先のことはわからない

2015年11月17日 (火) 18 : 14
昨日は鶴見にある大手の卸問屋さんへ、仕入れに行ってきました。
「鶴見ってどこ?」って^^以前、卸の営業さんに聞いちゃったくらい神奈川の地理にはちょっと疎い私なんですが、うちからだと40分くらいで行けるのね、ということが行ってみてわかったので、あ~じゃあ行くのもそんなに苦じゃないな、ということで、度々ここにはお伺いしてますね。
正直、石屋さん一軒だけ覗くために、わざわざそこまで出向くのもな~…って、行く前は思ったんですが、ここは実はこの一社さんだけで、どこかのミネラルショーに行ってきた気分になります。そのくらい、品揃えがハンパじゃない。ここは天然石アクセサリや原石など販売されているお店をなさっておられる方なら知っているし、うちのブログの読者さんの中でも、私と同じような仕事をされている方なら、取引されている方もいらっしゃるかもしれない有名卸店なのではないかしらと思います。

JR鶴見駅。



地下道を通って。



地下道を通り抜けて。



このオフィスビル。社内のお写真はさすがにたぶん門外不出だろうと、撮影はさせていただきませんでした~。



帰りのJR鶴見駅。




今回は原石の仕入れはパスして、ビーズに特化してチョイスすることにしました。
あらかじめ目星をつけていった石もあれば、昨日「うわ!!」と^^衝動的に仕入れた石、まぁ、いろいろです。

一番手前は、佐渡のジャスパー。これは、衝動買い系ですかね^^。ていうか原石では、佐渡の赤玉ジャスパーが産出するのは知っていて見たことありましたが、そ、それをなんと研磨して丸玉ビーズにしているとは…の世界。日本産のジャスパーでビーズはたぶんお初でしょうね。

そのうしろが、ナイルフリント。ナイルのフリントストーンです。ひそかにたぶんスピリチュアル系の人々の一部では有名なのかもしれないけれど、メジャーに出回ることのなかったフリント。
ボツワナピンクアゲートの大玉。このアプリコットオレンジピンクというのか、この石独特の綺麗さで、うちでも度々お品になってきた石なんですが、年々、クォリティじたいはちょっと低下傾向にありながら、仕入れ価格は上昇中の石。その大玉ですよ。しかもクォリティが数年前レベルの高品質。やばいと思いました~^^。でもこれは実は目星つけていたのを忘れていて、最後に、さてもうないかな~、お会計あんど、要検討のストーンにお悩み中で^^商談の席について、はっと思い出したんです。「あっっそうだ!! ボツワナオレンジの大玉!! 大玉があったよね?!」ってことで^^。



手前が、ポルセリアンジャスパー。これも見て、うわ、めっちゃかわいい、という感じで。佐渡のジャスパーといい、なんとなくグラウンディング系に惹かれてましたね。
そのうしろが、我らが(?)モーシッシ。マウシットシットの丸玉。
実はこれがメインで欲しくて、行って選びたかったのもありまして。モーシッシは希少石で、且つ、丸玉になると極端に市場にない石です~。今年ラストに、モーシッシ使った石アクセを作ろうかな~とも思っていまして。




お写真にはありませんが、要検討のお悩みストーン、結局、「えい!! どうせならやっぱり6ミリとかじゃなくて、8ミリ!! 10ミリ!! 行ったれ!!!」…ということで、念願(というか高すぎて^^もう検討要員からは常に外れまくりというか)というのか、まったくの想定外だった「スフェーン」も仕入れました。
持っていった仕入れ資金は、ジャスト、上記のビーズたちの仕入額ぴったんこでして。いつもそうなんですよね…ほぼ狂いなしに^^持って行った諭吉は使い切る、必ずそういう総額になるの。諭吉の枚数、透けて見えてる(誰に?)んじゃないかと^^。

だからね、スフェーンなんてまったくの想定外の石を仕入れると、持って行った、つまりまぁ、自分的に予定していた、そこんちでの仕入れ予定の資金を正直、かなり大幅にオーバーしていることになるので、やめておけばいいわけなんですが…仕入れを決めてしまいました。後日、代引で送ってもらうことにしたので、今まだ手元にないんですけれどね。

まぁ、スフェーンといえば…かつては、大きい玉は粒売りでしか仕入れたことがなく、6ミリ玉、5ミリ玉なら、若干在庫はあるものの、もう8ミリ以上はとんでもなく高すぎて、仕入れられないっていうか^^、検討すらしていなかったビーズなんですけれど。桁が違いすぎて^^。

でも、モルダバイトや隕石系なら、自分は値段が上がってもわりと躊躇なく仕入れはするんですよね。ブレス10万円単位とかでもぜんぜん驚かない。だけどこういう、スフェーンのような感じの高額ストーンには^^今までそういう感じの、隕石系や、メタフィジカル系の石には高くてもけっこうぽんぽん費やせてしまうタイプの感覚と同様に、手を出す勇気がなかったかな~、と。

なんの心境の変化なんでしょうかね^^。
っていうか、そうなのね、仕入れる時って結局「こんな単位じゃ買ってくれる人がいないよな~」ってことが、まぁ、ショーバイ的に^^必ずよぎっちゃうわけですよ。うちじゃ、そんな高い石はムリムリ。そういう否定感覚っていうのかな。
でもスフェーンじたいは、そういうお値段のお石である…っていう事実は、なんとゴネようと、そうなんですよね。今現在は、過去よりもさらに高額になっていて、常に市場では品薄で。そういう事実は、私の都合じゃ変わらないもんな…って。

いろんな思いがぐるぐるしながらも、まだ手元に来ていないので^^。届いた時には、また諭吉がどさっといなくなる~~~なわけなのですが。まぁ、諭吉は使うためにあるんだよね!! って普段みなさんにもお伝えしながらも^^、そういう私自身も、100%、そう思えているだけじゃないんだなぁ、とは思いますね。
だけどたぶん…届いたら^^、仕入れしておいて良かった!! やった!! 諭吉、グッジョブ!! って思うような気がしています。

先のことは、わからないものですね^^。

ところで、石の卸屋さんからお伺いした、驚愕の情報があって。
なにやら…ブラジルの主だった水晶鉱山が。すべて、チャイニーズがブラジル水晶の鉱山所有者となったのだそうです。

最近ちらっとニュースで見ましたが、北海道のトマム? リゾート地でしたっけ。それも中国系企業が筆頭株主となったそうですが。
それの、水晶鉱山バージョンとも言えるわけなのですが。
まぁ、単純に、昔の日本のバブルの時のお金の使い方よりも^^、賢い。相当、中国って、ツボを抑えているというか、資本主義社会においてはですが、お金の賢い使い方をしますよね。どこへ行っても爆買いの^^人民はともかく、こういう話を聞くと、資本主義の三次元世界がこのまま続くのであれば、けっこう中国の世界支配~~~みたいな感じの見た目に、本当に拍車がかかりそうにも見えるわな…とは思いました。

今後、確かに天然石市場に影響を及ぼしていくことにはなるのかもしれませんね。今現在の、全体的な天然石市場の価格の高騰も中国の影響とは言われてはおりましたから、そのくらいは容易に想像はつく話ですが。
だけどそれを理由に石業界が萎縮してしまうのであれば、なんとなくですが、資本主義の世界の思うツボ、という気もしますね。

ま、先のことは、わかりませんから。
とくに無理してそれらを楽観視しているわけではありませんが、見た目の先にあるものを見ていこうと思います。


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カテゴリ :  私の体験(石系 & スピ系)
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