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2006年10月の記事のリスト

地層研究者をそそる、エクロジャイト

2006年10月28日 (土) 00 : 46
エクロジャイトをGoogleイメージで検索

「エクロジャイト」という鉱物名称の「ビーズ」を入手しました。
これは、ひと目見てタダモノではない、と感じさせられる風貌をしているのですが、天然石屋さんでは「ガーネット」ということで販売していました。
でも、確かにアルマンディンがところどころに混じるものの、ベースはクリソプレーズと翡翠の中間みたいな暗めのグリーンカラーだし、「ないじゃい、こりゃ。」だったのです。

しかし、調べてみたら、これは確かに石の「赤」部分は、パイローブ(苦ばんざくろ石)なのですが、「緑」部分は「オンファス輝石」、つまり、大きく括っちゃうとあの「翡翠輝石グループ」だったりなんかするわけです。厳密には、翡翠輝石と透輝石の中間の組成を持つ成分の石、のようです。

おい。ですよ。

ガーネットって石は、なにかと「気難しい」だの「単体じゃないとむくれる」かのような、扱いが面倒そうな面が取り沙汰されるようなところもある石なのですが、なんとなんと、東洋一のパワーストーンの大御所、翡翠様とコラボレーションしてるんじゃないですか!
しかもね、この「エクロジャイト」ってば、調べてびっくり、なんだかとても地層学者さんたちをトキメかせる謎を持った石なのです。

もともとは地表近くでできた岩石が、何らかの地殻変動要因で地下30キロメートル以上下地球の中心にあるとされる「マントル」近くの高圧条件の元、組成された石。
(この辺はとってもアバウトで、地下100キロのマントル層、って記述もある。いずれにしても、私たちは、宇宙へ行けても、地球の内部奥深くに行くことはできないわけで、モノによっては、通常パイローブ中にはあり得ない種々のインクルージョンのあるエクロジャイトも見つかっているそうで、そういう意味では「火星の石」よりも貴重、かなんかの、見方もあり)
地球中心部の情報を多く持つ、そんな深度のところでできた石なのに、1600キロメートル級の山頂で見つかるそうです。。。。

地球の内部組成、及び、地殻変動の歴史、そういうものを探るのに、地質学的に研究対象として、とても意味があるそうですよ。

(しかし、そんなものまで「ビーズにしちゃう」とは。
商魂逞しいものがありますね。鉱物ファンが怒り金時ですな。)

ま、そんな石なので、見た目には美しいかと言えば、微妙です。
私はこういう「そんなものがコラボしてるんかい」石が、とにかく好きで、以前にも、びっくりコラボ石のラピスネバダのことを書いたと思うのですが、あれですよ、石たちの世界では、人間が「この石とこの石の相性は、云々」とかなんとか、ごちゃごちゃ語る、そんなものを尻目に、笑ってますよ~。
私たちがそういうことを言い出す、ずっとずっと遥か遠い「地球地殻変動時」から、ガーネットとオンファス輝石は、仲良くタッグを組んじゃっているわけですから。

そんなわけでですね、この「エクロジャイト」のビーズを、どうしようかな~~~、と、ここのところ毎日眺めているのです。
これがあたしがとっても気になっていた私的流用の石ビーズの正体、でございます。

それにしても、こういうコラボ系の石には、「赤」と「緑」って、本当に多い。
ラピスネバダもそうだけど(これは、モスグリーンとピンクだけど)、ルビーインゾイサイトにしかり。ユナカイトもそう。そして、先日お話した、ブラッドストーンも、よく考えてみると、赤と緑の混合石。
力強い石に、この配色のコラボ石は、本当に多いですね。

私的には、やはりこれも以前に書いた記憶があるけれど、この「赤と緑」っていうクリスマスカラーっていうのは、とても重要な組み合わせの意味があると思っている。
緑というのは、天の色「青」と、「気、中心部、モト」の黄色とか交じり合った色。
赤、青、黄色、というのは、白と黒を合わせて、「基本の五色」なのです。
いわゆる、「色霊」が宿る配色ですね。
緑が癒し色だったりするのには意味があり。木々や植物が緑色なのも意味があり。

まぁ、天地創造神のなさる技は、本当に奥深いけれど、ある意味「分かりやすい」ものでもあるな、と思います。
それを細かく細分化し、わかりづらくしているのは、私たち人間のなせる業かもしれませんね。


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ヒトは自分の見たいものしか見ていない

2006年10月23日 (月) 20 : 51
少しだけ寒くなってきましたね。
その季節の本格的な変わり目のせいか、な~んかとっても疲れていて、で、昨日の夜、普段ほとんど身に付けることのない「ブラッドストーン」のブレスなんかして寝てみちゃったのですが(ブラッドストーンが何をするのか厳密にはわかりませんが、なんとな~く、ただ「疲れを取る」だけの石ではないと思えるから)おかげで、朝起きたら「なんとなく風邪ひきそう」な感じのしていた昨日の感じから解放されておりました。

