今の仕事が自分の「夢」だったことは、一度もないです。

2016年09月14日 (水) 23 : 08
(現在、月末の新作石アクセサリのお披露目に向けて制作中です)


昨日9月13日の記事でもお伝えしていた話なのですが。
私は、今やっている仕事が、「将来の夢」であったことは、一度もないのです。それを夢見ていた、という時期はないです。

気がついたら、好きなことを、生きていくための仕事にしていた。
という感じが言い得ていると思います。

昨日の記事でも、なんだか流れで、そうなった、のようにお伝えしているのですが。
これは本当に絶妙なタイミングだったというか、「昼間の本業と、石アクセサリ作るのと、ブログ更新するのと」それらすべて回転させていくのが、そろそろさすがに厳しいというか^^、本当に、寝る間も惜しんでの馬車馬生活を実現しているところではあったのでして。

だから、「派遣切り」という目に合うことじたいは、まぁ、その部分だけ切り取って見れば、三次元世界の不条理というか^^血も涙もない世界の経験という側面もあり、やるせないものでもありましたが。
人を切る、というのは、それぞれ事情あって働いているわけなのですから、ある種、職を失うということはその各人にとって生死に直結するような面もあるわけですよ。
それでも、人生には、そういうことはあるわけです。
結局は、それを経験する側が「それをどういう目線で捉えるか」という中にしか、救路活路は探せません。

私にとっては、じゃあ、石のアクセサリの仕事一本で行ってみるか。という決断を促されているきっかけを貰ったポジティブな事象、という側面があって、派遣切りにあったことは「感謝」することになる予定のできごとだったのだろうと、のちに思いました。(というか、当時のブログでも^^私は「こんな人間を丸三年間も雇ってお給料くれた、その会社さんに感謝こそすれ・・・それ以外出てこないんですわ」みたいなこと書いてましたね。実際に今もその会社では楽しかったいい思い出しかないですね^^)

お給料もらえる仕事の固定収入がなくなることはもちろん三次元的には大丈夫だろうかの世界でしたが、固定収入がそもそもない世界でしたら^^、もう何度も何度も、経験してきていましたから。
その都度、まぁ、なんとかなってきた…ということは、今度もなんとかなるだろう、的に。
一度も会社辞めたことがない人が会社を退職する、退職バージンじゃありませんので^^。

とはいえ、「夢や自分のやりたいことで食っていく」という世界が厳しい、という経験も、音楽の世界で経験済み。
だから、夢見るスピ子のように^^手放しで、宇宙が望みを叶えてくれる、とか、魂の青写真のこれが私の使命とか、天使やアセンデッドマスターが支援してくれているとか(だいたいそういうのをチャネリングしたりしてませんし、できませんし)そういうちょっと素敵なお花畑感覚、愛と光の世界^^というだけでは、もちろんありませんでしたよ。

お花畑なスピリチュアルも、最近は嫌いではありませんけれどね(笑)。
自分の本質的な世界が^^実はそんなような感じ…というのを知って、「うっそぉおおおおお」と思いつつも、そういうものであることを受け入れる自分になっていくことにも、今は抵抗はなくなりつつありますから。

この仕事一本になる前の、二足わらじ当時の話に戻りますが。
生活はしていかなくてはならないから、安定収入は絶対に外せない。
石アクセで得る収入は、すべて、次の石仕入れのための軍資金でいっぱいいっぱい。
だから、私は派遣仕事に関しては、これは過去記事をリアルタイムで知っていた読者さんならうろ覚えで憶えていらっしゃるかもしれませんが、「石アクセサリづくり中心で生きていたいから、生活のためのお給料もらう仕事は、とにかくソレができるための楽ちんな仕事」っていう^^、ものすごくムシのいい願いを叶えるために、当時、そのための石組みなんてものを作ったりして、求職活動に臨み我が意を得たりな^^楽ちん仕事で高額時給の派遣営業仕事にありついてます(笑)。

もともとハードな営業経験を通過してきてるので、「こんな楽なノルマもないルーティーン外回りで、こんだけ貰っていいんだろうか」と度々脳裏にかすめることもあったくらいに、ほんと、どれだけ自分はラッキーなのかと当時は思っていました。

だけど、ラッキーと言っても。
これは「私が当時感じていた、私にとってのラッキー」の姿です。
世間的に見れば…もっと楽して^^生きている人々のほうが、圧倒的に多かったと思いますし、そういう「他者と楽ちん度合いを比較する世界」においては、いくら毎日大好きなことをやっていて至福にまみれているとは言え、いわば三次元的価値基準のものさしをそこに導入してしまえば。
「馬車馬のように働いている姿」のどこが? に^^見えたでしょう。
とくになにか華々しくサクセスの階段をいっきに駆け上がっていってるような、大金を^^ゲットしているわけでもなければ、当然ながら、左うちわで暮らせる「将来安泰」の切符を手に入れた、というわけでもありません。

