
10月末新作石アクセサリの発送、それから梱包、ほぼ完了しております。
お買上げくださいましたみなさま、誠にありがとうございます!!
月曜日からもご入金確認できましたら、即発送できます準備は整っておりますので、お手間をおかけしますが、お振込のご手配をよろしくお願い申し上げます。
ところで表題の。
ハンドメイド市場というのは、ここ数年、いわゆる「ブーム」で湧いていたんですね~。
ぜんぜん存じ上げませんでした。
そういったハンドメイド品を扱うサイトはやたらに多いみたい? っていうことは、昨年くらいからかな~、なんとなく知っていたんですが。石を検索するとひっかかることがありますんで。
で、うちの近所の新宿ルミネなんかにも、クリーマ? っだったかな、そのサイト直営の実店舗なんかがあるのも見つけたりしていたので、へぇえ、今は手作り系のこういうサイトも力を持ってきたんだな~、ということは知っていたので、凄いな~あたしも手作りの範疇だし、負けてらんないな、とは、なんとなく思ってたんだけど、「ブーム」までは、知りませんでしたよ。
ミンネというサイトのテレビコマーシャルまでやってるみたいですし、ハンドメイド特番? のようなものまであるようですもんね。
だからだったんだ~、って今頃気がついたんだけど、今年後半になってからはだいぶ人数は減ったんだけど、昨年あたりでしょうかね~、「神崎さんのような、石アクセサリを作る仕事をしたいんです」というような感じのことを、買っていただいたお客様に言われる機会がね、やたらに、やたらに多かったんですよ。
自分でも、なんで? って思っていたんですけれど。
天然石市場じたいは、ここ近年にふって湧いて出てきた市場ではないし、今はもうどちらかというと、かつての石ブームからはだいぶ落ち着いてきた市場で、今、石を買ってる人たちは、どちらかというと「本当に石が好きな人」に絞られてきている感がありまして。
まぁ、その他のブームで買っていた人々は、だいぶ少なくなってきていると思いますし、石の値段じたいがかつてよりもかなり値上がりしていますので、「今さらここから石ビジネス参入は、厳しくないかね」というのが、個人的には実感としてはあります。
なのに、なんで今からやりたいの~? という不思議感があったんですけど。
なるほど~。ブームだったから、ってことですね。
あまりに聞かれるので^^こりゃ、「石アクセサリ作家で独立しよう!」みたいな本書けば売れるんじゃないかな…って思ってたくらいですよ(笑)。
でも、ちょっと調べてみたら、すでにそういう手作りサイトの売れっ子作家さんが^^まさにその「売れっ子手作り作家になるには系」の本とかお出しされているようでしたね。
しかしながら、そのハンドメイドブームというのも、そろそろ、下火のようですよ。
かつて、スピリチュアルブームが沸いて、下火となっていったように。
なんでも、ブームというのは、過ぎ去るものなんですね。
これもうちの近所だけど、新宿高島屋の中に、ユザワヤさんという、手芸とかの手作り素材やパーツを扱う大手さんが入ってたんだけど、新宿タカシマヤ店は閉店することになってるし、ユザワヤさんはけっこう日本各地ほうぼうに店舗展開していたようですが、今現在はそれらの閉店が相次いでいるそうですから。
ブームだから、と、自分にもできるかな、と飛びついてみたものの、飽きてきちゃった、売れるのかなと思ってやってみたけどできないし、売れないし、という層の方々が引き潮のように引いていってる最中なのでしょうね。
手作りというのはですね、実はとてもお金がかかります。
今や、「お金持ちのシュミ」とまで言われている分野…でもあります。
大昔のおばあちゃんたちの時代は、「既製品が高くて買えないから、お母さんが手作り」という、どちらかというとビンボーだから手作り…だったんだけど、今は、それ、逆転している時代です。
(これは、食事なんかもそうですね~。ちゃんとしたもの作ろうとするとごっつい食材にお金かかります。私は買わないけどレトルト食品とか出来合い品のほうがずっと安いよね)
私が手がけている天然石アクセサリなどももちろんなのですが、手芸とか編み物とか、ちゃんとしたものを作ろうとすれば、既製品を買うよりも、ずっとずっとお金がかかります。
そういった中で、その費やした金銭もそうですが、そこにかけた時間にしかり、ちゃんとペイできていくかといえば、たぶん、出来ない人がほとんどなんじゃないかな。
「ちゃっちゃっと作って、それがぽんぽん売れていってる」ように見える人もいるかもしれませんが。
もともと、ユザワヤさんというのは、東京の中でも歌舞伎町の近くの店舗は大昔からある老舗でしたけど、あとは蒲田だったかな? たぶんそのくらいの規模で、地味~に、ほんと、自分で洋服作ったり小物作ったり編み物したりがシュミの、かな~りニッチな層を相手に事業展開をしてきたお店だから、もともとの規模に戻りつつあるところなんでしょう。
今は、ブーム終焉とともに、やってみる前からくじけちゃう弱気な人とか、かつてのようには売れなくなったからやめようかな~、とか、やっている人もまだやっていない人もさまざまで、色々考えどころに立たされているのでしょうね。
ブームに乗せられてのモノづくりへのわくわくなのか、本当に、それじたいが自分が好きでやっている、自分のやりたいことなのか?
