夏も盛り、8月に入りました

2009年08月01日 (土) 15 : 43
8月になると、少しずつ「今年の残日数」を、昔はよく数えていました。
「ああ、今年ももう、素敵な人との出会いはないのかも。。。」だとか^^、むか~し、昔、「恋患い」というイベントが大好きだった遠い昔には、そういうことも考えていなかったわけではないです。こんなあたしでも^^。


素敵な人との出会い、というのは、なにも本当は人間のオトコでなくてはいけない、はずもないのですが^^、女子というのは、結局、どんなに衣食住がコト足りて、親の庇護のもと、ラクラク生活させてもらっていても、「くそぉ、自分には何かが欠けているぜ」と思いがちで、素敵な友人たちではなかなかその「代用」とはならないものでしたが、今思うと、「素敵な友人たち」との思い出のほうが、自分にとっては、プレシャス・タイムであったようにも思いますね。


「恋患い」とか、「自分はこの人とケッコンするのかも」とか「しないのかも」とか、いろいろあっても、そういうのは、過程、通過地点であり、誰にでも、ありうる「ピーク」そして、真実の「ようなもの」に触れているような錯覚に陥るひとときかと思います。
生まれてきて経験する、楽しいイベントのひとつ。
そして、それが、はかなくも「破れる」ことも、同じ意味を持っていると思います。


むか~しの歌で、「うまくいく恋なんて恋じゃない」という歌詞の(セクシャル・バイオレットNo.1かしら)お歌がありましたけれどね、うまくいかない恋の中にこそ、学びってもんはあると、今なら思えます。


あんなこと言わなきゃ良かった、とか、もっとこうしていたら違っていたのに、とか、色々あとから思うこと、それは、よく言われることは、「では、次には、その失敗を繰り返さないようにすればいい」なのですが、考えてみれば、次じゃ、もう意味がないのさ・・・って、自分は思ってましたね。
だいたい、「次から次へと」そんなふうに、都合良く、失敗しないためのトライ・ステージなんか、出てきやしないじゃん、と。


でもね~。
人間って、また、そういうのを「忘れた頃に」、カタチを変えて、場所を変えて、相手を変えて、そういう「未消化」の課題っていうのは、出てくるんですよ^^。
これは、どうしたら、消えるのか? と、笑ってしまうくらいに。


なんとなくですが、
どんなに時代は変わっても、おなごにとっては、結婚、そして子供を産むこととかって、必ずいつかテーマになってしまうみたいですね。
こういう、石アクセサリのお仕事なんてしていると、「ふ~ん。多いんだな。」ということがわかります。
そして、それが、解決したい大ごと、とか、悩みになっていってる。


私にとっては、個人的には特に、実はそういうマテリアルそのものに、めでたさという価値を覚えたことは、実はないです^^。
めでたい、と言われるシチュエーションによって感じる、おめでたさ、そこには「ほとぼりが醒めた時」というピークのなだらかな下降が必ず訪れます。(人によっては、なだらかじゃなく、直滑降^^だったり)。
人間にとって、大切なのは、「ほとぼり」のほうじゃなくて、「平常時」に、いかにその価値という空気を身にまとっていられるか、のほうじゃないでしょうか。


今、「めでたさ」の中にいない時のほうが、本当はとても大事なのです。
なぜなら、「今」だけが、常にわれわれが存在していられる時空間だからです。


石が、もし、その人にとっての「幸福なステージ」を連れてくることがあるのだとしたら、それは、その人の、「めでたさのなかにいない、と本人が感じている、今」を、変えていく手伝いをするからなんだろうな、と思います。
ある日突然、それは用意されるわけではなく、今この一瞬一瞬、の感じ方、受け取り方、そして自分の選ぶ思いと行動で、遠い未来だと思っていた「先のこと」というのは、変わっていきますから。


「次じゃ、もう意味がないのさ・・・・」
と思っていた、かわいい盛り^^の自分を、今思いだすと、自分にとっては意味がなくても、それは、天地宇宙の法則なので、いずれどのみちその意味を知る時が、来てしまうんだなぁ、ということを思うにつけ、地球の未来は明るいのでは? と、最近は思えるようにもなってきました。


らせん階段を上るように、
どの人も、上昇気流の「今」の中でしか、生きられない。
下降しているように感じていても、魂は、上昇気流の過程にいることを、感じ取れるサポート・スタッフとしての、石たちとの出会いを、みなさまに、もっと私が上手に取り持ち役として機能していかなきゃなんだな・・・ということを、この頃、痛切に感じる次第です。


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カテゴリ :  ちょっとスピリチュアルな話
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