石依存

2017年12月07日 (木) 00 : 00
これは、私がお客様に宛てたメールの一文の抜粋です。

お客様は、お金がないのに、どうしてもうちの石アクセサリが欲しくなって買ってしまう…欲しいから買っているのに、好きなものにお金を使ってしまうことへの罪悪感、お金がなくなっていくことへの恐れ、葛藤だらけで、それでも欲しいから、と買ってくださっていらっしゃったようですが。

「自分は、石に依存しているのではないだろうか」と考えてもいたようです。

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「使ってるから入ってくる」というのは実際そうですが、それが顕著なのは、自営業者など、自分采配で仕事をしている人間の特徴とも言えますので。こういう仕事の人間が、仕事に投資しなくなったら終わり(笑)です。
一生金はかかるが、金には困らない。
そういう有り難い循環となることが自営業者の成功なので。

一般の方は金色財布は(笑)きっとやめたほうがいい、その最大公約数のほうに入る方にはおそらく「計画的にお金を使う」スタイルが、もっとも宜しいのではないのかな、その計画的のところで、けちったり妥協したりしないことがいいんじゃないのかな、という気がします。

たとえば、うちの石アクセサリなら、年間いくらまで。一度にいくらまで、といううっすらラインを決めて、仮に、予算がそれほど出ていかなくて、ちょっと今は予算が残っている溜まっているな、という余裕のある時に、ちょっと贅沢して思い切ってみる、というような。これはけっこういいかもしれません。

…って(笑)とうとう人様のお金の使い方に口を出していますが^^。
すみません、お客様に対して。
そもそも来年もまだ買ってもらおうと(笑)いう前提の根性が凄いですね。

いや、これはうちの石アクセに対してだけではなくて、たぶん、お金の出入りをそういうふうに「眺める」のも循環を感じるひとつの方法ではあると思います。

お金は「自分の!!」って捕まえておきたいのがわれわれで、たしかにね、払う時に気持ちよ~く気持ちよ~く、なんて(笑)言えるばっかりじゃないです。

とくに汗水涙流して働いて得られた給料の場合、どうしてもそんな感じになってしまいますよね。
私も勤め人の頃はどれだけ稼いでも、出ていく時には、なんか「うちほんと金残らんな」と悲しかったですから。

これは「稼ぐのは苦しいのに出ていくのは一瞬」というのがありましたから、そういう点で私は、過去にはお金があまり好きじゃなかったし、みなさんが苦労して働いて得たお金をいただくことも苦手でした。

というか、そこで、自分が嫌いなのは「苦労して得られるお金」なのだ、と気づきました。
今はなので私は「苦労してお金を得る」ことをやめています。

○○様にも、このイシキはお薦めしますよ。
お金を苦労の賜物にしてしまうと、ほんとうにお金がそういう苦しい存在になってしまい、お金に振り回される人生になってしまいますので。

ちなみに、勤め人でも、高給取りになってくると、それだけお金は出ていきます。
不思議なもので、そういうものでもあります。金銭感覚もいっしょに拡大するので^^そうなっちゃうのです。それはそれで、楽しいですよ。
それでは、○○様の2018年のご飛躍をお祈りしております。

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お金がないのに苦しいのに、うちの石アクセサリをどうしても欲しくなってしまう…買ってしまう…ことの苦しみを、

「私は、石依存なのでしょうか」

とうったえてこられた方でしたので、何度かのメールのやり取りで、私が気づいたことをお伝えしています。

この「石依存?」の質問、他のかたにもいただくことがありましたので(笑)ちょっと解説しますが。

自分の可処分所得を超えている、また「入ってくる予定」以上の金額のものを欲しがる方が、こうおっしゃられるケース(というより、そういう傾向のある方からしか、この質問を受けていません)が多いのですが。

