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2012年10月25日の記事のリスト

2012ヴィーナス降臨。ディープローズクォーツ。

2012年10月25日 (木) 01 : 47
ディープローズクォーツは、もうそこそこ市場に出回ってきているので、もう目にされておられる方も多いのではないでしょうか。


この石、実は、昨年2011年6月の「Longs to be Love~まだ知らない愛~」というタイトルのアクセサリで、ネックレスのペンダントトップに使用していました。


この頃はまだこのディープローズ、まったく市場に出ていない石で、たしかに私もローズクォーツとして入手していたんですが、まだディープローズクォーツという命名がなされていなかった頃でした。
そのあまりのマゼンダカラーの入る「バラ色っぷり」に、「これはローズクォーツじゃなくて、リチウムクォーツなんじゃないか」って疑っていまして、説明文にもそのように書いています。
・・・というくらい、ふつうのローズクォーツに見慣れていた私には、この石はローズクォーツじゃなかったわけです。
あまりにも色目が薔薇色過ぎで。


なので、この石が市場に出てきた時にも、「あ、あの時のペンダントトップの石だ」とは気づいておらず、先月お披露目したミッドナイトレースオブシディアン同様に、「ま~た新参のが出てきたなぁ・・・」と、市場の煽りを受けてトレンドに飛びついてなるものか的な感覚とでもいうのかしら、まぁ、しばらく様子見していたわけです。


2012年は・・・わりとこの石に限らず、けっこうあらての新参石が目白押しで、すでにご紹介してきた日本産の乙女鉱山の水晶なんかもそうですが、「こういうのがあるなら、何年も前からあったんだろうから売ってくれてたら良かったのに」と愚痴のひとつでも言いたくなるくらいに、もう涎モノ系がどんどんどんどん、ここぞとばかりの勢いで展開されてまして。


それがせんだっての新宿のミネラルショーで。
初めて実物のビーズになったディープローズクォーツ、目にしまして。
で、ようやく、「あ~、あの去年のペンダントトップの石だったんだ!」と、実物に触れて、気が付きました。
それまで入手をためらっていたとは思えない勢いで、さっそく、入手。(ミッドナイトレースオブシディアンのパターンと同じですね)
そして、今月、気づけば、ディープローズまみれ。
(これも、先月のミッドナイトレースオブシディアンのパターンと同じですね)



(こちらが、その入手したディープローズクォーツです。)


やっぱり・・・2012年。
石の世界の動向は・・・私がいくらそっぽを向こうとも、こういう流れになっていて、こういう石が出て来てる。
この前記事にしたオーラライト23もそうですけれど、こりゃ、神々が用意してくれている現象そのものじゃないか、と。
そんなふうに、確信したくなっちゃうくらいに、このディープローズクォーツの登場は、「いよいよ、ホンモノの愛と美の女神が降臨しますから。」そんな合図に違いない、と。

この石と同調できた時、昨年2011年6月の「Longs to be Love~まだ知らない愛~」この世界の顕現が実現すると思います。実はこの「Longs to be Love~まだ知らない愛~」、けっこう私はお気に入りで、わりと気づくと見に着けている石組みです。
ヒマラヤ・アイスクリスタルは、「ハイヤーセルフの青写真」と繋がる水晶で、それをこの魂の器である肉体を伴って、この地上に顕現することを促す石なので、なにかと今年も、いろいろアクセサリに組むことが多かった石ですが、今回、「Longs to be Love~まだ知らない愛~」を再現し、ここにこのディープローズクォーツにも加わってもらいました。
(ディープローズのシリーズは、プレビューお写真でもいくつかご披露していますが、ディープローズクォーツもそうですが、ローズクォーツ系はお写真とても難しくて、この美しさを表現しきれておらず、申し訳ないです。本番の月末では、がんばります。)


ヴィーナス。またの名を、アフロディテ。
愛と美の女神の石、ローズクォーツであることを、長年聞かされ続けてきた私たち。
地球上にたくさんある、ローズクォーツ。
たくさんある、愛と美。
世界には、地球上には、愛と美が溢れているというのに、気づかない私たち。

いよいよ、愛と美の女神の、愛パワーの鉄拳か? という、ディープローズクォーツの市場席捲。
問答無用な、押し黙るしかない、もうそのエネルギーに感服するしかない、薔薇色石。
ピンクオパールが、市場で枯渇中で、流通量大激減であることは、今年、しばしば折に触れお伝えしてきていたけれど、こういう真打ち登場であったなら、さもありなん・・・という気がします。


