・・・というわけで、ミネショ3日目の今日ですが、先般の誓い(?)に伴い、池袋には足を向けていない私です。
まぁ、欲を言い出せばきりがなく、且つ、あの場所に足を踏み入れて手ぶらで帰ることもできず、しかも、よくよく考えてみると私はふだんから石を買っているため、まだまだ支払わなければならない「店取り置き」の石たちが、これまたわんさかいらっしゃるわけでして・・・。
ところで、
どうして、この黒い水晶になんとな~く出会えるような気がしていた私なのですが、どうして欲しいな~って思っていたんだろう? ということをよくよく考えてみたところ、まぁ、こういうのは理屈じゃないのですが、前人未踏の道へ足を踏み入れるには、必要だ・・・というような感覚があったのと、アゼツライトやら、レムリアンやら、いわゆる「特殊な水晶」と謳われる水晶にあまり気がいかない自分が、不思議とこの「レア」な水晶には、わけもなく惹かれていたことは事実。
前人未踏と言っても、たかがひとりの人生ですのでね、自分のやろうとしていることなど、たいしたことではないのかもしれません。それに、道っていうのは、結局「地続き」にあるものなので、ひとっとびにどこかへ到達する、なんていうことは、ないわけで。積み重ねていくしかないんですよね。
この黒い石に出会って感じることは、「石は、免罪符には、ならない」ってことです。
積み重ねていくしかない、を、「罪重ね」にしないように、その持ち主をサポートする。
それが、石です。
パワーストーンと呼ばれる石たちに、概ね共通する性質が、それ。
だから、石によっては、「持ったら、かえって嫌なことがあった」みたいなことも希にあるわけです。
つまりそれって、ある意味、抑止力というか、その人がそれ以上「己の魂のためにならない行為を重ねていかないように」コース変更してくれているわけ。
その辺が、強引な石もあれば、ただちょっと運転速度を落すようにし向ける、くらいの石などもあり(スピード違反を見逃してくれる優しい警官さん、って感じでしょうか)まぁ、いろいろですが。
ただ、ベクトルの向かう先は、結局のところ同じなんですよね、どの石も。
そして、この黒い水晶には、ちょっと気の遠くなるような「ポジティブ・パワー」へのいざない、があります。
たぶん、石など身に着けたことのない方とか、ネガなのかポジなのか自分でもわかっていない、というような方などが身に着けると、相当石酔いというか、あまり気分はよくならないタイプの石かもしれません。
実はここのところ、モリオンもそうなんだけど、トルマネイテッド・クォーツが、やたらに欲しくてですね、で、ネットで買ってみたりもしたんだけど、この黒針水晶も、なかなか、これ! っていうのがビーズではない石なのです。
持っていないわけではないのですが、できれば、10ミリ玉以上で、且つ透明感のあるもの・・・というのが希望で。
石ビーズ屋さんなんかで、一般的に売られているものは、透明感のある玉は、一連の中でも数粒・・・という感じなんですよね。
ネットで、この黒針水晶ブレスとして売られているものなども、たいていが不透明系で、針もぱらぱら。
ミネラルショーの会場でも、行く前は、綺麗な黒針水晶があるといいな、って思っていたはずなんですが、例によって一歩足を踏み入れたとたんに、そのことを忘れていたんですが^^、毎年お世話になっている、これも例のおじさん(昨年は、ルビーの10ミリボタンカットを向こうの手違いで格安で購入)のところで、「めっちゃ透明感のある、黒針ビーズだけを集めたゴムブレス」を売っておりまして。
このインド人のおじさんのところでは、今回は、それを目的として訪れたわけではなく、ペリドットの6ミリ以上の大きい丸玉ビーズが欲しいなぁ、と思っていたら、おじさんのところに並べられていたので、そのビーズの中から、選ばせてもらっていたんですね。
まぁまぁどうぞごゆっくり、と、パイプ椅子に座って、ペリドットの連を一本一本確認しているところでした。
で、その最中ふと、テーブルの上に目をやると、「籠にてんこ盛り」になっている、トルマネイテッド・クォーツ。
「あれえ~~~、黒針。おじさん、これはいくらなの?」
と、ペリドットの選別をそっちのけにして、そちらへ手を伸ばす私。
どれも、私が求めていた透明感と、針の入りをキープしているもので、すべて10ミリ玉以上。
