土に返したはずの石なのに

2008年10月09日 (木) 21 : 45
「不要になったパワストは、土に返す」というのは、結局のところ、人間の身勝手な発想なのかもしれないな、と思うようなコトがありまして。


先日、東中野のお店に納品に行った時に、
「詞音さん、これって、なんの石?」と聞かれた、乳白色の石の6ミリ玉の、穴あきビーズが一粒。


「う~~~ん。ムーンストーンですね。・・・でも、これ一粒、どうしたんですか?」
確か、まだお店置きのアクセサリには、ムーンストーンって使ってなかったよなぁ・・・と、ぼんやり思いながら、答えたんですが、その出どころを聞いて、超ビックリ。


「実はね、鉢植えから、出てきたの。」


毎日お水をあげる、お店に飾ってある観用植物の鉢植えの土の中から、だんだん見えてきて、出てきたそうな。
購入した当初はもちろんなかったもので、水をあげていると、土の中に混じるころころっとした肥料がだんだん浮いてきて、最初はそれだと思っていたらしいのですが、ある日、その白い小さな物体をつまみ上げてみたら、「石ビーズだ~。」となったそうです。


察するに、いわゆる、どなたかの「不要ブレスレットのパーツだったムーンストーンの土埋め」が、なぜか、回り回って、こんなところに・・・という顛末。
まぁ、風習として、「不要となった石を土に返す」ってなことが、パワスト・ブレスとはセットで出回っているので、土に返す、その土がメグリ巡って園芸屋さんの元に行ったのか、もしくは、土に埋めたいけど意外と探すと住んでいる周囲に土がない~~~~~と困り果てた持ち主が、園芸屋さん、もしくは、花屋さんの店先の観用植物の鉢植えに、不法投棄したか・・・などなど。
そうお応えしましたが。


真相は、このムーンストーンだけが知っているんだよな。
そんな気持ちで、その6ミリ玉を見つめたところ、「チカラを失っている石」ではないな、と思いました。
だからこそ、何か伝えたいことがあって、こうしてむくむくと土の中から蘇って、目の前にいる。
今まで土の中にいたからなんでしょうか。
とても綺麗に輝いていました。


私も、年に一回くらいですが、いわゆる、「さようなら石」を、土に返しに行ったりもしていました。
私の場合は、近所に明治神宮の広大な杜があるため、石が落ち着ける場所探しには、さほど困らない感覚があるため、「土埋め」に対して、どこか美化できる要素があるぶん、言い訳にしていたのかもしれないですが、結局のところ、ていのいい不法投棄、とも言える行為なのかもしれないです。自分に不要になった石を、土に返す、ということは。


そういえば昨今は、しばらく土に埋めに行く、ってことをしていなかったんですが、以前、埋めた時には、一粒一粒に、聞いてから、ばいばいしたりしていたんですが、いやはや。


なんですかねー。
使うだけ使って、はい、さようなら。
そんな風な、土埋めは、しないでね。
あの、ムーンストーンのメッセージ。そういうことかな、と思います。
あのイシは、私が、ここで伝えることを、知っているから。


願いを叶えたら、はい、お終い。
チカラがなくなったから、チカラを使い果たして綺麗じゃなくなったから、はい、じゃあね。
もし、自分が、自分の愛するひとや家族にそうされたら。
使いでのない人間になったと決めつけリストラ、のような、昨今の社会の悪癖のような。
感謝して土に返す、といえば聞こえは悪くないけれど、心のどこかに、その存在を持てあます自分がいなかったか。


まぁ、これだけの、パワーストーンのアクセサリが出回る昨今なので、何年か先、「うわ~、鉢植えから、イシがでてきた~」は、わりと珍しいことではなくなったりもするかもしれませんね。


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カテゴリ :  石のホント or はてな?
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