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2008年01月の記事のリスト

人に石をあげる、ということVol.2

2008年01月28日 (月) 22 : 28
前回に引き続き。ちょっと面白いことがあったので。

昨日、恒例の高校時代のクラブの新年会というものがあり、昨年に引き続き「ぜんっぜん」久しぶり感、を味わう感慨もなく、行ってきたんですけどね。一年て、ほんとあっというまですね。
昨年から、うちのブログをもし読んでいただいていたら、なんとな~く、この新年会ってな話のことは憶えている方もいるかも。

で、まぁ久しぶりに、同期の桜のマネージャーの女子とも会ったんだけど。
彼女には、昨年、ブレスレットの制作を頼まれて、友だちなのに「お金もらって」作ったんですけど^^
(ダンナには、「友だちからも金とるのかよ~」と非難ごうごう^^)
でもまぁ、やっぱさ~、「幸福になっておくれやす」の意味も込めて、「オンナの幸福追求」みたいなレシピで、大サービスちっくなものを作ったわけです。

それ以外にも、もう一本。
で、私からのプレゼントの一本。合計、ブレス三本。

で、昨日会ったら、彼女はブレスを二本腕にしててくれたんだけど、あれ?もう一本は?

それがさ~~~~。と。
「人に、あげたつもりはなかったんだけど、それ貸して、って言われて、いいよ、って貸してあげてから、返ってこないのよね~~~~」だと。

その「あげたわけではない」方は、なんでも、彼女がご贔屓にしている「競艇選手」。

レース前に、いっしょにゴハン食べにいったり、ってな具合に、いわゆる「ファン→ちょっとした顔見知り、友人ちっく」な地位に昇りつめているようで(以前から「追っかけ」してたよな~、そういえば~)、レースの前に、その方がいったい何を思ったのかはわかりませんが、彼女の腕にある三本のブレスのうちのその「オンナの幸福追求ブレス」を、名指しで「それ貸して」とのたまい、それを「身に着けて」そのあとのレースに臨んだのかどうかは定かではありませんが。

彼女に、で、その日の彼の競艇のレースはどうだったのよ? と聞いたら、
「すっごい成績良かった」そうです^^。

まぁ、彼女としても、貸してと言われて貸した石ブレスを、その競艇選手の方が持っていった直後の、レースの結果が悪くないことには、たぶんほっとしたかもしれないし、「ゲンかつぎ」でそのまま持って行かれてしまっても、しょうがないかなぁぁぁ・・・みたいな諦めもあるのか、「あげる、とは言ってないけど、返して、って言えないよね~」とのことで。

まるで、「長年返ってこない、貸した本」みたいな話ですね。


だけどさ~、なぁぁぁんで、男の人が、あの「水色ブレス」に、しかも人が身に着けとるものを「貸して」と言わせるまでに、目を引いたのかわかんないですね。しかもレシピは、そんな感じで^^
まぁ、レースに勝つことも、そういう職業なんだから、明確な「幸福追求」には違いないですがね^^。
競艇選手さん、お金持ちなんだから、ちゃんと彼女になんか代りに買ってやってくださいよ~。お願いします。


しかしこういう場合の、「自分が身に着けていた石を、人にあげる」ってのは、アリ、なのかな~・・・と。
ぼんやり思った次第です。


ということで、彼女には、気の毒なので、
代りの「オンナの幸福追求ブレスレット」、今度は、「プレゼントしようかなぁ」と思っているところです。


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第19回国際宝飾展

2008年01月26日 (土) 22 : 46
・・・に、行こう行こうと思いながらも、今日が最終日で、結局行かず。
東京ビッグサイト、遠いのね。
遠いのと、臨海線って、なんだかデンシャ賃が高いのと、東京湾のほうだし寒そうだし、休みの日まで寒いのは嫌だわん・・・とか、色々に理由をつけて、結局行かなかったんだけど、おそらく行かなかった最大の理由は、「軍資金不足」^^。これに尽きるかな、と。