それぞれ各人のハートがそれを知っていますのでね。
ブームはもう終わりみたいだよ~手作りなんでふっる~い、だとかのお友達とか外野の意見や、誰かの意見に惑わされず、お好きなことを、粛々と、続けていってください。
そして、これから始めようと思っている方も、仕事としてやっていく間にはですね、どのみち、そういった環境変化はつきものですので。
ブームという追い風がなさそうだからやめとこう、というのであれば、「やりたい」と言いつつ、実はそれほどやりたいわけでもないことというか、その程度のものだと思います。
そういう中で、粛々と、外の世界のことをまるで知らず、マイペース。
…という、そんな世事情に今まで疎い人間で、申し訳ございませんでした。
だからか~、って気がついたこととか、ありまして。
今にして思うとね、「な~んでそんなこと質問されるのかなぁ~?」のような、今までこんなこと聞かれたこともなかったな~というような、不思議~な、ご質問をいただく機会も、ものすごく増えた、というわけではないんだけど、ちょっと今までにはなかった毛色の違うタイプの、お問い合せもいただくこともあったんですよね。
ご提供している私がそういう意識のレンジを拡げていなかったこともあって、「え? そ、それは私が決めることではなくて、気に入ってまさにお金出して買おうとしてくださる、あなた様こそが、それをわかっているのは?」のようなご質問に対して、その方にとって期待しているシンプルな答えではなく、ちょっととんちんかんなご返答をしてしまって、ご気分を害させてしまったりしていたんだな、ということに、気がつきましたり。
ごめんなさい。
私のところの石アクセサリは、たしかにまぁ、私が作っておりますし。
ハンドメイド作家^^というブームちっくな呼び方してしまえば、それでもありますし。
(いやだなぁ、もう。そんなブームとか^^無関係でずっとやってきてるのにさ、というのは置いておいて^^。一見さんからは、どうしたって一括りにそのジャンルの人に見える場合もありますよね)
ですが、「ハンドメイドだから売れてる実感」でやってきてるというわけでもないので^^、そのハンドメイド分野で言われる、戦略や、セオリー的な面は、そうでしたね~、私は、みなさんに「まったく伝えていない」っていうか、気がついてもいなかったな~ということがわかりました。
いわゆる、三次元的な、見た目の、石アクセサリとしての魅力の部分とか。
だいたいこの「魅力」という単語じたい、ブログ上でさえ、ほとんど使ったことがないんじゃないでしょうか。
「ここがこの石アクセサリの見た目の魅力っっ」というアピール…してないですよね~、そういえば(笑)。
私の認識としては、魅力というものは、人それぞれに映るものなので、あえてこちらがアピールしてもな~、というのと、私自身がそういう仕掛けられた美辞麗句というのか「こんなシーンにあなたのフェミニン度をアップ! 間違いなし!」的なコマーシャルに納得したセレクトを最大基準にしていないところがあるので^^おおくの人々もそうなんだろう…って今までずっと思っていたんだけど。
むしろ、「おおくの人々」は、そういうコマーシャルがお好きというのか、「買う気になる」ポイントらしいんですよ。
色々と、そのあたりのマーケティング的な手法の話を覗いてみると。
でも、たしかに言われると、セールスポイントというのは、そういうところにもあるんだね~、ということを、10年、ぜんぜん知らずにきましたので(笑)、今後は、私もそういうコピーも、文章に一行増やすか~(笑)と思っています。
だって、うちの石アクセサリは、物質的に、すばらしく綺麗♪ ゴージャス♪ ちんけな石アクセサリじゃないんだから。
絶対に、物質的にも、買って後悔しない、石アクセサリですよ。
それをアピールしないのはもったいない話ですよね。
だいたい、買っていただいた方にあとから褒められるのも、内訳としては、石のエネルギーと、石アクセサリそのものの美しさや出来栄えと、考えてみると、だいたい半々なんですよね^^。
ですがみなさんは、いつも言うけれど、「ご自身のハートの声」を。あくまでも基準に。選んでね。
人が言う魅力、シックな大人の魅力~、みたいなのも、もちろん参考にしてもいいんだけど。
写真が素敵~♪ で選んでもいいんだけど。
書いてあること、目に映ることなんて、…ほんと、参考程度でいいのよ。
もろもろの、選択基準の中で、「理由はなんでかわからないけど、だれに薦められてるわけでもないし、どこが魅力なのかも自分では説明できないけど、これが欲しい」というのが、うちがご推奨する、選択の最強基準、高次ガイダンス基準でございますから。
それが、ご本人にとっての、最高に魅力ある、石アクセサリなのです。

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カテゴリ : ちょっとスピリチュアルな話
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