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2006年05月の記事のリスト

今日は一日、石アクセ作り

2006年05月23日 (火) 03 : 27
・・・などを、していました。
ごはん作ったり食べたりする時間と、買い物に出かけた時間を除いて、ほぼ丸一日。
久しぶりですねー、黙々とアクセ作ったのは。

ネックレス3つ、ブレスレットひとつ、ピアスふたつ。
スギライト&ブラックアクアオーラ&水晶&アメジスト&淡水パールのネックレスとピアス。
ラブラドライト&水晶&ナチュラルアゲート&デンドリチックアゲート&アベンチュリン&淡水パールのネックレスとブレスレットとピアス。
そして、アメジスト、水晶、アクアオーラ、ブルー染水晶、アイオライト、淡水パールのネックレス。

私自身の浄化みたいな感じでしたね。
石のアクセサリーを作っている時、そう思いました。
彼らを、ナイロンコートワイヤーに通しながら、ああでもない、こうでもない、と石組みしてる時って、ホント、無心というか、そこに肉体を持った私がいるにはいるのですが、雑念が湧いてこないんですよね。
不思議と、「今」というものに、ただただ集中している。

好きなこと、というのは、こういうものなんでしょうなー。
昔、歌の歌詞やってた時も、「雑念の湧いてこない楽曲」というものがあって、そういう時は作詞もスムーズで、且つ、そういう歌詞はコンペなんかでも通りが良かったものでした。CD音盤になっているものは、そういう楽曲が多い。
歌詞の場合、自分の思い入れがあり過ぎてもなさ過ぎても、駄目でしたね。

石アクセをご自分で作られる方ならお分かりかと思うのですが、「な~んか、違うな・・・」というものが出来上がる時と、「これ!これ!」というものが出来上がる時、両方あると思いますが、「これ!」の時って、焦ったり急いだりもしていなくて、で、思い入れたっぷりというわけでもなかったけれど、なんか出来てみたらビックリ、なことってないですか?

モノを創ることの、奥深さを感じます。


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カテゴリ :  私の体験(石系 & スピ系)
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心を真ん中に持ってくる石、ブルーレースアゲート

2006年05月21日 (日) 23 : 31
ブルーレースアゲートをGoogleイメージで検索

最近、個別の石のことを書いていなかったので、ブルーレースアゲートなどいってみようかと思います。
この石は、和名を空色縞瑪瑙といって、アゲート(瑪瑙)の一種です。
確かに空色、それもなんというか、よく晴れた日の太陽が高い位置にある、白っぽい午後の空・・・とでもいいますか、まぁそういう綺麗な水色です。洗って洗ってほとんど白っぽくなってしまった元ブルージーンズみたいな色。エンジェライトの灰色が混じったような空色とも違う、スカイブルー。

昔から、「パワーストーン」の中では、「穏やかな人格を形成する」「人間関係に良い」「友だちを増やす」などの意味が謳われてきた石ですが、最近は、創造性開花の石、知性の石、芸術方面にプラスの石、それから、集中力を増す石として、「試験突破のための石」などのお受験石になっているようですね。

空色効果、縞瑪瑙効果なのだと思いますが、この石には「気持を落ち着ける」はたらきがあります。まぁ、この色を見て、発奮したり、がぜんやる気満々になる人は、あんまりいないと思います。人を冷静にさせる色です。
そして、この石を身につけている姿そのものが、おそらく他人から見ても、和むカラーなので、ブルーレースのアクセサリーを身につけていると、人間関係を円滑にする作用があるんではないのかなぁ、という風に感じます。
(私は、以前にもどっかで書いたように思うんだけど、この石をひそかに利用した時に、職場の人たち全員が優しさと親切の競い合いしてるんではないかと思うくらいの、めいっぱいの幸福に恵まれました。仕事運だ金運だ、って言ったって、すべては「人を介して」もたらされるものですからね^^。そのことに気付いた、というか、まぁ単純に素直に腰が低くなっただけなのかもしれないですけど、「素直に頭を垂れる」ことがなかなかできないのが人間ですからねー。それができたのはブルーレースのおかげですよ、きっと)

ルビーとかガーネットとかカーネリアンとかレインボーオブシディアンとかタイガーアイとか、「濃い目の」色石を身につけている姿よりも、こういった、うっすーいあっわーい色目の石を身につけている姿の人のほうが、傍から見ても、なんとなく優しそうな人に見えますもんね。
そういう意味では、パール系なども似たような「自己演出」ができる石かと思います。