しかしおそらく、このディープローズクォーツも、そんなにそんなに、量産されるはずもないだろうと思われます。なにしろ、最初に見つけた昨年も「ローズクォーツなのに、えらい高いな」な石だったわけで(だからローズクォーツじゃないのかも、って思ってたところもあったりして)市場に出回るようになった今も、ローズクォーツとしては、高嶺の花的な存在。この勢いだと、おそらくすぐにこのディープローズクォーツも枯渇するのかもしれないと。。。
(ぜんぜん別の石ですが、昔は希少石であったのが、近年大規模鉱脈が見つかったとかで市場でにぎわいを見せていたモリオンも、また減産になりつつあるようで。モリオン様も、また希少石へと鎮座されるのでしょう。やっぱりこれも、2012年現象なのかもしれません。なんとなく、意味のある話ですよね)


まぁ、石の場合、ほんと、「気が付くと、あんなに山のようにあったのに、今は売ってないな・・・」の世界。
昨今は、このサイクルがとても早くなってきています。
なので、見つけた時は、躊躇している場合ではないな、と、思っていたりします。
(石は食べ物ではないのに、まるで、人間が食しているかのように、ビーズ製品は、売れてなくなっていってしまいます。で、石は食べ物と違い、人間が種をまいて育てることができない存在であるため、どうしても手にしておく必要があるわけですが。)

ただこれは、石を扱うシゴトをさせていただいている、こういう私のような者の場合の話であって、そうでない場合は、「惹かれた時」、ということで良いと思います。


それ以外にも、「意図を顕現するための水晶」として名高い形状の水晶なんかも手に入れて。これは、バッキーボールカットと言いまして、正五角形が12枚,正六角形が20枚の合計32枚の面で構成された、そう、あのサッカーボールと同じ形状なのですが、実はこれ、あのシュンガイトの「フラーレン」C60と同じです。(天然のフラーレンで構成された鉱物は今のところシュンガイトだけ・・・だったと思います。)

バッキーボールカット、この32面カットの水晶は、脳天直撃水晶。
つまりもう「上と繋がっちゃうしか、ありえない」このご時世には、石使いとしてはなくてはならぬ系とも言えるかも。
この形状を正確に制作する研磨技術というのは、大変難しいらしく(そりゃそうですよね)、バッキーボールカットの水晶は、量産できない貴重品。


上記に列記した以外にも、やはり、市場ではもうそこここに出回っている感のある「屋久杉」。
石ではありませんが、この屋久杉ビーズのブレスなんぞも、屋久杉って天然記念物なんじゃないのか? とちゃちゃを入れたくなるくらいに、なぜか天然石市場でにぎわいを見せていた2012年。

糸魚川翡翠、乙女鉱山水晶・・・そりゃまぁ、そしたら、国産の、聖地と呼ばれる屋久島の杉は・・・当然のご登場であったのだろうと。
日本の神々も、もう、ほんとに、黙っちゃおれない。そういう状況に、この国も、日本人も、置かれているのであろう・・・と拝察される、現象。


手にしてみると、「なんと懐かしい匂い」でした。
この匂いは・・・あれだ、ひな人形。三月の桃の節句、雛祭り、実家では、七段飾りの雛人形が幅を利かせる時期ががその昔にあったことを思い出しました。
お雛様たちがしまわれていた、あの大きな箱たちは、屋久杉だったんだ、と。
知らなかった。
(いや、よく考えてみると、そんな高価なものであるはずがなく、きっと「杉」製の木箱。ジャパニーズ・シダーウッド。シダーウッドの香りじたい、呼吸を落ち着かせる香りとして瞑想にも良い香りとして知られていますね。シダーウッドのアロマは持ってないので、今度入手できる機会があればしたいなと思っています。)


白檀とも違う、他のウッド系の匂いとも違う、この屋久杉の独特の香りは、おそらく、日本人であれば嫌いな人はいないんじゃないだろうか・・・そう感じます。
これは、日本の神様の愛のつまった香りなんでしょうね、きっと。
なぜか「感動」します。
心の奥の方が喜んでいる・・・そういう感覚。
(と言いつつ、子供の頃からいいオトナになるまで、実は桃の節句にこの匂いを常に嗅いでいた実績がありながら・・・いかに昔は、「自分の外側世界に振り回されていたか」の時代であったかと・・・思い知ることにも。宝物というものは、どんなに目の前に在ろうと、手を伸ばせばそこに在ろうとも、「それと気づかず」であることも、本当に、往々にしてあるのだ・・・ということですね)


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カテゴリ :  石のホント or はてな?
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