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コバルト60水晶

2006年02月20日 (月) 10 : 53
天然石として売られているシトリンやスモーキークォーツの中には、コバルト60という放射能処理で、水晶の色を変化させて売られているものがある。
ビーズ販売されているスモーキークォーツなどは、基本的に全部これだと思ってもいいんじゃないだろうか。天然であのムラのない、濃茶などあり得ない。
というか、本物のスモーキークォーツを手にすると、確かにビーズ加工されているものや、宝石加工されている綺麗な石との、あまりの色の違いにびっくりすることはある。
まさに“煙”水晶たる所以。自然の放射能処理能力の凄さを感じる。

シトリンに関しては、アメジスト熱処理モノと、このコバルト60照射ものとに分かれるけれど、アメジスト熱処理シトリンと、このコバルト60シトリンは、明らかに違う。
アメジスト熱処理シトリンは、シトリンだな、という波動があるけれど、コバルト60モノのシトリンは、シトリンというよりは、「ゴールデン水晶」だ。
水晶の質感そのもの、プラス、「何か」がある。

見分け方は簡単。
色がとても金色っぽくて色ムラもなく均一、石自体がとても綺麗で傷がない、つるつるのもの、しかも値段が水晶と同じくらいに安ければ、それはコバルト60照射シトリン。

この人口放射線コバルト60処理ものを、とても嫌う人も多い。
確かに、コバルト60処理シトリンとかスモーキークォーツって、最初妙な石酔いがあることは事実。
石のことがわかる人は、これらに関して波動がとても乱されているとかなんとか、って、言うことが多い。確かに、水晶なら水晶そのままでもいいのに、わざわざこういうことをする、っていう時点で、何か間違っているように感じるのも不思議ではない。

これ以外にも、粉砕ターコイズとか、練り物を嫌がる人も多い。
やはり、練り物って時点で、もうその性質を内包しないから、という意味だ。
内包しないわけではないが、微妙に不純物っぽい感じがするからだろう。
こなごなになっている「ターコイズ片」を、練って固めているわけだから、もちろん自然そのままではない。
この辺、どこまでがエンハンストメントといえるのか、確かに微妙なところ。
というか、粉砕ターコイズは、エンハンストメントというよりは、リサイクルみたいなものだ。捨ててしまうのはもったいないから、固めて石にしてみました、というものである。ソコソコ需要があって、売れるのだから、まぁ、それもありなのだろう。

ハウライトを染めたハウライトトルコも、天然石好きにはあまり好かれていない。瑪瑙は染瑪瑙でも違和感ないのに、ハウライトに関しては、おそらくその、ターコイズもどきにして売ろうっていう感覚そのものが、波動云々の話を別として、神経質な人には勘にさわるんじゃないかしら。天然おたくとは、「そのままじゃなきゃ駄目」な人種なのだろう。紺色に染めたハウライトラピス、なんてのもたまにあるからね。
ハウライトはハウライトのままが、とてもいい石なので、確かにそこまでしなくても・・・と、残念ではある。でもだからって、「悪い波動が云々」っていうのは、全部じゃない。
そもそもがこんなに自然と対極に生きる「不自然そのもの」になっている人間が、「自然じゃなきゃ、天然じゃなきゃ」って、こだわりすぎるのも、どうなのかな?と、個人的には思うことが、よくある。

それは、その妙な石酔いをする「コバルト60シトリン」を手にした時に感じたこと。
これ、シトリンって名前で売ってるのはなんとなく問題だとは思うけど、「ゴールデン水晶」としては、なかなかお綺麗だし、明らかに水晶パワー以上のパワー全開である。
なんか、怖いくらいに気を放出してる。

そもそも天然の石たちは、地球創世記から、宇宙の放射線やらなにやら浴びまくって磨かれてきた存在で、微量の放射能で死んじゃう人間とは訳が違う。
成り立ちが違うのだ。放射能なんて、ちっとも怖がっておらんのだ。

よく、こういう、人の手が加わることを、「石がかわいそう」という感覚で捉えるケースもあるけれど、私も、人工的なクラック水晶とかアクアオーラに関しては、最初の頃はそう思っていたけれど、今は、あんまりそのあたりにはこだわっていない。
「天然じゃなきゃ」を固持できるほど、自分が「天然」じゃないわけだし。
むしろ、アクアオーラなんて、大好きだ。
クラック水晶も好きなんだけど、ブレスレットとかネックレスにしていると、その綺麗なクラックが消えていってしまうので、なんというか・・・まるで、ぱっと咲いて散る桜みたいな感じで、わびサビを与えてくれるのだが、いつまでも、そのままのきらきらではいてくれないので、その辺が微妙だ。
水晶が、そのクラックという傷を癒しちゃっているのだから、喜んであげるべきなんだろうけど。

私は、時々手にしてしまう、んー確かにちょっと波動が変、っていう石のことも嫌いではない。
石も、最初はそうでも、ずっとそのままってことはないからだ。
浄化して、少しずつ少しずつ同調度合いを深めていくと、変わってくる。
よく「なんとかの波動入り」とかっていう付加価値で売っている石、ああいうのも最初はそうなのかもしれないけれど、結局は「身につけている人そのもの」に同調していくわけだから、「永久パワー」ではないのではないかしら、と思う。
というか、そういう「人間そのものの念が入っていることになっている石」って時点で、私は逆に、パスだ。そういう石は、怖い。
霊能者やヒーラーってのも色々だと思うし、霊界はそれこそ千差万別。その霊能者やヒーラーがどこにコンタクトを取っているのか、実際にはわからないのに、それを鵜呑みにするのは危険だと思う。(これは、チャネリングとか、占いとか、ダウジングとか、そういう類のものすべてに言える。自分の中心を本当に信頼できる時以外は、やらないほうが無難。不安な気持には、不安の霊界からのコンタクトしかない。過信の気持には、過信した霊界からのコンタクトしかない。そういうミステリアスなものに惹かれるのは、人情としてはわかるけれど、ハンパな気持では「魔境」が待っているだけだ。)
石を売る側は、なるべく無感情というのではなく、中庸感覚で売って欲しいと思う。
だから私自身は、「石は石」として、そのグレードなりで売っている場所が好きなのだ。
全然違う話だけど、天然石の原石には、微量にそういった過去の創世期の放射能が残存しているものもある。鉱物オタクは、石被爆に気をつけないと、実際それはある話らしい。それに、タイガーアイとかだって、原材料は石綿。恐怖のアスベストくんなのだ。
石綿に石英が染み込んでできた鉱物。あのシャトヤンシー、虎の目は、石綿のなせる技なのだ。
毒と薬は、同じもの。ということだ。

というわけで、何がいいたかったのかというと、放射能でこんな綺麗な色になっちゃう水晶って、やっぱり凄いなーってことです。
私たち人間は、ちっとの放射能でも人体にかなりヤバイ、ってことになっている。
コバルト60はγ線治療などで、医療現場で使われている、人口放射能。
使い方を間違えなければ、放射能っていうのは、優れもの、ってだれでも分かること。
天然に存在する放射能は、コバルト59なんだそうだ。
陽子27個と、中性子の数が、1個少なくて、32個。
コバルト60は、中性子33個。
やっぱり、「放射能も天然じゃなきゃ駄目」なんだろうか。


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カテゴリ :  石のホント or はてな?
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