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2007年02月22日の記事のリスト

事件屋モルダバイト

2007年02月22日 (木) 22 : 35
やっぱり、モルダバイトってそういう石なのかしら、と思うようなことが、1日の内に2件あった。

久しぶりに、モルダバイトのペンダントトップを身につけたのだ。
本当は他の石ネックレスもしようと、物色しながらも、朝出がけで急いでいたので、「いいや、これだけで。」と、私的にはめずらしく、首まわりはモルダバイトオンリー。

一つ目は、仕事で行った出先の街で、「お昼どうしようかなぁ・・・」と、うろうろしていたら、「○○ちゃん。」という声が。
はっと顔を上げたら、実の弟が目の前にいた。
この人に会うのはいつ以来だろう? 正月ですら顔を会わさなかった。
もしかしたら、「仕事中」のこの人の姿を見るのも、初めてかもしれない。
何をやっているか、くらいは知っているが、実際に姿として見たことに、驚いた。

なにやってんの? と聞かれたので、手短に仕事で今その街に来ていることを話した。
お昼だったし、「飯おごってやるよ。」と、ご馳走になる。
彼も、ちょうど入ってみたかったパスタ屋があるのだが、店内は女性客でいつも満員で、男ひとりでは入りづらい雰囲気の店で、ちょうど良かったらしい。

人の往来の激しいそこそこ大きな駅の近くで、ほんのわずかの行動のズレがあれば、まずこういうふうに知っている人間に出会いはしない。
その駅前に戻ってくる前に、そういえば、妙な雑貨屋がふと目に留まり、いつもなら仕事中そういう店に寄り道はしないのだが、なぜかふらふらと入っていったことを思い出した。
この数分の寄り道がなければ、まず、すれ違うことはなかっただろう。

あなおそろしや。偶然、とはそういうものだ。

もうひとつは。
これは、ピンチ脱出事件。

私は、得意先回り&市場調査を兼ねた、ぬるめの「ルーティーン営業」なんてものを今やっている。
いつものように、こそこそと、商品ラインナップをメモっていると、背後で男性の声。
「何をなさっているんです?」
うわ~~~、初めて捕まっちゃったかも~~~、と思いつつ、こういう場合「速攻そこを離れる」という対応がなかば定説になっているようなのだが、固まっている私は、まるで万引き高校生のように「ちょっとこちらへ」と、裏へと連行された。

まぁ、もちろん、黙ってこそこそと市場調査をしていたことを謝り、名刺をお渡しした。
私はそこでなぜか、「不審人物として連行された身」でありながら、図々しくも、「こちらでうちの商品を取り扱っていただける、なんてことは、お話しても無理ですよねぇ。」と、言ってみた。
話すこともないので、ネタふりのつもりだった。

ところが私を連行した方は、いわゆる店舗の店長さんなのだが、実はグループの商品構成を決めるバイヤーを兼任している方だったらしく、社交辞令かもしれないが、自分のところに持ってきてくれれば、検討することはできるよ、とおっしゃるではないか。

ちなみに、私はこういう「営業」「数字」には、まったく無頓着でかまわない立場でこの仕事をやっている。
が、昼ご飯を弟といっしょに食べた時に、ちょうどこの楽チンな仕事の話をしていて、自分はこんな仕事でこの時給をもらっていていいんだろうか? という話をしていた。
弟は、いいんだよ、会社ってところは、それで。変にやりがいとか言い出すとロクなことはない、と言っていた。

自分の給料分も稼いでいない、とか、よくカイシャってところが社員にハッパかけるのに使う口実があるけど、「いる、っていうことじたいがそもそも必要あってそこのカイシャにいるのだ」という理屈があるらしく、そんなことはないのだ、と、力説していた。

まぁ、私は特に昼間の仕事にやりがいは求めていないが、その彼が言っていた「いることで役に立っている」ケースを、なんとなく感じた。
私は、特に数字に追い立てられることもなく、の~んびり、毎日とにかく歩いてまわることだけが課せられている日課。

だけど、捕まったときはちょっとやばいなぁ、とは思いながらも、思いがけず、カイシャに「商談になるかもしれないようなネタ」に出会ったことになる。
「いる、っていうことじたいがそもそも必要あってそこのカイシャにいるのだ」を、経験した気分だった。

なるほど、答えがでるのが、めっちゃ早い。

これら一連の事件。
やっぱり、モルダバイトかなぁ?


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カテゴリ :  ちょっとスピリチュアルな話
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