高いんだろうなぁ・・・ と思っていたら、「ひぇ?」なお値段。
このおじさんのところは、ホントウに、いつもなにかしらの掘り出しものならぬ、掘り出し石が見つかるんですよね。
ただし、安いのは、いちばん小さい10ミリ玉のもののみ。12ミリ玉以上は、その倍以上。結局、ちょっと高い。
ペリドットの選別は、結局、大きさよりも、発色と粒の揃いと透明感で選びました。
同じ値段で、同じくらいの透明度と発色で、もう少し大きな玉が含まれている、サイズグラデーションになったものもあったんですが、肝心のその大きな玉(8ミリ玉)に大きな「へこみ」を発見。
石ビーズというのは、どんなに「AAA!!!」だろうがなんだろうが、連の中に必ずこの「へこみ玉」があるのです。
実は、全般購入したタンザナイトの半連の中にも、綺麗な玉に限ってこの「へこみ」があったりで、「おいおい・・・高い石なんだからさ・・・へこみはかんべんしてほしいよな。」と思ったものです。こういうへこみ系や真円になっていないいびつ玉は、やむなく「自分用」になったりするんですけれどね。
一般的に、「何万円の単位」の品物で、丸玉のへこみなんてものが、許されるというか、まかりとおってしまうのって、この石ビーズの世界くらいなんじゃないでしょうかね。
もう少し、この辺の精度が上がってくれると嬉しいんですけれどね。
モリオン・ブレスも、丸玉サイズは均一ではないし、へこみ玉もありましたしね~。でもたぶん、このくらいの加工精度が精一杯なんでしょうね。
今回、クル渓谷で採れたという「ヒマールの丸玉ビーズ」というのも購入したんですが、やはりいびつ玉多し、というか^^、いびつじゃない玉のほうがあやしまれるとでも思っているのか??? いびつなほうがヒマラヤ水晶らしく見える、とでも思っているんだろうか??? 的な、加工精度なんだわな~。
話がそれまくりましたが、
そんなわけで、「じゃ、これは買うからね」と、ペリドットの丸玉ビーズをお取り置きし、トルマネイテッド・クォーツのゴムブレスを物色。
しかしですね、うわ、やっすいな~、ってお値段のものではなく、どうしても「高い方」に触手が伸びてしまう私。
「でも、ペリも買うしな~・・・こればっかりこんなに買ってもなぁ・・・・」
と、ゴムブレスをどれにしようかとたくさん手にしていた私に、おじさんではなく、もう1人の店員さんが、「いったいいくつ欲しいの?」と質問。私は、「これって、安いのは10ミリ玉だけなんだよね~~~・・・」と、ぽそっと答えたら、「あ~、じゃあ、いいよ、特別に12ミリ玉までは、同じ値段にしてあげる」と。
うひゃひゃひゃひゃ~~!! と、
私は、大喜びで、籠の中のいくつかを12ミリ玉のものを含めてピックアップし、おじさんにお会計を依頼。
したらば、おじさん、12ミリ玉のブレスを、もともとの高い値段で計算しはじめる。
「あれ~、さっき、あちらの方が、12ミリまでは10ミリと同じ値段にしてくれる、って言ってたよ~」と訴える私に、おじさんは一瞬顔をしかめ、「社長は私なのに、勝手にそんなことを・・・」とぶつぶつ言いながら、おじさん、その店員さんに確認。
さすが、その昔、2年前かしら? 「こんなに買うんだから、まからんかい?」とおそるおそる聞いてみたら、がんとして「まからん」と言っていた、インド人店主である。
まぁでも、店員さんが「確かに言いましたよ。たくさん買ってくれるんだし。」とでも、おじさんに進言してくれたのかどうかは定かではないけれど、無事、もくろみどおりのお値段になりましたが。
トルマネイテッド・クォーツ。黒針水晶。
パワスト的には、「勝負石」的に謳われていることが多い。
ギャンブル運とか、ビジネス運とか、いわゆる、「勝った負けた」がはっきりするような世界で、そこを切り抜ける上での、タイミングや勘どころ、そして、思い切りの良さをサポートする石。
ブラックトルマリンの針が、障害をはねのける、的な意味合いに捉えられていて(ブラックトルマリンも、悪しき空気除け、ネガティブ除け的にいわれる)なんというか、いわゆる「楯」っぽいんだけど、消極的防御、ではないのよね。この石は。
そう。
免罪符的に、パワーストーンを求める人には、もしかすると、黒い石というのは、厳しいのかもしれない。
彼らの奥行きは、暗闇の黒ではなく、光を呑み込む黒、なのだ。
