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2010年03月05日の記事のリスト

春ですね。

2010年03月05日 (金) 18 : 46
今日はビタミンTeeさんへ納品に行ってきました。
(ビタミンTeeさんは、画面右下にリンクしております)
だいたい、こちらで月末に出品後、月の第一週に納品・・・というサイクルが、だんだんできあがってきておりますね。


気づけば、春ですね・・・。
冬物コート(例によって? まだ春服へ着手しておらす^^)なんぞをまだはおっている自分は、帰り道汗だくでした^^。
でもしっかり、アクセサリは、Spring仕様となっているところが^^すごいです。


お店置きの石アクセサリは、以前にも書いたことがありましたが、な~るべく石初心者さんがびびらない(?)プチ・プライスというのでしょうか、そういうのを心がけているのですが(お店のカラー的にも、石屋さんというわけではないため、お客様層が、どちらかというと、ファンシー・ショップ寄りかなぁ・・・というのもあり)今月納品用のアクセサリを作っている時に、「う~~~~~ん。でも、うちの石アクセを多少知っていて、で、そういうのを期待に胸を躍らせてくれて、もしあそこまで足を運んでくれて、で、わりと「石を知っている(これは、パワー云々というよりは、市場的な価値観の意味ですが)」方だったとしたら・・・・・・そういう方を満足させられる商品性と言えるのだろうか?」っていう、ずっと抱えていた問題、っていうんでしょうかね、そういう思いがふつふつと湧いてきましてね。


もちろん、誰にとっても、できるなら「自分が欲しいものが安い」というのが望ましいのかもしれません。
いずれにしても、石そのものの値段と、「効果」に相関性はない、って私は思いますよ。
だから、高いもののほうがいい、ということでは、けっしてないんです。

ただ、「高くて、いいもの」が実際にあるのも、世の常というのか、これは石の世界にもある程度言い得ていることで。


そういうわけで、今回は、いわゆるプチ・プライス系と、そうではない比較的高額なものという、かな~り極端な幅のある商品性が出揃いまして、それを納品しに行って来たわけですが、「やっぱりな~。」なのか? ちょっとシンクロちっくな面白い話が聞けました。


ビタミンTeeさんで、うちのアクセを買ってくださっているお客様がおっしゃっておられたそうなんですが、
「詞音さんのブレスは、一万円くらいの高いやつじゃないと、効かない」
などとのたまう方がいらっしゃったそうで、その根拠が、なんでも、私が作った一万円くらいのブレスレットをクリスマス展で購入されたその方のご友人なのか知り合いのなのか、な~~~んの浮いた話もなかったのに、結婚が決まっちゃったそうなんですよ。
だから、「高いのじゃなきゃ駄目だ」みたいな話をされていたそうなんですね^^。


おそらく、そうおっしゃる、その方がそう感じた根拠には、「自分は高いのを買ってないから、効かない(?)んだわ~。やっぱり、値段が高いもののほうが、いいのね。」的な発想が、想像するに、あるのではないかしら? と思うのですが^^、あれですよね、作っている自分個人としては、「こっちは値段が高いから、必ずパワーを発揮するものを。で、こっちは安いから、テキトーでいいや。」のように、器用な力の使い分け^^じゃないですが、そんなことは、逆にできません。


ただね、こういうのも、いわゆる、石がチカラを発揮する相乗効果の世界なんだと思うのですが、人間というのは「これは、高かったんだ~~~・・・買うのに勇気がいった・・・・でも、高かったけど、あの中でこれがどうしても欲しかったんだし、大事にしなくちゃ!」な、思い入れが、そりゃ、一万円のものと、千円のものとでは、違ってきますよね?
たぶん、自分のそのお高めのブレスレットを買ってくださった方は、「満足感」という喜びパワーが、もしかするとね、その「浮いた話なんてそれまでなかったのに、ご縁に繋がっちゃった」・・・という展開をもたらす、いい相乗効果があったのではないかしら、って思うわけですよ。
けっして、値段が安い、高い、の差ではないんです。


しかしながら、上記にも書きましたけれどね、値段の高いものには、それなりの理由があって、で、なぜか人を惹きつけるところもあるのが、実際の話。
だから、高いわけです^^。
ものの値段って、そういうことでもあります。


自分は、石の市場的価値と、仕入れ価格をもとに、石アクセサリの価格付けをしているのですが、実際にはこれは、すべて一律ではありません。たとえば、自分がわりと高めで入手していても、「これは、身につけるとなると、限られるな~」と思えば、価格を低めにすることもありますし(先月でいうと、レッドルチルの巨大ペンダントトップのネックレスなど^^。あれは・・・説明にも書いたけれど、とにかく大きすぎます^^。)レア系や、本来そこそこ高いはずの石でも、入手価格がべらぼうでなくて、まぁ、いいかな。大勢の人に、買いやすいと思ってもらいたいしな、などなどの理由なんかで、安くします。
しかし、入手価格がそこそこ高い、石としてのクォリティの高い、市場的にも品薄なものは、やはり、安くは販売していません。
そのへん、見極めてお買い物をされると、うちの石アクセの場合、ちょっと楽しいかもしれません^^。


で、お店の話に戻りますけれど、シンクロかな~、やっぱり「時期」だったんかな・・・と思ったのは、
自分が今回、お店のほうにも、「ちょっと高いけど、でも、いい石」を入れたくなった根拠には、やっぱり、見に来てもらって、「うわ~、高い。けど、そっか~、石っていろいろなんだな~」なものもあれば、「え? こんなにかわいいのに、安っっ」のサプライズも、両方の満足感にこたえられる商品ラインナップが、やっぱり、そろそろあちらにも必要だよな・・・・・と、ちょうど思っていた矢先に、上記のお話とですね^^、あと、納品してからしばらく経つけれど、やっぱり場違いな値段だから売れないのかしら、と思っていたモリオン・ブレスが、売れていたこと。
モリオンは、ただの黒い石ですからね。
石にキョーミがなければ、見た目オニキスとどう違うんじゃい? です。普通にファッション感覚で、アクセサリを選ぶには、ありえない値段ですから。オニキスであれば、ず~っと安い。単純に値段だけでモノを選ぶのであれば、普通は黒の石が欲しければオニキスを買うでしょう。
モリオンを買っていかれた方が、なにを根拠に、あのラインナップの中では、だんとつに桁が違うブレスレットを手にされたのかの理由はさだかではありませんけれど、なにかしらの魅力と、価格なりの価値を認めてくださってのこと。なんですよね。


但し、ご心配無用^^なのはですね、
「高いのじゃなきゃ駄目だ・・・」ではありませんから^^。
間違いなく。
ほんと、制作者本人、そんな石の値段によって、器用なチカラの使い分けはできませんから。
「安いのは安いなり」と捉えてしまうのも、それも、人間の先入観、思い込みです。


ちなみに、今日お店に納品した中にある三千円のブレス、自分めっちゃ気に入りましてね、同じの作って身につけてますから^^。
もちろん、パワー全開ですよ。三千円だけど。
実店舗のほうへ、お住まいの立地的にお越しいただけるみなさまばかりではありませんのでね、これは、こっちでも、今月末お出ししますよ。


そうそう、シンクロというのではないのだけど、
もうひとつ、ぜんぜん違う話ですが、面白い偶然がありまして。
長くなるので、また次回。


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カテゴリ :  私の体験(石系 & スピ系)
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