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2006年11月の記事のリスト

夢は必要か?

2006年11月07日 (火) 20 : 50
夢を持とうよ、って言いますよね。
夢を持つことって、イイコトのようにヒューチャーされますし、昔私も歌の歌詞なんかでその手合いの「人様に希望を持っていただくための、夢を持つことのススメ」的な歌詞をやたら書かされた(実はあんまり、それほど本意ではなかったんですよ^^そういう“前向き志向”の歌の歌詞って)わけだし、そりゃまぁ、ないよりはあったほうがいいとは思いますよ。

なぜこんなことを言い出しているのかというと、今日仕事の帰りに、例によってわりと早めに新宿まで戻ってきたんで、ま、お茶するか~今日は暑くて疲れたしぃ~、なんて思いながら、安コーヒーショップに立ち寄ったわけです。

カウンターでコーヒー受け取って、ふらふらと席を探し、着席したらですね、なんだかな~別に選んでその子達のちかくに座ったわけじゃーないんだけど、いわゆる「バンド系」「俳優志望系」の男の子ふたりのでかい声の会話が、ぜ~んぶ耳にはいってきちゃって。いわゆる、「夢をまだ実現にいたってない人たち」の会話。

バンド系の男の子の台詞。
「ライブハウスの人とかに言われるんだけど、昔のバンドの人たちのほうがいい楽曲作ってた、って。その理由なんだけどさ、唄う奴が、自分の曲にこだわるからなんだよな~と思うんだよ。人が作った曲をやらないじゃん。」

なんか・・・コーヒーを噴出しそうになったんですけどね。
やっぱー、ライブハウスという足元から、昨今の日本の音楽の楽曲クォリティが下がっていることは、当然ですが、「現場レベル」で判るのでしょう。

「曲もそうだけどさ。詞。同じ奴が作ってると、広がらないんだよな。でも、言ってもダメなんだよ。」
うわ~~~~。
思わず、声をかけそうになりましたよ。
でももちろん黙ってコーヒーすすってましたけれどね。

この男の子は、どうやらギターくんで、そのバンドのボーカリストについて、延々もうひとりの、どうやら「俳優志望」らしき男の子に語り続けた後、
“いつまで、夢を追いつづけるか”
について、ふたりの会話は、さらに続き。

俳優志望の子のほうは、現状で行くと、自分は「スタント専門」になってしまいそうで、焦ってはいないけれど、それが本意ではないことを語り、音楽志望のほうは、「あと2年」で箸にも棒にもひっかからなければ他の道を探す、というような、ある程度の区切りを自分に設けながらも「でも、これを止めることができるんだろうか?」と。

俳優志望の子は、自分はたぶん止めないだろう、と言っていました。
多少、日の目を見ている先輩がいるようで、日の目を見る秘訣は「やめないことだよ。」と言われたからのようです。
音楽志望のほうは、確かにそうだけど、やめたくてやめるわけじゃなくても、でもどうにもならなかったら現実的にはやめざるをえないしな~・・・ごにょごにょ。


人は、「夢見る方法」は知っています。
好きなことを続け、それがいつかシゴトになったりすれば、それが夢が叶うってことだと、そう思っている。
(しかし、夢が叶った! なんていう喜びは、その「初めての時」くらいなもんで、実は叶ったら叶ったで、人間すべてハッピーそれでお終い、ってわけでもないんですよね。)

私が席を立つ時に俳優志望の子の台詞で、最後に私の耳に入ってきたコトバ。
「ま、努力は大事だけど、努力してどうなる世界じゃないんだよな。ぽっと出で、いきなり大きい仕事にありつく奴もいるし、10年かかってそこに辿り着かない奴もいる。才能の差でもないんだよ、万人が見て万人が認める才能なんてさ、そういうのいないもん、そんなに。時間とか、苦労とか、そういうのじゃないことだけは、確か。でも自分は、その中で自分はイケル、って自分を信じながら、でも自分の周りのやつらも、みんな自分はイケル、って思ってやってるわけさ。だから、信念も関係ないんだよな~。」


信念、岩をも通す。
そうは言いますがね。
でも、やはり「根拠が自分の中にない信念」これは、アカンのだろうな、そう思いながら、私はコーヒー屋を後にしたのでした。

それと、「可能性と方法」がある程度わかっているのなら、トライする勇気と実行力。
音楽くんのほうは、少なくとも「今の自分達バンドの楽曲クォリティが、どうやらそれほど高くないことに気付いていて、なにがなんでもオリジナルにこだわることってどうなんだろう? っていうところまで判っている。
でも、オリジナルにこだわり続けるメンバーに、それをどう判らせるか。それが夢実現にリンクしていることを、自分の中に確信できるか。

ま、そんなところですかね。

私が何が何でも「前を向こうよ、夢を見ようよ」的な、ポジティブな歌詞を書くのが、それほど好きではなかったのは、おそらく、「万人が自分の持った夢を自分のシナリオどおりに叶えることが、「夢を実現すること」ではないのだ」ということを、昔、どこかでわかっていたからなんだろうな・・・と思います。


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カテゴリ :  私にとっての2012年
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モスコバイト、キャストライト(アンダリューサイト)、オレンジムーンストーン、ムーンストーン、スモーキークォーツのアクセサリ三点セット(ロングネックレスタイプ)

2006年11月05日 (日) 16 : 14


「ヤフーオークション希望落札価格販売」該当ページ
モスコバイト、キャストライト(アンダリューサイト)、オレンジムーンストーン、ムーンストーン、スモーキークォーツのアクセサリ三点セット(ロングネックレスタイプ)