なぜなら、この宝飾展、通常のミネラルショーと違い、いわゆる、ジュエリー宝飾業に携わる面々の、「年間最大の仕入れの場」なんだそうで。(招待状にそう書いてあった)
ミネラルショーには出展していない、「F」店なども出展していたので、行ってみたかったことはみたかったのだけど。

それにしても、それと併設して、ありとあらゆる「宝飾業の経営セミナー」ってのも、目白押しのようで、その経営セミナーの中に大笑いしたのが、「今注目の天然石ジュエリーの魅力と販売方法」ってセミナー。
講師が、例の天然石検定の教科書を書いた「飯田孝一」さんって方。
「“パワーストーン”がブームの中、ビーズ製品の販売で売り上げをアップさせるには? 取り扱いの問題点も含めて、お客様に提案する際のトークや販売ノウハウを紹介」と、そのセミナー内容にはあったんだけど、この飯田さんって方、めちゃめちゃ“パワスト”がお嫌い^^。なんしろ、「セラフィナイト」をがんとして「クリノクロア」と言いたいような人である^^。
セラフィナイトというフォルスネームのほうが、すっかり定着感のあるこの石に対して、クリノクロアなどそんなに珍しいものでもない、ってことを、おそらく言いたいのだろうけれど。
こういうパワストとして取り扱われる天然石を、実は気に入らない方が、どんな販売ノウハウを教えてくれるのか?
という意味では、このセミナーは受けてみたかったぞ。
この方、昨年のミネラルショーのほうでも、「ニセモノに騙されない、石の見分け方」セミナーやってたな~。そういえば。
いったい、彼は何がしたいのか?
天然石を売りたい人たち、買いたい人たち双方にとっての、「権威、ハク」付けを目指している、、、ってなところなんでしょうなぁ。

そうそう、この宝飾展、「一般の人」は入れてくれないようです。
どうりで、今までよく知らなかったはずだ~。
なんで、この「一般」のあたしが、招待状持ってたのかというと、例の「インドルビーの店主」のインド人のおぢさんが、うちに送ってくれたの。
「色々、案内送るから、住所教えて」ってしつこかったんだけど、なんか面倒くさいな~と思いながらも、「じゃ、ここに送って」ってメモ渡してきたんだけど、なるほど、こういうものがあるのねぇ、と。

社会見学の意味も兼ねて、行っておこうかな、と思ってたんですけどね。
なにしろ、「1,670社が出展」ですから。
東京ビッグサイトって、だたっぴろいから、絶対、インドルビーのおじさん見つけられないな~、と。

次はいつなのか知らないけど、まぁ、もう少し余裕のあるところで(時間的にも、経済的にも)行けるようになっているといいよな~、と思いました。


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人に石をあげる、ということ

2008年01月20日 (日) 20 : 28
について、今まで書いたことって、ありましたっけ?
なかったように思うので。


昨今、自分のためのものではなく、ご家族や、友人にプレゼント、という名目で、石のアクセサリのオーダーなど、購入いただくことも増えています。

その、相手の方によかれと思う気持ちで選ぶ石、というのは、それほど間違いはないかとは思います。
ただ、注意したほうがいいな、と、最近よく思うのは、そのあげる相手の方が「石を好きかどうか?」は、非常に重要かと。

石に限らずの話ですが、
「御進物」って、いらないものをもらっちゃうと困りますよね。
インスタントコーヒー飲まないのに、「瓶の三本セット」とか。
合成洗剤は使わないのに、「洗剤セット」とか。


私自身も、以前は、人に石をあげるというのが大好きで、なにかと、頼まれもしないのに人にあげるってコトをしていました。
だけど、もしかすると、「あれ? ありがた迷惑だったのかもしれない・・・」なことも、あるのかもしれないな、と。
最近、そんな感じのことを経験いたしました。

こちらに良かれ、があるだけに、「捨てられないお守り」を、唐突に押しつけられちゃう側の気持ちというものを、私があまり見ないふりをしていたかもしれないな、と思います。


石も、やはり、好きずきです。
確かに、そのあげたい相手の方の幸福や健康や発展を願う気持ち、それは、「あげる側」にとっては、よいものではあるのですが、「もらう側」が、本当に石を貰って、喜ぶか? 気に入って大切にしてくれるだろうか? というのは、わからないことです。

