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セレンディピティ・ストーンたち  其の参

2011年01月21日 (金) 06 : 02
さて、セレンディピティ・ストーンたちの、その参、です。
セレンディピティとは、くどいようですが^^「セレンディピティとは、「何かを探しているときに、探しているものとは別の価値あるものを見つける能力・才能を指す言葉」(by.ウィキペディア)のこと」と言われているのですが、これ、「何かを探している」に限らず、だと思います。
なにかを探求している時に、セレンディピティやシンクロニシティに、単に「出会いやすい」というだけの話だと思います。


探し求める、追い求める、姿勢は、たしかに大事ですが、それは、必ずしも「量、数、種類」に関係ない気がします。
つまり、どれだけ多くの、情報、知識に触れても、人ひとりにそれを租借しきれるだけの用意がなければ、ただそれは「放浪の行為」「迷いを増やす行為」として、通り過ぎていくだけのように感じます。
(ただ、こういうものが、決して「無駄」ということではないです。経験に、たとえそれがどんな失敗行為であろうと、回り道であろうと、無駄ってないです。あとあと、必ず、「合点がいく」時が来ますから。それも、セレンディピティの一種かと思います)


セレンディピティ、シンクロニシティ、に関わるストーンとして、前回、インパクトガラスのモルダバイトやリビアングラス、テクタイト、隕鉄のギベオンなどの、いわゆる宇宙石系や、いかにもな、あやしそうなバックボーンで近年登場してきたアンダラ・クリスタル・ガラスや、アゼツライト。
いわゆる、「ハイ・オクターブ、ハイ・エナジー」なタイプのストーンたち。


お値段の高いそういう石でないと、ということではありません^^。
ただ、この世は、実相世界の写し、という観点から、確かにですね、「いいものは値が高い」という現実があることも、真実です。
ひつくの神様も、「一足飛びにはいかん、時間もかかるし、金もかかる」とおっしゃっています^^。
われわれは、できれば、無料、もしくは、自分の懐の痛まない、「得しちゃった対価」で、なにか優れものを一足飛びに等価交換できることを良しとする、価値観を多勢の方が置いています。しかし、この「得しちゃった」は、結局のところ、比較論です。それも、おそらく個々のものすごい狭い見識の中での。
長い目で見ると、結局、その辺りの一時の損得のそろばんでは計り知れない、収支計算がなされているのが人生かと思います。


それから、「その弐」ででてきた万能ストーン、トルマリンなどは、その昔、自分は「営業マンのための石」ってことで、なにかひとつだけ・・・というなら、トルマリンじゃないでしょうかね、って記事書いたことがありますが、結局、営業マンみたいな常に「五里霧中」な仕事というのはですね、「セレンディピティ、シンクロニシティ」というものに遭遇できるか否か、が、命の分かれ目みたいなところがある職業^^なんですよ。
カンタンに言えば、「ふとした気づきを、行動として活かせるか、活かせないか」という部分で、トルマリンは、直感に基いた能力を発揮させる石なので、現実の展開が変化していくことがわかりやすい石なのです。
ものの見方が固定している時、頑なな時、マイナス感情との相乗効果で、営業マンという「運が勝負の重要ファクター」な職業においては、気を抜くと常に袋小路に追いやられる宿命があるのです。
これは、営業マンに関わらず、自営の個人事業主さん、フリーランス、な形態であればあるほどですね、非常に大事な「遭遇能力」とでもいいましょうか^^、現在の自分も、これがなくなったら終わりかと^^。そのくらいの切実感ならば、常にありますよ。


さて、そんなセレンディピティやシンクロニシティ、要するに、「これは自分の認識している自分の技量を越えている」を感じやすくする(その結果、遭遇しやすくなる)ストーンとして、他にあげられるのは、
ムーンストーンやラブラドライトなどの長石系、水晶、アメシスト、シトリン、ローズクォーツ、モリオン、などの水晶ファミリー、ルチルクォーツや、カコクセナイト、トルマリン、レピドクロサイトなどなどの内包物、水晶中に他の鉱物を取り込んだセージニティック・クォーツ系、エレスチャル・クォーツやファントム系の水晶、それから、オパールや、翡翠などの輝石系(ハイパーシーンや、スポデューメン、ダイオプサイドなども含む)、ラピスラズリ、タンザナイト、そして、オーラ系水晶などかな、と思います。
ここにあげた石は、その部分のみに特化した石、というだけではないですが、「あなたの運命を変えるパワーストーン」と呼ばれる^^には、それなりの理由がある、ということです。