久しぶりの、アクセサリ三点セットです。

今回、モスコバイトと他の石を組み合わせながら、「何ゆえこのモスコバイトという素材がひっぱりだこになってるのか?」という理由が、よく判りました。
現実的には、この色目の赤なら単純にアクセサリとして他の色目の石に合わせ易い、という理由があってのことなのだろうと思いますが、この「合わせ易い」は単に見た目だけのことではなく、実際にこのモスコバイトの「赤」は「コラボしてこその赤」という、赤色に見られがちな特性の激しさよりも、なんと「協調をテーマとする赤」なわけです。

まさに、現代人のための石みたいなもんです。
さまざまな場面で、微妙なバランスの中で生きていかなければならないことに遭遇する私たちをせっつくことなく静観し、励ましをくれるモスコバイトが、初志貫徹の石アンダリュサイトを見事に支え、オレンジとホワイトのムーンストーン、そしてスモーキークォーツが、現実世界での要領をサポートする・・・そんなレシピ。

頑張れ、って、言われたくないけど、頑張らなくちゃいけない。それは分かってる。
ヒトに合わせなきゃいけない、って思いたくないけど、なんだかんだ言って無理に合わせて疲れてる。
自分らしく、無理なく生きていきたいのに、なかなか、そうはさせてもらえない。
そんなジレンマに、静かな励ましをくれる組み合わせです。

色目的には派手ではありませんが、なぜかこの組み合わせ、フシギと鮮やかカラーの服にも、地味カラーの服にも、無彩色の服にも合います。コーディネートの邪魔をせず、もちろん、コーディネートのメインにもってくることもできる、なんとも嬉しいお洒落な配色。
オフィスユーズも、もちろんカジュアルなデイリーユーズにも、十分に可能なアクセサリですね^^。めちゃお薦め。

使用石は「モスコバイトオーバル20×14ミリ、丸玉6ミリ」「アンダリューサイト10ミリ玉、8ミリ玉、6ミリ玉、オーバル18×14ミリ」「オレンジムーンストーン8ミリボタン型、オーバル10×8ミリ」「ムーンストーン5ミリ玉」「スモーキークォーツ8ミリ8ミリハート型、4ミリ丸玉、12×10×10円筒型」「ホワイトジェードタンブル12×8×8ミリ」

ネックレス長さは58センチ。ナイロンコートワイヤー、金属メッキパーツ使用。
ブレスレットは内寸15センチ。
ピアスパーツはニッケルメッキ白洋ピン、チタンフックを使用しています。


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モスコバイト、キャストライト(アンダリューサイト)、オレンジムーンストーン、ムーンストーン、スモーキークォーツのアクセサリ三点セット(チョーカータイプ)

2006年11月05日 (日) 16 : 11


「ヤフーオークション希望落札価格販売」該当ページ
モスコバイト、キャストライト(アンダリューサイト)、オレンジムーンストーン、ムーンストーン、スモーキークォーツのアクセサリ三点セット(チョーカータイプ)



久しぶりの、アクセサリ三点セットです。

今回、モスコバイトと他の石を組み合わせながら、「何ゆえこのモスコバイトという素材がひっぱりだこになってるのか?」という理由が、よく判りました。
現実的には、この色目の赤なら単純にアクセサリとして他の色目の石に合わせ易い、という理由があってのことなのだろうと思いますが、この「合わせ易い」は単に見た目だけのことではなく、実際にこのモスコバイトの「赤」は「コラボしてこその赤」という、赤色に見られがちな特性の激しさよりも、なんと「協調をテーマとする赤」なわけです。

まさに、現代人のための石みたいなもんです。
さまざまな場面で、微妙なバランスの中で生きていかなければならないことに遭遇する私たちをせっつくことなく静観し、励ましをくれるモスコバイトが、初志貫徹の石アンダリュサイトを見事に支え、オレンジとホワイトのムーンストーン、そしてスモーキークォーツが、現実世界での要領をサポートする・・・そんなレシピ。

頑張れ、って、言われたくないけど、頑張らなくちゃいけない。それは分かってる。
ヒトに合わせなきゃいけない、って思いたくないけど、なんだかんだ言って無理に合わせて疲れてる。
自分らしく、無理なく生きていきたいのに、なかなか、そうはさせてもらえない。
そんなジレンマに、静かな励ましをくれる組み合わせです。

色目的には派手ではありませんが、なぜかこの組み合わせ、フシギと鮮やかカラーの服にも、地味カラーの服にも、無彩色の服にも合います。コーディネートの邪魔をせず、もちろん、コーディネートのメインにもってくることもできる、なんとも嬉しいお洒落な配色。
オフィスユーズも、もちろんカジュアルなデイリーユーズにも、十分に可能なアクセサリですね^^。めちゃお薦め。

使用石は「モスコバイトオーバル20×14ミリ、丸玉6ミリ」「アンダリューサイト8ミリ玉、6ミリ玉」「オレンジムーンストーン6ミリ丸玉、8ミリ丸玉、5ミリボタン型」「ムーンストーン5ミリ玉、ボタン5ミリ」「スモーキークォーツ8ミリボタンカット、8ミリハート型、4ミリ丸玉」

ネックレス長さは36センチ。ブレスレットは内寸16.5センチ。
ともにナイロンコートワイヤー、金属メッキパーツ使用。
ピアスパーツはニッケルメッキ白洋ピン、チタンフックを使用しています。


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