なので、石ブレスレットなどのアクセサリを、どなたかにオススメするような場合は、その方が、石のアクセサリなんてものを好きなのかどうか、やはり先に綿密なリサーチをすべきではないかな、、、、とは、少々感じます。

私の場合、以前は喜んでもらえたから、というのがあったんだけど、それはあくまで「以前」の話で、人は変わります。
いつまでも、同じじゃない。
常に、「その人の今」を考えながら、適切な対応をすべきであったかもしれないな、と、反省しきり。



たとえば、
「石の意味なんか知らなくても、石は、その持ち主への働きかけをしている」というのは、実際そうだと思いますし、本人がそのことに気付こうが気付くまいが、彼らは粛々とシゴトを進めますが、これって、ひとつだけ条件があるな、と。
単なるアクセサリと思っていてもいいのです。でも、「本人が気に入ってる」ことって、すごく重要。
いわゆる、「石がプラスにはたらいている」と感じる経験ができるのは、この要因は、実はとても大きい。


これはその、「本人が、気に入っている(他意のないところで)」の大切さを示唆するような話なのですが、

一年以上前になりますが、
身内ですが、「ターコイスのペンダントトップ」を買って身に着けるようになってから、「ものすごくお金回りがよくなった」そうなんですね。勘がはたらくようになって、冴えまくっていたようです。勘どころがよくないと大損もするシゴトをしているだけに、「え?え?えぇぇ~?」と、逆にその幸運っぷりにはしゃいだようです。

まぁ、大きな意味では、ターコイスって「その人にとっての幸運にはたらく」石なので、それが「金回りがよくなる」状態になるというのは、それだけ「商機を拡大できる」ことに繋がりますから、さもありなん、だったのですが、彼は欲張って、次にもうひとつ、ターコイスのおおぶりのリングも買って身に着けるようになったそうなんです。
「この幸運がさらに倍に膨らむ」くらいの目論見だったのでしょうけれど、それから、急に「幸運の潮が引いていった」そうです。

つまり、「ターコイスを身に着けることで幸運に恵まれた経験」そのものは嘘ではないですが、最初にあった動機は、たぶん、初代ターコイスの時は、単純に「気に入って」買ったものなので、何かを期待していたわけではない。
しかし、ターコイスのシゴトに気が付いて、二代目は、「気に入ったターコイス」というピュアな気持ちを離れて、「幸運にしてくれるターコイス」という視点で、石を選んでいる。

大きな目で見れば、結果的には、これも幸運のひとつかもしれないですが。石というのは、こうやって、「欲張っちゃだめよ」に気付かせてくれているわけなので。
つまり、「意味通りのシゴトをしてはいる」のは事実。人間の近欲近目で見た「幸運」ではないだけで、大切なことを教えてくれているのです。
本人も、「ちょっと欲張りだったな、と思う」と、そのことに気が付かされた、と言っていましたしね。


でもまぁ、人間、どうせなら、「石のプラス面」みたいなものに、触れたいですよね。
マイナスからの「気づき」も、もちろん大切ですが。
そのマイナスを生んでいるのは、「石」ではなく、「本人」ってだけで、そこに気付かせてもらってからが、「リ・スタート」。ちょっと、遠回りになりますね。
その「遠回り」ゆえに、「石のはたらきに気づけない」「石持ったけど、なにも変わらない」へたをすれば、「より不運になったような気がする」などなど、石のはたらきって、わかりづらくなるのかも。


だから、
「人にあげる石」の場合、「自分が気に入って、自分のために求めた石」よりも、その「遠回り」となる確率って、より高いかもしれないですね。



石の扱いは、カンタンではないと思います。
石を手に入れることそのものは、なんであろうと、どんな動機であろうと、できますが。
ちゃんと「扱える」かどうかって、実は、ちょっと「ベツモノ」なんじゃないでしょうか。

なぜなら、「好き」とか「惹かれる」、「何気なく気に入る」って実際には、そんなにそんなに頻繁に起こりえることではないですから。自分自身でさえそうなのですから、「人にあげる」となれば、尚更です。


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