で叶えようぜ、みたいな石屋もあるから(笑)。
まぁ、どこに繋がるかは好みですけれどね。

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カテゴリ : ちょっとスピリチュアルな話
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