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紫の代表、アメジスト

2006年01月12日 (木) 12 : 47
アメジストをGoogleイメージで検索

アメジストというポピュラーな宝石は、パワーストーンとか天然石とか、よく知らない人でも、ご存知かと思います。
紫色のクォーツ。和名も「紫水晶」の名のとおり、紫色をした水晶です。
水晶石英ファミリー系の石の中で、最も「宝石」的に取り扱われている機会の多い石ですが、産出量の多さから比較的安価な半貴石として、長年親しまれてきている石。
この石の紫の発色は、マンガンやその他のミネラルによるもの、と言われていますが、宝石学的にはなんと、確定的には分かっていない、という石なのです。
けっこう、科学ってそんなものみたいです。

アメジストは、好き嫌いが大きく分かれる石だと思います。
好きな人には、これ以上ない、っていうくらいの最強マスター石にもなれば、逆に「気分が悪くなる」「どうしても好きになれない」って人もいると思います。
それは、他の癒し系石、たとえば瑪瑙やジャスパーやカルサイトなんかの持つ「万人にやさしい」懐の深さとは異質の波動を持っているからじゃないかと思います。

何が異質かというと、これはあくまでも今の世の中基準では「異質に感じる」ってだけの話かな、ということなんですけれど、よくアメジストに謳われている石の意味として、「霊性への扉」というものがあります。

地球上の人間は、霊的存在が、肉体、いわゆるカラダという物質を借りて、物質的世界を経験しながら霊性を高めていくために、誕生して成長して年老いていく存在ですが、この物質というものはクセもので、カラダこそ人間、という観念が主導権を握っている場合には、このアメジストの波動って「なんとなく好きになれない」という不快感をもたらすことがあると思います。

そう言われてみると、アメジストに謳われている意味って、どこか雲を掴むような曖昧な記述が多いような気がしませんか?
一般的に、パワーストーンというのは、なにかと「ご利益があったり、運が良くなったり」っていうことが主体で広まっていたり、興味を示したりする人が多いと思うのですが、アメジストって今ひとつ「何がどう良くなるのか?」が掴みづらい石だと思うのです。
いわゆる、ぱっと見の「現世利益」感覚が少ないんですね。

魅力を引き出す、精神的不調を癒す、冷静な判断力を身につける、霊性の向上、洞察力をもたらす、他人に左右されない強い意思をもたらす・・・などなどが一般的に言われている意味で、身につけていると、酒に悪酔いしない、悪い誘惑を絶つ、その他には芸術的な才能を引き出す力がある、なんてのもあります。

アメジストは、たしかにこういうことをしています。
但し。決め手は、「こういうことが自分にとってとても重要だ。」という認識のもとに、アメジストを「好き」だと思える場合、ですかね。
真の自分らしさ、真の自由を、本気で求める人には、本領を発揮してくれる石です。現実的目線からは、「それを選ぶことは一見不利なのでは?損なのでは?」という理由で、自分の本当に望んでいることに着手する勇気を持てずに現状維持に安住して、結局心のどこかに不満を持ち続けてしまう・・・そのメビウスの輪からの脱出を、本気で決心して行動を起こす人へのサポート力は、絶大だと思います。
だから、「このアメジストは、なんかいいかも、綺麗かも、気になるかも。」と思うようなアメジストに出会った時って、もしかすると、そういうステップアップ到来の時期なのかもしれません。

何しろ、これだけ安価がキープされる(=産出量が多い)っていうことは、それだけ、「必要数が見込まれること」を、天がわかっているからなのです。
自然界というものは、宇宙の法則に忠実で、無駄なものは作り出さないし、その調整も大変絶妙です。
そういうものが分からずに、「今度企画した商品は売れるだろうか・・・と試行錯誤のあげく、安全パイで二番煎じでマンネリだけど、売れ筋の無難なこっちを出しておこうか。。。」なんて、経済活動に振り回され、未来を五里霧中状態にしてるのは、地球上で、人間だけです。


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カルマについて1

2006年01月12日 (木) 01 : 33
「精神世界」というフレーズは、今や特定の志向ジャンルとしての定着感を持ちますが、まだこの「カルマ」って言葉に関しては、現在の世の中ではあんまり市民権持ってないですね。
(某宗教団体の、10年前の事件の印象から「カルマ」って言葉の印象がとても悪いものになってしまったなぁ、と、当時テレビニュースを見ながら感じていましたけれど)

私たちの生きている世界っていうのは、取りこぼし無く誰にも、生まれた時からある種の「ハンデ」ってものがあって、現在の人生では、「その清算」と、「清算しながら、より進化する」ことが目的で、自分でこの自分をわざわざ選んで生まれてきている・・・というのが、概ね精神世界的なものでは謂われている概念ではありますが、これって、けっこう「骨身に沁みて理解できる」ようになるのに、時間かかりますし、一生そんなこと気が付かない人だっていると思います。

この背負ってる「ハンデ」が、カルマと呼ばれるものの正体。
まぁ、何度人間をやり直しても、いっつもいっつも引っかかり続けた性格的傾向のようなものですね。
今の自分を選んで生まれてきているのは、その背負っているハンデを克服するのに、いちばん相応しいキャラクターである、ということを、実は生まれる前には分かっていたはずなんだけど、私たちはその記憶を封印されてしまうんですね。生れ落ちる瞬間に。

だから、今生きている私たちって、とっても難易度の高いゲームに参加しにやってきているんですわ。
人間ひとりひとりの運命やら人生やらが、十人十色なのも、このためですね。
だから、「自分がなんとなく苦手だったり嫌いだったり避けて通りたいのにナゼかいつも同じことを繰り返してしまう」ことや、ナゼか出会う「苦手なタイプの人」なんかに、このカルマの清算の鍵は、隠れているのです。

どうすれば、この「カルマ」ってやつを片付けられるか?

そこで、パワーストーンの登場です。
但し。これは、花◎的注意書きですけど、時々、パワーストーンの意味なんかで、「カルマの解放」とか「カルマを癒す」とかの記述なんかが見受けられるんですが、「石持っただけでカルマが消える」という虫のいい話ではありません。

あくまでも、自分のカルマに気付き、内省し、同じ失敗を繰り返さないようにするのは、自分自身の意思です。
パワーストーンは、そういう気付きを得る機会、つまり人生の中での大きなチャンスに、スムーズに成長を選べるように促そうとしてくれる「助っ人」なのですわ。

私は、石がそんなことをしているってことに気がついたのは、石好き歴がかなり過ぎ去ってから、なので、このブログの骨子のひとつとしても、「これを知ってるか知らないか」で、かなり人生変わるな、おい、と、痛切に感じています。

漠然と石持つよりも、「石って本当に働き者だなー」ってことを、分かってたほうが、いいですよ、ホント。
だって、そのほうが「気付き」がスムーズですからね。


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