まぁ、欲を言い出せばきりがなく、且つ、あの場所に足を踏み入れて手ぶらで帰ることもできず、しかも、よくよく考えてみると私はふだんから石を買っているため、まだまだ支払わなければならない「店取り置き」の石たちが、これまたわんさかいらっしゃるわけでして・・・。
ところで、
どうして、この黒い水晶になんとな~く出会えるような気がしていた私なのですが、どうして欲しいな~って思っていたんだろう? ということをよくよく考えてみたところ、まぁ、こういうのは理屈じゃないのですが、前人未踏の道へ足を踏み入れるには、必要だ・・・というような感覚があったのと、アゼツライトやら、レムリアンやら、いわゆる「特殊な水晶」と謳われる水晶にあまり気がいかない自分が、不思議とこの「レア」な水晶には、わけもなく惹かれていたことは事実。
前人未踏と言っても、たかがひとりの人生ですのでね、自分のやろうとしていることなど、たいしたことではないのかもしれません。それに、道っていうのは、結局「地続き」にあるものなので、ひとっとびにどこかへ到達する、なんていうことは、ないわけで。積み重ねていくしかないんですよね。
この黒い石に出会って感じることは、「石は、免罪符には、ならない」ってことです。
積み重ねていくしかない、を、「罪重ね」にしないように、その持ち主をサポートする。
それが、石です。
パワーストーンと呼ばれる石たちに、概ね共通する性質が、それ。
だから、石によっては、「持ったら、かえって嫌なことがあった」みたいなことも希にあるわけです。
つまりそれって、ある意味、抑止力というか、その人がそれ以上「己の魂のためにならない行為を重ねていかないように」コース変更してくれているわけ。
その辺が、強引な石もあれば、ただちょっと運転速度を落すようにし向ける、くらいの石などもあり(スピード違反を見逃してくれる優しい警官さん、って感じでしょうか)まぁ、いろいろですが。
ただ、ベクトルの向かう先は、結局のところ同じなんですよね、どの石も。
そして、この黒い水晶には、ちょっと気の遠くなるような「ポジティブ・パワー」へのいざない、があります。
たぶん、石など身に着けたことのない方とか、ネガなのかポジなのか自分でもわかっていない、というような方などが身に着けると、相当石酔いというか、あまり気分はよくならないタイプの石かもしれません。
実はここのところ、モリオンもそうなんだけど、トルマネイテッド・クォーツが、やたらに欲しくてですね、で、ネットで買ってみたりもしたんだけど、この黒針水晶も、なかなか、これ! っていうのがビーズではない石なのです。
持っていないわけではないのですが、できれば、10ミリ玉以上で、且つ透明感のあるもの・・・というのが希望で。
石ビーズ屋さんなんかで、一般的に売られているものは、透明感のある玉は、一連の中でも数粒・・・という感じなんですよね。
ネットで、この黒針水晶ブレスとして売られているものなども、たいていが不透明系で、針もぱらぱら。
ミネラルショーの会場でも、行く前は、綺麗な黒針水晶があるといいな、って思っていたはずなんですが、例によって一歩足を踏み入れたとたんに、そのことを忘れていたんですが^^、毎年お世話になっている、これも例のおじさん(昨年は、ルビーの10ミリボタンカットを向こうの手違いで格安で購入)のところで、「めっちゃ透明感のある、黒針ビーズだけを集めたゴムブレス」を売っておりまして。
このインド人のおじさんのところでは、今回は、それを目的として訪れたわけではなく、ペリドットの6ミリ以上の大きい丸玉ビーズが欲しいなぁ、と思っていたら、おじさんのところに並べられていたので、そのビーズの中から、選ばせてもらっていたんですね。
まぁまぁどうぞごゆっくり、と、パイプ椅子に座って、ペリドットの連を一本一本確認しているところでした。
で、その最中ふと、テーブルの上に目をやると、「籠にてんこ盛り」になっている、トルマネイテッド・クォーツ。
「あれえ~~~、黒針。おじさん、これはいくらなの?」
と、ペリドットの選別をそっちのけにして、そちらへ手を伸ばす私。
どれも、私が求めていた透明感と、針の入りをキープしているもので、すべて10ミリ玉以上。
高いんだろうなぁ・・・ と思っていたら、「ひぇ?」なお値段。
このおじさんのところは、ホントウに、いつもなにかしらの掘り出しものならぬ、掘り出し石が見つかるんですよね。
