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2013年07月08日の記事のリスト

似て非なるもの(かもしれないもの)

2013年07月08日 (月) 21 : 35




ちょっと見には同じようなものに見えるけれど、中身はぜんぜん違うモノ、のことを似て非なるものと言います。


見た目に似てる・・・。
石の世界にはありがち。
石の場合、見た目に似ていると、中身も多少似ていたりもしますが、でもやっぱり違う鉱物であれば、そりゃ違う、わけで。


これ、似てますよね~。
ハート型の石は、ヒーラーライトという石。ヘブン&アース社の新商品(?)。今年出てきたのかな。
もう、このヒーラーライトを写真で見た時から、「そっくりだよ」と思いましたが。
ブレスの丸玉と蝶の彫刻ビーズは、そのヒーラーライトにそっくりな、ずっと以前から市場に流通している時々見かける石。
みなさまも、うちの商品でこの蝶ビーズはご覧になられた記憶をお持ちの方もいらっしゃいますよね?
丸玉のほうは、ヒーラーライトを入手した前後かな、入手したんですが、やっぱり似てる~、と。


私はこの石は、オリーブジェイドの亜種であろうと(実はこれは自分の判断)サーペンティンということで扱ってきました。
また、これとは少し違うんですけれど、この黄緑色系に少し白がまだらに入るタイプは、サーペンティンとカルサイトの混合岩石である、ってことで販売されているものを入手したこともあって、ますます、サーペンティンなのだろうと。


ということで、この謎の黄緑石が、実際は何であるか、については知らなかったわけで。だからヒーラーライトを入手してみて、このそっくり具合、どうしようかと^^、ではなくて、正体をそれならつきとめればいいだけではないか、と結論、今日、鑑別機関に鑑別をお願いしに行ってきました。



・・・というのは、実は、ついでの話。
本題に関わるのはこのヒーラーライトもどきの黄緑石ではなくて、ヒデナイトの話。
ヒデナイト、ネットで丸玉を見つけたっっってことで、ちょっと勇んで入手してみて、到着してたんですが(実は封をあけていなかった)、あけたらば、「あれれれ」。
私は、石は「目視」でももちろん判断しますが、石の「質感」も、かなりの判断基準というか。
それが、なんとなく、スポデューメンの質感じゃないんだよなぁ~~~、見た目にもベリルっぽいよな~・・・と。
買ったお店さんにお伺いしたら、仕入れの際に鑑別には出していない(いわゆる目視での判断のみ)そうなので、じゃあ自分で出すかぁ・・・ということで、鑑別機関に持って行きました。
そもそも、その「目視」でも、「むむ? これは?」でもありましたので。(だから買ったお店さんにお伺いしてみたのよ、ベリルじゃないか? って)


鑑別機関の所長さんは、「これ、ヒデナイトってことで入手したんですけど、違うかな~、と思って持ってきた」って話したら、「見た目にヒデナイトじゃない可能性」が高いであろう旨、ぼそっとおっしゃってましたね(泣)。
やっぱりそうか・・・と思いつつ、自分がそれに気づけた快感(贋モルダバイトの時もそうだけど)が^^湧き上がるっていうのは、もう、石バカもいいとこですね☆
鑑別機関の所長さんも、こういう、「あ、これは、その名前の石じゃないよ! お気の毒様!!」っていうのを見つけるの、なんだかきっと、こらえられない快感なんじゃないですかね。そういう表情してましたね。例の、天然石がわかる本の著者さんですけどね・・・。


ちなみに・・・私も自分が入手した石をすべて鑑別になど出しておりませんので、鑑別に出していないお店さんを責めてはおりませんし(コスト的にそれは、どんな天然石屋さんでも厳しいであろうと思われますね)仮に違っていたとしたら、それはそれでしょうがないかな、って対応です。
誤解を招くといけませんのでお伝えしておくと、年がら年じゅうこういうことがあるか、と言えば、年がら年じゅうそんなのばっかり、っていうことはないですよ。
ほんと、ごくごく稀~に、こういうことが出てきます。ネット店で入手する場合は直接見て判断できないぶん、まぁ、こういうリスクはないわけではないですよね。
しかし自分もそのネットの恩恵により、みなさんに買っていただいている同じネット店なわけですので、当然ですが、慎重です。
なので「これは違うだろう」と少しでも感じられるものを、入手先の言ってるままのネーミングでそのまま・・・っていうことはしないようにしています。なんだかわからない場合は、こういう名まえでしたけど、その石ではないです質感的に、だとかご説明していたりします。(前に翡翠カテゴリで売られてたアリゾナ産のジェードとかで、そんなのがありましたね)
それになんといっても、上記のヒーラーライト似の黄緑石を、自分だって、ずっとサーペンティン扱いしてきていたわけですから。


自分が目利きでいる修行のためには、こういうものに出会うことは、今はまだ必要なのかもしれませんね。
鑑別機関さんだって、そういう意味では、見た目では判断できなかったりもすることもある、名前と違う石が流通しているなんてことがあるから、その存在意義があるわけで。


ヒーラーライト似の石は、鑑別結果でそれっぽかったりしても、だからってこれはヒーラーライトです!! なんて^^突然言いだしたりして売り出したりしませんからご安心を。
それよりも、もともと自分は黄緑系の石が好きなので、この石も好きでしたが、サーペンティンと安直にお伝えしていたことを、もしそれとは違うことが判明したら、謝らなければなりません。今までに、サーペンティンということで、買ってくださったみなさまには謝罪しなければ。


もうひとつのほうは、おそらく鑑別結果待たずとも、ほぼヒデナイトではない可能性が見受けられますので、ジェミーロードナイト&ヒデナイト、というカップリングは幻の彼方へと立ち消えか? という状況。
楽しみにされていた方、申し訳ないです。


でももしあれがヒデナイトなのだとしたら・・・
石は見た目と質感を超えた存在・・・。おまいら人間には、得意げな経験則だとか、見た目とかでは、ちょっとやそっとではわかるめぇ、の、もうその姿カタチを超えた領域にいるのね☆ の証明でもあるかもしれません。


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カテゴリ :  石のホント or はてな?
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