でも、なぜ「がぜんやる気に」なったりするわけではないのに、お受験合格石なのか?
なぜなら試験ってのは、結局、こつこつ努力してやるべきことを積み重ねてきて、最終的にその土壇場で「あがらない」「平常心でいられる」人が成功する類のものなんです。
つまり、試験に受かる、何か決められたことの合格ラインに達成するっていうことのためには、別に特別な才能はいらない、ということ。
モチベーションとなる動機も未来の展望も、それから意欲も、もちろん必要でしょうけれど、何かをこつこつと積み上げていく作業って、一時の感動やら興奮やら勢いやら発見やら夢やらの、いつかは霧散していく感情だけでは持たないのが人間ですので。
結局は、何か困難なことに直面して右往左往してしまい、当初目論んだ計画どおりにモノゴトが実現しない、というのが、ありがちなパターンだと思います。

ブルーレースアゲートという石は、特にそういった過剰な喜怒哀楽によって損なわれがちな、精神性を成長させるための試練などに直面した時に作用するのではないかしら。

この石の特徴として、単体で身につけたりするのもよいのでしょうが、けっこう色々な石との組み合わせがイケルのが嬉しいところです。
この石に限らず、ボツワナアゲートなど、瑪瑙系の特徴でもありますが。
何といっしょなら満足なのかさっぱり分からなかったチャロアイトとか、私は組み合わせていますが、とても良いですよ。心身共に引き締まります。
あと、やっぱり難しい石の筆頭格のラピスラズリも良いと思います。
ソーダライトや、スギライト、瑪瑙やカルセドニー系、色石ジェード系、パール系、ムーンストーンなどの長石系もイケますね。
セラフィナイトも良いです。私はこの石に、水晶、セラフィナイト、ニュージェード、ボツワナアゲートと合わせたアクセも時々しています。
あと、やってないけど、たぶん、カーネリアンとかサンストーンとかも、けっこう良いかもしれません。クォーツ系も良いですね。おそらく、カルサイト全般とも良いでしょうね。(ジーンズも、基本的に合わせるトップスを選ばないように、この石も何を持ってきてもいい感じがしますね)

ただ、このブルーレース系のスカイブルーって、黄色人種の日本人の肌の色には、ぴったり!っていう人は実はあまりいないんじゃないかな、と思います。
これは、めちゃめちゃ洗いをかけた白っぽいブルージーンズを、実はそんなにどんぴしゃで着こなせている人がいない、ってのと一緒ですね。(そういうジーンズを履いている人は多いけど、すっごく似合っている日本人は少ないと思いませんか?)
私も、本来この手の色は似合わないクチなので、他に組み合わせる石とのバランスで、配分的にブルーレースと半々、もしくは他の色石のほうが若干大目になるくらいの感じのアクセサリーにしています。





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「天然石がわかる本」は天然石がわかりづらい本

2006年05月17日 (水) 00 : 18
遅ればせながら、やっと昨日紀伊国屋で購入しました。
ぱらぱらとしか読んでいないのですが、ぱらぱら、と読んだだけでも、わりとつっこみどころ満載の本だなー、と思いました。

この本が「教科書」の「天然石検定2級」試験なんて、9000円も払って受ける必要があるのかな~・・・という疑問符で、アタマがいっぱいに。
9000円といえば、宅建試験くらいの受験料。
日ペンの美子ちゃん並の資格に払うお金かなーーーー・・・。

間違ったことが書いてある、というわけではないんですよ。
ただ、とても「不親切」な、わかりづらい本かと。
いったい、この著者の方は、「鉱物」としての天然石について説明したいのか、「宝石」としての天然石について説明したいのか、非常にわかりづらい本です。
天然石業界の販売実態を、分かっているのかもしれませんが、「買う側のための正しい石の知識」を伝授するため、というよりは、やっぱり最初に私が想像したように、「売る側に睨みをきかすために、わざわざ混乱させるような」狙いがあるのかなぁ、という感じ。
「そっくりさん」として、必ず外見上似ている石の名前を引っ張り出してきているのだけど、その、そっくりさんじたいの写真がない場合が多々あるので、面倒です。
(そう言うなら載せとけよ、と思いましたね。だってさー、「そっくりさん」の名前だけ覚えても、そっくりさんの外見を知らないのでは意味がない話じゃないですか。まるでそれじゃ、歴史の年号をテストのために暗記するのと変わらないですよね)
それと、文章中に出てくる石が、写真のどれに対応するのか、説明がないため、ぱっと見、とてもわかりづらい。
ある程度、石のことを知っている人でないと、「ただ名前を暗記するだけ」の、ばかみたいな勉強しか、この本ではできないと思います。