それでも、幸福感満載なのです。
幸福というのは求めるのではなく、湧いてくるものなのだ…という実感満載の、幸福。

私は、石に出会い、石にハマって^^、石アクセサリを作り続けて、それをみなさんに手にしていただいて。
その繰り返しの中で、自分の人生においての「感謝」の意味が、ようやくわかるようになりました。
(感謝という手法は^^願望実現ツールや幸福実現ツールとしても、スピリチュアルブームで謳われるようになりましたが。これは「湧いてくる」ものなので、「感謝ネタに気づける能力があること」が大事です。石の世界にはこの難題をクリアしてくれる、退化した能力を活性化させてくれる石がわんさかなんですよ)

(現在、月末の新作石アクセサリのお披露目に向けて制作中です)


それまでの、石に出会うまでの自分でしたら。
確実に、こんなことでワクワクなんて^^、していなかっただろうと思います。

作詞家の頃は、音盤が決定しても、「どうせ売れないし」とか、音盤が出ることが、超ワクワクの喜びではなかったのです。
一万枚、二万枚程度売れても、当時は何千万枚レベルが^^売れた、という実績と言える世界であり、自分で言わないと人にわかってもらえないような^^マイナーなテレビ番組のエンディングに使われたりなどしても、セールスなどは知れているわけで。

そんな可愛げのない人間でしたのに。
二足わらじで、実際の生活そのものは、目の回るような忙しさなのに。

なのに、もっともっと、やりたい。
もっともっと、石を知りたい。
もっともっと、すごいカップリングを^^作りたい。
それを、欲しいって思ってくれるみなさんにご提供したい。
それがすっごく楽しい。
自分にとっての最上の喜び。

…という^^欲望だけに支えられて生きていたわけです。

取ってきた手段は、「今、できることだけをやる」以上。
その一言で済んでしまうのが悲しいですが^^、実際、今できること、しかできませんよね?
未来を憂う気になれば、いくらでも憂う材料も検索できますが^^、そこへフォーカスするよりも、今、ひとつひとつ、自分に実現できる世界を構築していくほうが、結局は早道なんですよ。

ここに、スピリチュアルの人々が思い描きそうな、愛とワンネスと、的な世界観の実現というのでしょうか、人を癒やしたり幸福にしたり助けたり、というような崇高なレベルの目的というのかな。
あんまり、それは目的ではなかったように思います^^。というか、目的として上げるには「まず自分」がやはりそうなってないと、というのがどうあっても^^無理があるものなんだな…ということも、ようやくわかってきました。

遠い目標としてはもちろん、自分自身も含めて、より多くの人が魂レベルで向上していく軌道に乗ること、を望んでいます。
ですが…もちろん、自分がかかわることで、縁のあるお客様にとってのアセンションの助けになれることは嬉しいですが、「そういう自分であるように努力してそうなれる」というものでもないことが^^、なんだかようやくわかってきたように思いますし。

なぜならそれは、「人から与えてもらって、教えてもらって実現できる世界」ではない。
ということが、自分の経験を通してですが、そう感じられたからだと思います。
もちろん^^人から与えてもらったり教えてもらわないと実現できない部分が大いにあるので、実際には、人から与えてもらって実現します。
ですが、それを、本当に自分が望んでいることかどうか(というか「それを悟れる段階か」ですね)、という部分はベツモノな場合がありまして。

自分(自我の自分というよりは、魂のほうの自分)が望んでいることの場合は「心がダンス」しますんで^^、わかりますよ。
でもこれも、その段階、段階、でビミョウに変化していきます。永遠に普遍のものではない。
これを固定化しようとすると、幸福というのは硬直化していきますし。

癒やしも幸福も、「これがあなたの幸福よ」と差し出されても、それを本人がそう感じなければ、癒やしも幸福も実現しません。
どれだけ、マインドで、崇高な理想スタイルを知識として詰め込んだり、画策しても、受け取る結果に左右されるマインドがつかもうとする「夢の理想像」には到達しないのです。

自分の身を持って^^それがわかりました。
ずいぶん長い年月をかけてきた結果、「やっぱり青い鳥は今もうここにいますよ」の^^一見、夢も希望もないような、つまんない世界は真実の側面を語ってはいた内容だったかな、と思います。
(ただこれは、「今のままのあなたの世界」がそうですよ、って、誤解しやすい話なのですけれど。そうではないです。)

人は勝手に幸福になっていきます。
その人その人が、その方法、手段を知っています。

うちの石アクセサリは、その方法、手段を引き出すツールと、石好きのお客様ご自身が認めてくださって、直感で選んでくださって、喜んで手にしていただけると、ものすごい馬力を^^上げるタイプの石アクセサリなんだな~…ということが、長年やってきてわかってきたことです。

ちなみに、「そういうものを作りたい」という気持ちは、もちろんありますが、それも「狙い」が入ると^^とたんに出来なくなります。
なので、基本スタイルとしては、これも長年ずっとそうですが。
「考えないで作ってます」
という、これぞ、天におまかせ、丸投げ^^とも言える手法をとっております。


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カテゴリ :  私の体験(石系 & スピ系)
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