
タンザナイトの鉱物名はブルーゾイサイト。
タンザナイトの名前の由来は、これは有名な話なのでご存知かもしれませんが、アメリカのティファニー社が名付けた宝石名です。
タンザニアで発見されたことから名付けられ、ティファニーが20世紀の新宝石としてプロモーションしたそうで、一気に世界に知れ渡ったそうです。(そもそもそんなメジャーとなったのは最近と言える宝石だというのに「12月の誕生石」にまで(笑)食い込んでるレベルですから、ティファニー社の影響力の凄まじさを物語る話でもあります)
という宝石界デビューはつい最近の話(石の世界においては)ながらに、「古代ケルト民族が霊力を授ける石」ということで儀式に使っていましたよみたいな話があったりするそうです。
色味は青~すみれ色…といった、青紫色。バナジウム成分がこの青紫色の発色原因だそうですが、酸化クロムが多く含まれるほど濃い青色が引き出されるそうです。
天然石ビーズで流通するタイプも宝石に準ずるところもあり、色味が濃く透明度の高いものほどクォリティが高く高価となります。

タンザナイトは一般的意味として、人生の大きな岐路に立たされているような時の決断や選択などを間違わないようにするナビ石として紹介されていることが多いです。
こんなふうに→「冷静さと思慮深さを与える」「知性、洞察力、直観力を高める」「意識を高い次元へと引き上げる」「自己啓発を促す」「ひらめきが多くなる」「人生を良い方向へと導く」「前向きな気持ちになる」「転機や重要な局面が訪れている人に」
…なので、一般的にはおそらくですが、「今自分は岐路にいる」っていうわかりやすい運命の分かれ目の現実(就職や結婚や)にすでにまさに直面しているような迷える子羊な人が、そういった意味につられて(笑)手にするのかもしれない石で、変わり映えしない日常の中ではなんとなく大それた感のあるバイアスがそこにかかってしまっている石かもしれません。そこが惜しいです。
ぜひ、困った時だけでなく(笑)日常からタンザナイトのエネルギーに馴染んでいてくださいね。

人生の分かれ目というのは、ふだん、なんの前触れもない変わらない日常の中でも起こります。いきなり来るわけじゃないのです。繋がっていますからね。むしろ、そこを見逃さないでいることのほうが、大切な気がします。
(その結果として、それをとくにアテにしていたわけではないけれど、御本人にもっとも適した就職や結婚やらの現実展開が後付でついてくる…みたいな現実のほうが、より高次ロード的でもある…とも言えるのよ)
…とはいうものの。
やっぱり普通は、なかなか今が分かれ目だ、なんてわかりやすく生きている人のほうが少ないかもしれないので、「今が分かれ目だ」という変化にオロオロしている方が、手を伸ばされると良い石でしょう。もちろんそういう定番チョイスもお薦めします(笑)。

H&E社のR.シモンズ氏が、”アセンションストーン”としてセレクトしたシナジー12の中の唯一のカラーストーン、タンザナイト。
”21世紀の最強願い叶え石”と言ってるような石屋さんもいらっしゃいましたが、タンザナイトはもっとも、ハートとマインドの葛藤を乗り越え、より今よりも次元の高い意識をあなた様の内外にハーモナイズする振動エネルギーを持ったハートから上の上位チャクラストーンだからだと思います。

タンザナイトを身に着けていてみずからにふっと湧いて出てくる見解は、時に、自分にはそんなの無理…って思えてしまうような、実現がカンタンではないと今の自分には思えてしまう「ハートの真実の意見」であることもあります。なので本能的に現実世界での実態的アセンションを拒む人にとっては鬼門みたいな^^ところのある石なのかもしれません。
自己の現実の変容改革に着手チャレンジしたくない人にとっては、アセンションした先の世界は自分をもしかすると苦しめるかもしれない、恐怖の未知の世界に見えているだろうから。

私個人としては、タンザナイトはおそらく…もっとも「サレンダーストーン」と言える石かな、と思います。
「勝負の下駄は高次に預けた!」という心境を作る石。
もちろん、下駄を預けて、何もしないで左うちわで宇宙からのギフト待ち(笑)というわけにはいきませんけれど。
結果を預けるにもっとも信用できる高次とつながって自分は選択し行動することができる…という、余裕。自信。
この感覚は、三次元世界にはない(笑)ものなんですよね^^。
ないんですよ。
まぁ、その代わりにこの世では、何かと人間は「保証」「安泰」を先に求めるし「保証が確保確約されて安心する」というメンタル構造がありますが、そこを超えてます。
且つ、こちらがそれを信頼して下駄を預けちゃって大丈夫って思えてしまう(笑)三次元的にはオメデタイ心境といえるのですが。
「サレンダー」とはそういうことなのです。
(これをこの世では「無意識に」行っている人々も、もちろん大勢いらっしゃいます)
そして、日常の中に、ヒント山盛り気づき山盛りでナビされて生きていくことになるので、結果「うまくいく」といった塩梅です。
「うまくいくことが目的」なのではなく、「必然の方向へ、わからないけど、行ってる」と感じられる人間は、保証があろうとなかろうと、もうそれが、天の確約のように感じられてきますので。
もっとシンプルにお伝えすると、その人にとって「無理のない流れ」の方向へ身をゆだねることを促してくれる石…ということです。(ハートとマインドの意見の一致…それがもっとも実現確率の高い世界でもありますので、流れとして無理がないのです。ただ、近視眼的な人間目線では、絶対無理なことに見えてる場合も多々あるのですけれどね。仮に今は無理に観えていても、段階的に準備と実行を進めていけば可能になること、策は出てくるもの。そういう導きって…「ある」わけなのですよ(笑)。あると観るかそんなものはないと観るか(笑)…究極的には、サレンダー=自分を信じる…ということでもありますけど。)

私がいちばん最初にタンザナイトを手にしたのは…こういったお仕事を初めてからしばらく経過して…まだ二足わらじの頃でしたが。当時を今ふりかえって思うとですが、「安定軌道」からはほど遠い(笑)現実の中にいたと思います。今の自分から見ると、です。
自分ではそう意識していたわけではなかったでしたけれど、小さな小さなスパイラルを、片時も休むことなく(笑)ずっとエンジンかけっぱなし…まさに石まみれのその状態で石に助けられ石とともに365日フル稼働していた、素晴らしい時期であったと、通過してきた今は思います。(基本、なんらかの起業などをされる方は…3年程度は^^この状態を覚悟しましょう。できるはずです。)
当時としては…高品質タンザナイトは…あの頃の私にとってはですが、清水の舞台的お値段の石でしたし。それでも、他にも目移りする石が山盛り石業界では展開されているその中でも(当時はスーパーセブンとか、とにかく、来る日も来る日も^^これからどんどんメジャーになっていきそうな石たちがですね…わんさかわんさか目白押しだったのですよ)私にとってはタンザナイトを入手したことで「段階が上がった感」がありましたし、「常に世界が輝いて観えていたところに拍車をかけた」ところがありました(笑)。

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カテゴリ : 石の意味
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