そりゃ、もう、考えただけで、自明ではないでしょうか。

買えないのに無理をして買ってしまう、そういう状態は、石依存というよりも。
「自分のキャパを超えたものにどうしても目が向いてしまう人。」
であります。

売っている方から見ると、「いや…その程度では正直、石依存は名乗れないよ(笑)」というレベルです。
自分の欲しい石をもっともっとがんがん買っている方もいらっしゃいます。
真性石ヲタの欲望は凄いのです(笑)。
だいたい、石が好きな人々は、そういう傾向です。
なにがなんでも買います(笑)。
石貧乏という言葉がありますが(笑)それを押しても買ってしまう…そのくらいどうしても石が好きだから、そのためにお金使うのが「幸福」になっている人がそれをします。
この石貧乏も、石に使っちゃうから他に使えないわ~程度の話です。
だから、石よりも他に使いたいものがあるのに、わざわざ石を優先して買っている…というなら、それは意味ないし「なんでそんなことしてるの?」という話になりますから、石買うのやめて本当に欲しいものを買うべきです。
食べられるわけでもない、何か直接に貴方さまの生活を便利にする機能があるわけでもない、いわば嗜好品のジャンルですから、そういうものにお金を使える心の贅沢を知っているのが、石好き人間です。

そこまでではないんだけどな、というレベルで、「私は石依存」という便利な言い訳作らないで欲しい、というのが^^どちらかというと、本音です。

スピ分野でもこの手の「依存」だなんだ~なことを言う人も多いですからね(笑)。
スピリチュアルセミナー依存とか、リーディング依存、ヒーリング依存とか? 
石を、それらといっしょにしないでいただきたいです。

なんか、石を持つことじたい、それ系とひとくくりにされて、悪者あつかいされる、そういうのあるよね。
スピセミナーやリーディング、ヒーリングなんかは、そりゃ、人の依存を生みやすいとは思いますよ。
へたすると、自分の頭でものを考えられない、うまくいく方法を教えてもらわないと自分のことが決められない、できない、そういう「教えてちゃん」な人を生み出してしまう危険性とは表裏一体なところがあると思います。
(生み出してしまうというより、もともとがそういう傾向がある人の「居場所」をつくるという点で。でもね、人生のいっとき、何かに依存しようが、それでその人が「なんとかしのげる」のであれば、私は依存でもかまわないと思うよ。一生はどのみち無理なんだから(笑)。あまりに自立自立としっかりしろと高次と繋がれと(笑)人を急かしても無理なのよね。ゆっくり迂回して進んでいきたい人もいるから)

でもこれも、表裏一体、というだけですよ。積極的にそれを活用するぶんには依存ではないです。「むしろ便利な世の中になったなぁ、ここをはしょれる時代なんだな~」と言える「恩恵」の側面があります。
スピセミナーやリーディングやっている人も、自分がたいしたことないうちから、「人に依存をさせてはいけない」とやっきになる方もいらっしゃいますが、ご自身がやばいくらいにひっぱりだこレベルになってから(笑)、それを心配したほうがいいです。
(たいてい、そういうことを心配する心優しい提供者側である方は、まだそうなっていないうちから、相手を思う意識のつもりでそれを言っていますが、面倒なことに関わりたくない自衛の気持ちもあると思います。)

でもね、石には、それ^^そもそも、最初から、無理よ。
最初から、彼らは、私たちを、「依存させません」。
というより、石に力を発揮して欲しいなら、あなたが石に依存しないほうが、石は力を発揮します。

だから、依存心が強い人が持っていると、石って、割れたり、色あせたり、消耗、劣化が激しいでしょ。
人間と同じで、人に依存され続けると、消耗しちゃうエネルギー吸い取られる人もいますが、石だってそうですよ。

「これを持っていればスイスイ」ともくろんで黙って座っているとしたら、石もやっぱりあなたと同じように黙って座っているだけ。持っただけで何もしようとしない、自分は変わらないままでいようとしているのであれば、その期待にはこたえてはくれません。
私はいつもこれは、ブログで表明しています。