ただし、安いのは、いちばん小さい10ミリ玉のもののみ。12ミリ玉以上は、その倍以上。結局、ちょっと高い。
ペリドットの選別は、結局、大きさよりも、発色と粒の揃いと透明感で選びました。
同じ値段で、同じくらいの透明度と発色で、もう少し大きな玉が含まれている、サイズグラデーションになったものもあったんですが、肝心のその大きな玉(8ミリ玉)に大きな「へこみ」を発見。
石ビーズというのは、どんなに「AAA!!!」だろうがなんだろうが、連の中に必ずこの「へこみ玉」があるのです。
実は、全般購入したタンザナイトの半連の中にも、綺麗な玉に限ってこの「へこみ」があったりで、「おいおい・・・高い石なんだからさ・・・へこみはかんべんしてほしいよな。」と思ったものです。こういうへこみ系や真円になっていないいびつ玉は、やむなく「自分用」になったりするんですけれどね。
一般的に、「何万円の単位」の品物で、丸玉のへこみなんてものが、許されるというか、まかりとおってしまうのって、この石ビーズの世界くらいなんじゃないでしょうかね。
もう少し、この辺の精度が上がってくれると嬉しいんですけれどね。
モリオン・ブレスも、丸玉サイズは均一ではないし、へこみ玉もありましたしね~。でもたぶん、このくらいの加工精度が精一杯なんでしょうね。
今回、クル渓谷で採れたという「ヒマールの丸玉ビーズ」というのも購入したんですが、やはりいびつ玉多し、というか^^、いびつじゃない玉のほうがあやしまれるとでも思っているのか??? いびつなほうがヒマラヤ水晶らしく見える、とでも思っているんだろうか??? 的な、加工精度なんだわな~。
話がそれまくりましたが、
そんなわけで、「じゃ、これは買うからね」と、ペリドットの丸玉ビーズをお取り置きし、トルマネイテッド・クォーツのゴムブレスを物色。
しかしですね、うわ、やっすいな~、ってお値段のものではなく、どうしても「高い方」に触手が伸びてしまう私。
「でも、ペリも買うしな~・・・こればっかりこんなに買ってもなぁ・・・・」
と、ゴムブレスをどれにしようかとたくさん手にしていた私に、おじさんではなく、もう1人の店員さんが、「いったいいくつ欲しいの?」と質問。私は、「これって、安いのは10ミリ玉だけなんだよね~~~・・・」と、ぽそっと答えたら、「あ~、じゃあ、いいよ、特別に12ミリ玉までは、同じ値段にしてあげる」と。
うひゃひゃひゃひゃ~~!! と、
私は、大喜びで、籠の中のいくつかを12ミリ玉のものを含めてピックアップし、おじさんにお会計を依頼。
したらば、おじさん、12ミリ玉のブレスを、もともとの高い値段で計算しはじめる。
「あれ~、さっき、あちらの方が、12ミリまでは10ミリと同じ値段にしてくれる、って言ってたよ~」と訴える私に、おじさんは一瞬顔をしかめ、「社長は私なのに、勝手にそんなことを・・・」とぶつぶつ言いながら、おじさん、その店員さんに確認。
さすが、その昔、2年前かしら? 「こんなに買うんだから、まからんかい?」とおそるおそる聞いてみたら、がんとして「まからん」と言っていた、インド人店主である。
まぁでも、店員さんが「確かに言いましたよ。たくさん買ってくれるんだし。」とでも、おじさんに進言してくれたのかどうかは定かではないけれど、無事、もくろみどおりのお値段になりましたが。
トルマネイテッド・クォーツ。黒針水晶。
パワスト的には、「勝負石」的に謳われていることが多い。
ギャンブル運とか、ビジネス運とか、いわゆる、「勝った負けた」がはっきりするような世界で、そこを切り抜ける上での、タイミングや勘どころ、そして、思い切りの良さをサポートする石。
ブラックトルマリンの針が、障害をはねのける、的な意味合いに捉えられていて(ブラックトルマリンも、悪しき空気除け、ネガティブ除け的にいわれる)なんというか、いわゆる「楯」っぽいんだけど、消極的防御、ではないのよね。この石は。
そう。
免罪符的に、パワーストーンを求める人には、もしかすると、黒い石というのは、厳しいのかもしれない。
彼らの奥行きは、暗闇の黒ではなく、光を呑み込む黒、なのだ。

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カテゴリ : 私の体験(石系 & スピ系)
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