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辛抱は信望。ヘソナイトガーネット

2006年02月13日 (月) 09 : 37
ヘソナイトガーネットをGoogleイメージで検索

 ヘソナイトガーネットというのは、鉱物学的に14種類ある“ガーネット・グループ”の中の、黄色~橙色~褐色の色をしたものです。シナモンストーンとも呼ばれているようです。確かに、とても美味しそうなシナモンカラーの綺麗なものもあります。
ビーズなんかでは、その綺麗なグラデーションカラーで売られています。

 ガーネットというパワーストーンは、宝石の世界でいちばん古い石、と言われている、人類が宝石として用いた石の歴史の中で、いちばん古い歴史があり、また、特殊なパワーを持つ石としての歴史も長い石です。
 ガーネットと呼ばれる石は、“ガーネットグループ”と呼べそうなくらい、多岐な種類の鉱物の総称で、一般的に私たちの手元にやってくることが多いあの深赤色の石は、アルマンディン(鉄ばん石榴石)、紫赤色のロードライトガーネットはパイローブ(苦ばん石榴石)、グリーンガーネットはアンドラダイト(灰鉄柘榴石)、イエロー~オレンジ~褐色のヘッソナイトガーネットはグロッシュラーライト(灰ばん柘榴石)という鉱物の一種です。
ヘッソナイトの「ヘッソ」って語源は、「下等な」とかから来ているそうなんですけど、ほんとに、ガーネット系って、謎が多いというか、人間の業の深さを感じさせる石です。だって、「苦ばん柘榴石」とかって鉱物名とか、ヲイヲイ・・・となりませんか。
「苦」とかよく平気で名づけたもんだ、って思いますよ。

 よく謳われているパワーストーンとしての効果の代表的なものは、
生命力の活性化。積極性、勇気をもたらす。努力を実らせる。
仕事の成功。人気運、援助運、をもたらす。
血液の浄化と再生。
信念の強化、忠実さと貞節を守る石。などなど。

「誠実であること」と、「努力すること」を、好む石なので、「誠実じゃなくて努力しない人」には、反応しない厳しいといえば厳しい石です。でも、努力を惜しまない人には、最高に忠実でパワー全開になってくれる石です。

 そのせいなのでしょうか、いわゆる“物事の即効性”を求めるせっかちな傾向が近年強まっているためなのか、ガーネットの色合いのせいなのか、はたまた「扱いが難しい石」としての触込みが広く出回っているためなのか、上記のような「名前」や「柘榴の由来」が影響しているのか、パワーストーンの中では、「あまり人気のない石」の地位がずっと定着しているような感覚を覚えます。
正直、なんかちょっと怖い印象があるんじゃないかなー。
(これは、オブシディアンなんかにも言えるけど)

 人は、“夢を実現する”“願い事が叶う”とか、そういう摩訶不思議な力を謳うものには以外と簡単に吸い寄せられていきます。
 奇跡が自分の身の上に起こりそうな感覚は、確かに興味をそそられます。
 「30分で分かる失敗しない株式投資」だとか、「損しない確定申告の裏技」とか、そういう“ノウハウ”そのものが何かを実現しているかのような、錯覚に惑わされがちです。
 ガーネットの意味する、“忠実”とか“貞節”には、どこか「気難しさ」「とっつきにくさ」「新鮮味のなさ」「気の長さ」を感じてしまうのも、無理はないのかな、と思います。ガーネットは、“ノウハウ”を教えてくれる石ではないからです。
 そして、“忠実”とか“貞節”は、やろうと思えば出来そうな、言い古された感覚ですから。

 だけど、「急がば回れ」といいます。
 あっけなく、仮にあっけなく、何かが達成できたとする。
 物凄い幸運が重なって、在り得ないラッキーが訪れる。これは確かに幸せです。
 でもその場合は、下地がない分、そこから苦労するのです。
 事前か、事後か、その違いです。
 物事は、何でも“基礎”が大事。
 空論、虚実は、結局空しい“夢”になってしまうことが往々にしてあるのです。

 私は実はガーネットって、心のどこかで苦手意識がありました。
 ちなみに、私がこの世で初めて自分で買った宝石は、そんな内容とは露知らず、ガーネットの指輪なのです。
 昔から、いろいろな宝石類を購入し、紛失してきましたが、そんな紛失癖のある人間が大昔からずっと無くさずに手元に残っているので、私にとって“必要な石”なのだと感じてはいました。
(余談ですけど、本当に、消えるんですよねー、無くなって欲しくない石ほど。)

 でも、ヘソナイトに出会って、少し変わりました。

 おそらくその色のせいでしょう。
 ヘソナイトの有する色は、第2チャクラ、第3チャクラの色。
 自己実現、創造力、コミュニケーション、循環、喜びの色。

 今は、ヘソナイトガーネット、グリーンガーネット、そして、最もポピュラーな“深紅の”ガーネットを組み合わせたネックレスやブレスは、ほとんど毎日しています。
 とても、思考が落ち着き、エネルギーが身体を巡回する様がよく分かります。

 “能力”“才能”というものは、必ず誰の中にもあって、その人に「ふさわしい自分」を常にハイヤーセルフと呼ばれる霊の自分が囁いています。
 じかにそこにアクセスすることを、人は好みます。
 それができることは、とても“便利”な感じがするからです。
 しかし、私たちの身体と心というのは、本当によくできていて、そこへアクセスして、それを生かすためには、“下地”“基礎”が要であることを教えてくれている。
 自己実現するには、結局、「胎が座ること」と「大地に根ざすこと」が肝腎要なのだと思います。理想論だけ振り回していても、実現しない理由が、ここにあるのです。

 ガーネットが、何ゆえ「宝石の歴史の中で、いちばん古い石」なのか、を想う時に、そこにヒントが隠されていると思います。
 「肉体を持つ人間が霊性に繋がるために重要な鍵を持つ石」であったからこそ、ではないでしょうか。
 ガーネットは、「まず自分に忠実で、自分に貞節であれ」を、教えてくれています。
 


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カテゴリ :  底力発揮stone
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