なんだかんだ言って、水晶ファミリー、基本です。
「セレンディピティ・ストーンたち」のあとには、「土台・骨格づくりストーンたち」ってのも書いていこうかと思っていますが^^、むろん、こういった石たちは、そちらにも重複しますし、セレンディピティ・ストーンたちで取り上げた石たちも、実際のところ、「土台・骨格づくり」にも寄与してくれているので、本当はこうした石の傾向というものの分類分けというのをすると、余計な先入観を与えかねませんので、もうそのへんはですね、読んでいただいている方の感覚におまかせするしかないのですが。


ちなみに、「願望実現」のための石、というのは、ひっじょうにむずかしい大雑把すぎる「枠」で、どれかひとつ・・・というのが言えませんが(あまりにも人の願望の種類というものが、多岐に渡りすぎているため)、そういう意味での「オールマイティ・ストーン」として、よく「水晶」が言われますが、これは、あながち間違いではないと思います。
なぜなら、水晶は、セレンディピティ、シンクロニシティのような、「なにか大きな力がはたらいているような気がする」感覚に、出会うための感度を確実にアップする石かと思いますので。


こういう「願望実現」が当座の自力ではまず困難であろうと想定されていたのに、なぜかシンクロにシンクロが重なり、とてもスムーズにいってしまうこともあります。
それは、石を持ち、石と同調することでそうなる場合もあれば、いわゆるエネルギー・ワーク的なもので、変化する場合、その相乗効果である場合もあります。
その関与エネルギーを「天のはからい」や、「天使の協力」や、「守護霊さまの力」や、「宇宙との調和」や、いろいろに解釈、表現がなされていますが、源、でどころは同じ、もしくは限りなく近いところにあるのかと思います。
ただ、ここで気をつけなければいけないことは、その大きな力が、限りなく自分のエゴだけを満足させるものである場合、堕天使、ぺ天使のような「宇宙のひっかけ問題」を提示する、あまり嬉しくない^^存在の助けを借りただけかもしれず、そういった存在の満足のためにはたらいてしまっている・・・という場合もあるかもしれませんし、自己に芽生える「驕り」によって、途中からエネルギーがそういったものに、巧妙に切り替わる場合もあります。
(よく、運の起伏の激しい、いい時と悪い時の落差の開きが大きすぎる人に見られる現象です。もともと、良い意味でも悪い意味でも、そういったエネルギー存在のはたらきかけが「マスター級」ってことなんだろうと思われます^^)
自分の力を超えた世界に遭遇している時は、常に「自分の胸に聞いてみる」ということが必要で、結局はどんな経験をしようとも、常に帰っていく場所は、自分の中にあるのです。


ただ、たぶん、「願望実現」という感覚じたいが、この先、どんどん「古めかしい感覚」となっていくのではないかと^^、個人的には思います。
願望を実現したい、という思いの中には、現状が、願望の賜物ではない、という意識が、まず存在しますよね。
その意識を持ち続けている限り、願望っていうのは、遠い遙か彼方にあり、その距離は埋まらないものなんです。


石たちがする仕事は、顕在意識の願望実現のためにはたらく・・・の面もありますが、結局のところは、本人が認識していなくても「持ち主の魂の声」のほうを、優先しているように感じます。
なので、「石なんて、持ったけど、願望なんて叶わなかった」ということも、おおいにみなさん経験されていらっしゃると思います。
特に、恋愛や結婚や、職場の人間関係や、そういったものが、願望どおりにいかない、石なんて効かない、と思われることも多いのかも。
それは、実は、石たちのほうが、一歩うわての次元にいるからなのだ・・・と、ご理解いただければ、ぴん、と来ることがあるかもしれません。


ひつくの神様もおっしゃっていますが、「この世に神がかっていないもの、ひとつもおらん」だそうですので、願望が実現していないという認識のままの人間である限りは、神チカラ(宇宙からのリターン、とも表現できるかな、と思います)を発揮することはそもそも困難かと思われます。
こうして、「存在していること」そのものが、すでに、神チカラでもあります。
われわれは、ナニモノかの、高次のチカラだのみで、なにかを顕現させていくのではなく、高次との二人三脚、で、モノゴトを顕現させていくのが、よりベターなのであろうと思います。
神チカラを期待する、頼みにする・・・というより、それぞれが、今この時を、個性的な「神になる」ということ、なのでしょうね^^。
石たちが、チカラ添えしてくれる部分は、早い話が、この神チカラを本来内包する自己・・・への自覚であると、個人的には思います。


石がおもしろいな、と、私が思う時というのは、「実は、石のほうが、本体の私自身よりも先に、魂の部分の私と、コンタクトしていやがった^^」というのが、あとから分かる時^^です。
いやはや、たいしたもんです。


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カテゴリ :  インスピstone
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