信頼する、共に行く、助言をくれるパートナーですから。

だから、私は「石依存」人間だけど(笑)、石が何もかも面倒を見てくれる存在ではないことも知っています。
そして、相手が、何もかも面倒を見てくれる存在だから好きなわけではありません。

みずから「見出していく」みずからの人生を自分で決めて歩いて行く、その燦然と輝く孤高の道をサポートをしてくれる存在、つまり、高次ガイドと(笑)同じですから。

自分から助言を求め、対話をし、気づいていく。
「内側の自分」との出会いの機会をつくってくれる、そことの通りをよくしてくれる、高次からの私たちへの贈り物。

それがわからず、「石なんかに頼っちゃって」みたいなネガティブ意識も、潜在的に各方面から無意識に植え込まれているこの世です。

だからね、これはお客様がおっしゃっておられたことなんですが、「自分の好きなものにお金を使うことへの罪悪感」とごっちゃになっていたことに気がついた、って話なんですけれど、ここに気づければ、「これ持ってるだけでなんかうまくいくらしい」という欲ボケ依存で買いたいのか、好きだから買いたいのかの違いは、自分でわかると思うんですよね。

私から見ると、自分のキャパ以上のセレクトをするこういう方々は、「お金が無関係でそれを度外視できるなら本当は欲しいものに正直に行動している」とも言えますが、しかし目の前の現実では、自分にその実力がないので、こういう「不安」が出て来ます。

この傾向は、良し悪しで、それが自信喪失に繋がることもあれば、先のモチベーションにも繋がる、チャンス到来でもあります。
物事には、なんでも両面あります。

しかし、「少しだけ背伸びをする」ことで、それが、現実と釣り合ってくる…ということも事実なので、なにがなんでも自分の身の丈はこんな程度、と自分を枠にはめてしまう必要もなく。
このさじ加減はとても難しいですよね。

その時に、自問してください。「自分はいったいどうしたいのか、どうなりたいのか。」
今の自分のままで、欲しいものが好きなだけ手に入る、そんな都合のいい人間になりたいだけなのか。
でもそうではないから、そうなっていない、これが自明ですよね?

じゃあ、どうなれば、そうなれるのかな? というところ。
これが、自分の潜在能力を掘り起こしていく、自分を発見し、行動へと移していく、成長できる、自分からエネルギーを生み出せる源泉へと繋がっていきます。(こちらがこの状態になっていないと、高次からは^^手も足も出せませんので、現実にサポートのしようがありません)

このお客様は、
いよいよ、これを「モチベーション」と認識され、実際に、石の助けを借りて、現実行動へと思考が切り替わっていかれている段階で、そして、その現実がすでにはじまっておられる様子です。
いやほんと、「石が仕事してる~♪」の感じ、満載で。
「あんなふうなこと言ってた人が、こんなふうに言えるようになったんだ…」
っていう変化の過程を、こちらから見ていて思うのは、やっぱり「石が仕事している」からで、そのかたの背伸びセレクトが間違っていなかったから、とも言えるのです。


私から見ると、自分の可処分所得以上、今現在の実力以上のものを欲しがる人って、

「そのスペックが潜在能力としてあるから」そうなっている人…に感じられます。
自分が欲しいものを得られる、それだけ余裕で稼げる能力そのものは、その人の中に、必ず眠っている人です。
そうでなければ、最初から、自分の今現在の実力以上のものが欲しい、とは思っても、実際に手に入れようとは、人間は思わないです。

その一見「無理」をどう現実に活かすか。それだけの話です。
自分の成長への起爆剤にするのか、「私は自分の欲しいものが手に入れられない人、その実力のない人」と拗ねてそこでとどまってしまうのか。
その、どちらを選ぶのも、ご本人次第なのです。


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カテゴリ :  高次ガイダンス
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