「石の知識」を求めるのであれば、この本を最初、ってのはお薦めできないなぁ。
八川さんの、「パワーストーン百科全書」のほうが、そういう意味では化学元素の由来についてまで説明してくれているので、何ゆえその石がその組成なのか? というところにまで思いを巡らせることができるので、はるかに「アタマに入りやすい」本だと思いますよ。

あと、「教科書」なのに、著者の方の「感情的な匂い」が渦巻いているのも、ちょっとどうかと思いました。そういう、「嫌味」な記述が多いのです。
「石好きの方の夢を崩すようだが」とか、そういった記述は、「教科書」にふさわしからずな気が。(これは、アフガンラピスについて触れている部分にある記述)

「ルチルレイテッドクォーツ」の項には、「これは不思議な事なのだが、水晶中に入っている針状のものは、なぜかすべてルチルと思い込まれているようだ。」とかねー。
んなこと、思ってるわけないじゃんかー。
・・・でもまぁ、これに関しては、確かに「ルチルクォーツ」として、金針、赤針、緑針、黒針、の別に説明しているよーなパワストショップもあるので、鉱物的には、確かに謝ってはいるのは事実なんだけど。(黒針はショールトルマリンですので、トルマネイテッドクォーツなのです。ブラックルチルってわけじゃありません、確かに)
もうちょっと「違う書き方」すればいいのにな、と思います。教科書なんだから。

つまり、「ルチル」という鉱物そのものについて説明し、「このルチルが水晶中に針状に入っているものだけを、“ルチルレイテッドクォーツ”と呼ぶ。」って記述でいいんじゃないでしょうか。

なんかねー。
「わしが石の権威なの!!」っていう著者の虚勢というか、主張がむんむんした本ですね。文部科学省という後ろ盾を得て、得意になってるような感じの。
あんまり、石への愛情が感じられない。
で、巻末に、コバンザメのように、“スポンサー”の広告が掲載されているのが、ちょっと涙ぐましい感じがします。
これ、まんま、ミネラルショーで貰うパンフレットのようですね。

よっぽど、鉱物好きの方のサイトなんかで教えていただく「石の説明」のほうが、「なるほど感」があって為になると思います。
ホントウに好きで鉱物コレクターになっている方のほうが、こだわりがあるためか、追求心が旺盛だし、「石を語る言葉が、伝わる」感じがします。

ただまぁ、褒めるところがあるとしたら、A4変形の大きな本で、写真は格別に綺麗です。石の写真を見るために買うとしても、そこには価値はあるかもしれません。

あ、そうそう、ひとつだけ、教えてもらったとゆうか、収穫がありました。
以前、「ホークスアイ」の時にお知らせした、私が持っている「黒~グレーのキャッツアイ効果のある石」ですが、たぶん、この本に書かれている「そっくりさん」のことではないかと。
何しろ、流通名が不確定な石なので、名前がないのです。
かつて旧満州で発見された“満州トラメ”とありました。
棕櫚の木がカルサイトで化石化したもので、グレー色をしている。とありました。
でも、写真がないので、定かではありませんが。

なんか歯にモノが挟まったような釈然としない思いで、先日お店の名前が出てきたAquacubeさんという石屋さんを見ていたところ、なんとなんと、ありました。その石。
「クォーツキャッツアイ」という名称で販売されていました。これです。
(ほんと、この店って“ない石”がないなー・・・凄い)
クォーツキャッツアイ

これ見てもらえると分かると思うのですが、別にこれを「ホークアイ」だと思う人はいないと思うんですよね。
私も別に「ホークアイ」だと思って購入していないですし。
売っている方も「ホークアイですよ。」と言って販売していないし。
「ホークアイがファルコンズアイと呼ばれるけれども、こちらのほうが、その名にふさわしいのではないだろうか?」という説明書きはありましたけれど。
(むしろ、ホークアイよりも珍しい石だと思うので、ホークアイ値段で買えるなら、そのほうがいいくらいです)
この本の中の「そっくりさん」って、そういう無理くりに探し出してきてるものが、ちらほら目に付きました。

それと、どうせなら、「〇〇ジェード」って販売名の石は翡翠じゃないよ、っていうことの、もっと分かりやすいはっきりとした説明とか、「サーペンティンとニュージェード」についての混乱を一掃するような説明とか、そういう肝腎なところが抜けている、という気が。

「文章力」というものの大切さを、この本を反面教師として改めて悟りましたね。

まぁ、教科書ってのも、人が書くものなので。
子供の頃には、「教科書=正しい」でしたので、その目線一方向で読んでみると、ヤバ目の本ではないでしょうかね。


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カテゴリ :  石のホント or はてな?
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