ちなみにブラッドストーンの一般的に謳われている意味というのは、「困難を乗り越えるチカラを与える」的な、逆境克服系が多いのですが、循環器系統の不調を癒す、血液の流れを正常にするなど肉体面の矯正力がアピールされている面が強く、肉体的治癒能力の回復促進の代表選手みたいな石。
いわゆる「最強ジャスパー」的な捉えられ方がされているよーでもあり、でも、ジャスパー系は揃いも揃って地味目な石が多いため、「ブラッドストーンがマイ・フェイバリット!」って話は聞いたことありませんね~。
ありふれた石でもあるので、レア石、目新しい人気石にヒトの興味が偏る昨今では、昔からあるパワストのラインナップの中では、ちょっと影が薄い存在なのかも。

私自身も、普段は好んで身につける色目の石ではないのですが、なんというか昨日はホント、久しぶりになんとなく具合が悪いような感じがしていて、で、たまたま数多い石ブレスの整理整頓をしていて、この地味目の石ブレスが目に入ってきたわけです。
で、「そうか、ぢぶんは、これを今するべし!」ということに気がついたわけです。

そういう風に、自分に必要なものは目の前に現れる。

ところで、表題の「ヒトは自分の見たいものしか見ていない」というのは、これに直接繋がる話ではないのですが、今日自分的にちょっと驚きなことがあって、なるほど人間というものは、「見えているようで、見えていない」ものだということを実感したわけで。
やはり、自分の世界は自分が作っているものだ、と。

今日仕事で行って来た街なのですが、実は何ヶ月か前に、やはり別の仕事で1ヶ月通い詰めた街だったのです。
隈なく取りこぼし無く、総ナメ状態で歩いた街のことですから、道などすべて把握しているし、あそこのカドに何があって、とかそういうことは分かっているつもりでした。
うわ、思いっきり懐かしいな~という思いもさながら、しかし、その街のそんな駅の近くのその場所に、〇〇ってあったっけ? と。
まったく記憶になかったのです。あったかな~? でも、あれば絶対に気付いてるはずなんだけどな~、おかしいな、と。
私がひと月かけて隈なく見知ったつもりでいたその街の駅に久々に降り立ったその時、愕然としました。
「ほんとだ・・・ある。しかも、駅出たところにこんな目に付く看板まである。」
どう見ても、はっきりと、何気なく歩いていても気付きそうな規模で、私がこれからお伺いする要件のあるその建物は存在していた。

ヒトって、自分ではわかっているつもりの日常の中で、「目に映らないもの」が多々存在するのですね。
あれだけ「歩く仕事」で隈なくその街の物件名まで自然に覚えてしまうくらいに、把握していたつもりだったのに、なぜ私が駅前にあるその建物のことをまったく認知していなかったのか、と言えば、その建物の中には「仕事の対象となる存在がいない」すなわち、自分が用のある建物ではなかったから。

何気に、びっくりしましたね~。
いかに、目を開けてすべてを見ているようで、見ていないか。
自分に必要なものだけを見て生きている。
(まぁ、これはいい意味も、悪い意味も、両面ありますけれどね)
必要じゃないものは、どんな大きさで目の前に迫っていても、「見えていない」わけです。
これは、まんま、霊界の存在にも置き換えられる話ですね^^。

確かに今、肉体を持って生かされてはいるけれど、いかに限定的な生き方を自分がしているかが、こういうことがあると、よく判る。
もちろん、そんな駅前に何がある、とかそんなことじたいは知らなくても別にどうでもいいことなんです。
ただ、私がとにかく実感したのは、「自分に必要ないものは、見えないのだ、あることに気がつかないのだ。」という、ある種の霊界を経験したな、ということ。
この法則は、やはりこの世でも適用されているのがホントだな、と実感しました。

霊界という場所では、波長の違うもの同士は、永遠に出会えないそうなので、今、これだけ「自分と違う人たち」に出会えるこの地上で生かされているあいだは、なるべく自分とは異質な面白い波長の人たちを見ておきたいな、とも思いますけどね。






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「シロ」ってこんなん。

2006年10月18日 (水) 18 : 50
シロ

というか、「鉄コン筋クリート」、映画になってるんだね~。
シロのことを思い出して、画像はないかググッてみたら、なんとなんと映画になってることを知りました。
はっきり言って、私は「ピンポン」よりも、こっちのほうが松本大洋さんの超代表作といえると思ってます。
漫画読んで泣けたのは、何年、いや、10年の単位でそんなもんで泣かされることはありませんでしたから。

右側のコが、「シロ(あたし似)」です♪


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